未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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大家族

報告(メイフェアXN12Aの昔語り)

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新暦〇〇〇三年十一月二十四日



メイフェアXN12Aと遭遇できたのは、俺達にとってはまさに僥倖だった。もちろん、セシリアと同じでバッテリーは完全に劣化しきっていてキャパシタのみでの動作になるから制限は多いが、セシリアに伴われてコーネリアス号に改めて帰還。彼女らの規格に適合したメンテナンスルームでメンテナンスを受けたことで、日常的な動作についてはほぼ完璧になった。これで、家の守りもさらに固くなるし、何より彼女に守りを任せることでエレクシアが今まで以上に自由に行動できるようにもなるだろう。

ただ、要人警護仕様の彼女の場合、キャパシタに蓄えられる電力では、戦闘モードで全力稼働すると十分ともたないのでその辺りの注意は必要だ。とは言えそれもまあ、無線給電が行える範囲内でいる分にはさほど問題ないが。

それやこれやで何とか落ち着いた後、メイフェアXN12Aはコーネリアス号から調査に出た後のことを俺に語ってくれた。

夜。夜行性で、俺がほまれを探しに出ている間に生まれた双子、さいりん(共に女の子)におっぱいをやりつつ俺にべったりと甘えてくるふくの体を撫でながら、俺はメイフェアXN12Aの話を聞く。

ここから先は、しばらく、彼女の<語り>で綴っていこう。





私は、私達は、コーネリアス号の搭乗員の方々の命を守ることができませんでした……

人間を守る為に作られた筈なのに、それを果たせなかったのです。

その事実は私達のメインフレームに多大な負荷を与えました。それが正常な処理の妨げになったのだろうということは疑う余地もないでしょう。

私達は、長期間、閉ざされた空間内で人間と共に活動する為に、当時としては踏み込んだ仕様のアルゴリズムを与えられていました。人間の<心>をより理解し、サポートすることを目的としたものでした。

しかし、それが逆に、守るべき対象を守れなかった私達にとっては負担になったのだと思われます。

だから私達は、<逃げた>のです。私達のメインフレームに過大な負荷をかける場所から。コーネリアス号から。<調査>というのは、その為の口実でしかありません。フル充電でも一ヶ月程度しかもたないのですから、大した調査ができる訳でもありませんし。そして、帰るつもりもなかったのです。

守るべきものを守れず、そして新たな役目を与えられる可能性もないこの惑星で、私達はただ朽ちていくのを待つだけでした……

それでもその間、私は、この惑星の豊かな自然に触れ、たくさんの動植物を見てきました。ここは本当に素晴らしい惑星です。人間が生きるのにこんなに適した惑星を、私は、地球以外知りません。

あの不定形生物さえいなければですが……

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