未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

明編 麗

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新暦〇〇二八年十月八日。



形としては<連れ去り>ということにはなるんだろうが、元々群れの中でイジメられてたみたいだなからな。下手をすると死ぬまでイジメたおされてた可能性もあるし、それを考えればむしろ助けられたとも言えるんだろう。

とにかく、しんが連れ帰ってきたその子を、俺はうららと名付けた。女の子だ。

うららは、天敵であるめいしんによって群れから引き離されたところを、ある意味ではあらたに救われた形になったことで、あらたにすごく懐いてしまった。

しかも、あらたの方もうららのことを気に入ったらしく、いつも彼女を抱いて一緒にいた。

「う~む。これは、ひょっとすればひょっとするかもな」

「ですね」

その様子を見ていた俺とシモーヌは、ある予感に頬が緩むのを感じてしまった。

そう。あらたの新しい<お嫁さん候補>が現れたということだ。

ほまれみことの件の時もそうだったが、人間では小児性愛だなんだと言われるかもしれないそれも、野生では別に珍しいことでもないだろう。要は子供を作れるかどうかだけが問題だからな。

りんとの間では子供ができず、子供を望むかどうかですれ違ってしまったゆえに別れることになってしまったあらただったが、同じパパニアンが相手で、うららの方も受け入れてくれるなら、もしかしたら子供ができるかもしれない。

ちなみに、そのりんは、現在、ゆうというレオンと結ばれ、娘(たぶん)のあんを生んで幸せに暮らしている。ずっと一人だったあらたと比べるとちょっとあれだったから、ここまで触れてこなかったんだ。しかしうららが来たことで、ようやくあらたにも春が訪れたということになるかな。

このまま上手くいってくれればいいんだが、仲の良さを見ている限り大丈夫そうな気がする。

しかし当然、うららえいのことは怖がっているものの、あらたが、

「大丈夫。心配ない」

と伝えているそうで、あらたと一緒なら大丈夫なようだ。

じんと一緒に暮らし始めた時にはひそかも怖がっていたものの慣れていったから、実際に一緒に暮らしているうちに平気になるだろうな。

それに、万が一のことがあっても、エレクシアかイレーネが傍にいれば守ってくれる。

というわけで、こっちはこれでOKだ。

結果としてうららを救ってくれた形になっためいは、そんなことなど忘れたかのように今日も今日とて狩りにいそしんでいた。

そして、容赦なく獲物を仕留めていく。

だから彼女にとってうららを救ったことはあくまで結果論であって、人間が思うような<優しさ>じゃないんだろうな。

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