未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

明編 特徴

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新暦〇〇二八年十二月十四日。



俺の家族だけでは<人間の社会>などできるとも思えなかったが、こうして、じゅんまどかれいといった<外の血>が入ってくることで、そして他にも先祖返りを起こして生まれてくる子がいるという事実が確認できたことで、一気に可能性が高まった。

ただ、一口に<人間>と言っても、それはあくまで見た目だけで、能力等については少なからず元の種の影響を受けている。

外見上も完全にパパニアンであるうららを相手に、ほぼほぼパパニアンとしての遊び方ができるまどかもそうだし、明らかに人間の赤ん坊とは次元の違う力を発揮しているれいを見ても分かる通り、かなり人間とは違った生き物であることも事実だな。

思えば、じゅんもそうだった。

そして、パパニアンのひそかと人間である俺の間に生まれたひかりと、見た目だけが人間のそれとして生まれたパパニアンのじゅんとの子であるひなたは、純粋な人間の部分は四分の一にとどまってるわけだ。

う~む。こうして思うと、ここにできるのは、見た目は人間ではあるものの、やはり<人間とは違う種>の生物の世界ということになるんだろうなあ。

なら、なおのこと人間と同じ失敗をする必要はないよな。



俺がそんなことを思っている間にも子供達はものすごい速さで成長していく。

「た…たー。ぷ……」

前にも言ったが、生後僅か二週間ほどでひなたは<クーイング>を始めた。いわゆる<赤ちゃん言葉>と言われる<喃語なんご>の前段階の発声だ。

実はひかりは、その辺りは人間とほとんど変りなかったと思う。それどころか、いわゆる<言葉>を話し始めるのはむしろ普通の人間よりも遅かった。

これについては、母親がパパニアンだからということで特に気にしないようにしてたんだが、ひなたがこれだと、単に個人差だったのかもしれないな。何しろあかりも普通の人間に比べればやや遅い程度だったし。

それからさらに時間が過ぎて、

「んまんま、ぷあ~。あぶう」

などと、ひなたが喃語を口にし始めても、れいはクーイングさえ始めなかった。これは、彼女がマンティアンであることも影響してるのだろうか。

だからといって知能の発達が遅れているという印象もない。俺達を冷淡な目で見詰めるその視線にはちゃんと知性を感じるし、周囲の様子を淡々と窺っている様子はしっかりと状況を理解しているようにも見える。

だからあまり心配しないようにしようと自分に言い聞かせる。

人間だって個人差があるんだから、いろいろな生き物の特徴を持つこの子達が一様に決まった成長の仕方をしないのはむしろ当然だろう。

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