未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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子供達

都合が悪いから(なんてのは無理だよな)

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新暦〇〇一一年九月二十日。



俺達の<縄張り>に隣接して縄張りを持つようになったものの、駿しゅん達はこれといって敵対的な様子は見られなかった。俺達が厄介で危険な獣だということを向こうは向こうで認識してるんだろう。

必ずしも友好的ではなくても、馴れ合うことはできなくても、隣り合って生きることはできる。『厄介なのはお互い様』と考えることができればな。

そうだ。俺はどうしても考えすぎる性分だから、自分の置かれてる状況を理解しようとして難しく考えてしまっていた。

何度も自分でも考えていたはずだが、ただそこにいることを受け入れてしまえばいいだけの話なんだよな。

もっとも、その『受け入れる』ってことが難しいんだが。

人間ってのはどうしても、自分に都合の悪いものは遠ざけたい、見たくない、知りたくない、関わりたくないって考えがちだし。

とは言ってもなあ。都合が悪いからって『まったく関わらずに生きる』ってことがまずできない。部屋に引きこもって誰にも会わないようにしようとしても、実は一番関わり合いたくないであろう家族と関わらないと引きこもってさえいられない。

それが現実だもんなあ。

だから結局、現実ってのはきちんと向き合わないといつまで経っても苦しみ続けることになるってことなんだろうな。向き合った上で、どうしようもないものについては敢えてスルーするとかってのが必要なんだろう。

とかなんとか、やっぱり考えすぎてるな。

そんな自分に苦笑いを浮かべながらも、今日も駿しゅんの群れが密林の中を走り回ってるのがたまに見えたりするのに俺はホッとしてるのを感じてた。元気そうで何よりだ。

しかも、駿しゅん達の姿が見えるのは、必ずろく号機がいる辺りだ。陸号機が自分達を守ってくれると認識してるのかもしれない。

「しっかりと野生に戻りつつ、自分の経験を活かしてますね。それなりに知能もありそうです」

とは、シモーヌの弁。

むしろそうならありがたいよ。無駄に敵対してこないのならこっちも手を出さずに済む。

それにこっちは今、ベビーラッシュで大変なんだ。そこまで気を遣っていられない。

しんこうかん

ようと俺の子のすい

ほまれのところのたもつみどり

しょうのところの凌りょう

めいかくの子、えい

かいのところのえんけんは三歳になってやんちゃ盛りだ。

ちなみに、あまり触れてこなかったが、ちからはるかの息子のあきらはまだ三歳にもなってないってのにもう体もかなり大きくなって、勝手に川を下って本流の方に行ったりもしてるらしい。姉のきたる以上にたくましいやつだ。

でもその代わりか、ひかりとは遊ばなくなってしまった。実年齢は九歳となり見た目にはハイティーンという感じながら絵本とかを読むのが好きなひかりとは、遊び方が合わないんだろう。

それにひかりには今、イレーネがいるからな。さみしくはないようだ。

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