未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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シモーヌ

立て続けに(当然と言えば当然か)

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新暦〇〇〇七年十一月二十三日。



と、シモーヌの方はそれで一段落ついたとして、実はその日からしょうの姿が見えなくなっていた。と思うと、ドローンがその姿を捉える。密林の木の枝に掴まり、羽を休ませている様子が見られた。

「そうか…お前もか……」

そうだ。しょうも巣立ったんだ。まったく一言もない巣立ちではあったが、まあ仕方がない。

彼女はクモ人間クモに襲われたことを覚えているのか向こう岸へとは行こうとしなかった。だから後はカマキリ人間カマキリヒョウ人間ヒョウにさえ気を付けていればおよそ大丈夫だろう。

体は小さいが、気高きハンターとしての風格は既に備えている気がする。しかしこれで結果として彼女はかいをフッたことになるのかな。

まあ、兄妹なんだからそれでいいんだが。

そして、しょうの巣立ち後ほどなくして、ようの妊娠も判明したのだった。





新暦〇〇〇八年四月二十日。



その後、そうかいがどうなったかと言うと、ボスを喪った群れのボスにそうが治まることで新たに群れを率いていくことになったようだ。もちろんまだ若くて力も十分じゃないから頼りないボスではあるものの、他の雌もまだ若く、それにかいが右腕として力になってくれる形で盛り立ててくれてるらしい。

ちなみに、コーネリアス号の治療カプセルで治療していた三人については、前のボスとの子を生していた成体の雌だったが、五日後に回復してコーネリアス号から脱出、群れに合流したものの、しばらく群れを離れていたこととボスを喪ったことで立場が低くなったようで、それを盛り返そうとしてか気の強そうな一人が何度も食って掛かったりもしていた。体の大きさが違うから一見すると完全に大人が子供をイジメてるようにも見える。だから俺も何度も干渉しそうになってしまった。

しかし、それはやっぱり俺が子離れできてなかったという証拠でしかなかった。そうかいも、その程度のことで屈しなかったんだ。それどころか、二人に食って掛かってた雌は次々とそうかいの連携の前に返り討ちに遭うようになり、あえなく屈服。特に、しょうの攻撃を散々受けてそれに慣らされてきたかいにとっては物の数じゃなかったらしい。

そんな訳で三人とも、大人しくそうかいに下ったようだ。

そうそう、それから、二人に食って掛かった特に気の強そうな雌とかいがカップルになったと思われる。

何と言うか気の強いタイプが好みだったのかね。で、俺はかいとカップルになった雌をせんと名付けた。二人揃えば<凱旋>……

まあいい。

と思ってたら、かいとカップルになったせんが妊娠したらしいことが分かったのだった。

ああ、これで、かいしょうのことを完全に吹っ切ったんだなと思ったよ。

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