未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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新世代

來編 門出

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新暦〇〇三十二年五月十日。



こうして、あかりきたる、ビアンカ、久利生くりうの四人の<ハーレム>を本格的に始動させることとなった。

で、夜が明ける前に完成したアリス参号機とドライツェン参号機が、そのまま、組み立てを終えたローバーに集落を建設するための資材を積み込んでコーネリアス号を出発する。

この辺りはロボットだから便利なものだ。誕生したその瞬間には<その道数十年のベテラン>として働けるんだからな。

ここは、人間どころかどんな生き物でも勝てない、<ロボットの強み>だな。

それを活かして早速、集落の建設を始める。

基本的には俺達のそれと同じく、<壊れてもその都度直せばいい>ということで、コーネリアス号に積まれていたプレハブをベースに家を建て始める。

整地するだけでろくな基礎工事もしない工法だが、不具合があれば順次直していけばいい。

ちなみに<家>は、こっちに建てたビアンカ用の設計をベースにして、あかり、ビアンカ、久利生くりうが一緒に暮らせるものを作る。

で、同時に、きたるのための<池>も作り始める。

こちらは、アリス参号機、ドライツェン参号機と一緒に来たモニカ(アリス初号機)とハートマン(ドライツェン初号機)が担当だ。

パワーもスピードも、要人警護仕様のメイトギアには遠く及ばないが、それでも人間とは比べ物にならない。そして躊躇もない。設計どおりにガンガン水路を掘っていく。

設計自体、俺達がずっと暮らしてデータを蓄積したものが役に立っている。

そんな中、いよいよあかりきたるとビアンカと久利生くりうが出発する。

きたるはやっぱり久利生くりうから離れようとしないので、そのままついていく事になる。

なお、移動については、ビアンカときたる久利生くりうは、ビアンカ専用ローバーを使って陸路と水路を、あかりはミレニアムファルコン号を使って空路を、という形で移動する。

ミレニアムファルコン号はワイバーン一型と同じくロボットプレーンなので、別にあかりが操縦しなくても自力で飛んで行ってくれるんだが、せっかくなので先にまずコーネリアス号に行って、野菜を収穫したり生活用品をまとめたりとあれこれしてからということだった。

「と言うわけで、一足先にちょっくら行ってくらぁ!」

「気を付けてね」

「油断しないこと」

「いってらっしゃ~い♡」

「いってら~♡」

「おうよ!」

などとビアンカやひかりまどかひなたとやり取りして、あかりは、ミレニアムファルコン号を背負ったまま数歩走っただけで離陸して見せた。

相変わらず見事なものだ。

さすがはアクシーズであるようの娘。もう完全に空を自分のものにしたな。

そんなあかりに続いて、ビアンカ達も出発。

俺とシモーヌが見送ったのだった。

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