未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第三世代

ビアンカ編 人間(地球人)という生き物の特徴

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こうして、<復讐の連鎖>と<復讐を言い訳とした犯罪の拡大>を防ぐべく徹底したケアが行われるようになっていくそうだが、ここでも、当時、急速に性能を高めつつあったロボット(特にメイトギア)が活躍したとも。

<犯罪被害者や犯罪被害者遺族のケア>に特化したメイトギアも開発され、不眠不休で働き続けることができるロボットの特性を活かし、徹底的に寄り添い、言葉に耳を傾け、時には<八つ当たり>も受け止めながら、<犯罪被害者や犯罪被害者遺族のケア>を行っていったそうだ。

もちろん、それは人間のケアマネージャーの監督の下でだが。

『秩序を守るためには復讐は認められない。認められないが、同時に、犯罪被害者や犯罪被害者遺族への対応も疎かにしない』

というのがようやく本格化していったということだな。

また、大前提として、『そもそも犯罪が起こらないような環境づくりも徹底された』とのこと。AIを利用した防犯体制の強化も、当然、これに含まれる。

それが、今日の人間(地球人)社会の安寧を担保してる。

まあ、何だかんだで殖民惑星によっては不安定な状況になり、果ては紛争まで起こってるところがあるのも事実ではありつつも。だけどな。

人間(地球人)という生き物の業の深さも思い知らされつつ、同時に、『より良くあろうと努力を続ける』という一面も持つのが人間(地球人)という生き物の特徴だ。

俺も、自分が人間(地球人)社会に生きていた頃には、

『人間なんてのはいつまで経っても何も変わらない、愚かな生き物だ!』

などと悟ったようなことを考えていたりもしたが、それ自体がただの<中二病>ってやつで、この世のすべてを分かった気になっていた痛々しい思春期特有の勘違いを大人になっても引きずっていた状態だったな。

要するに、自分が努力しない言い訳に、『人間なんてのはいつまで経っても何も変わらない、愚かな生き物だ!』と言い張っていただけだ。

が、今では、ことここに至って、それじゃダメなんだと思い知らされている状態だ。ましてや、ここには人間(地球人)社会に蔓延していた<厄介事>のほとんどが存在しない。<しがらみ>もない。<暗黙の了解>や、<場の空気>もない。<同調圧力>も<因習>も<妄執>もない。ほぼほぼまっさらの環境なんだ。

それは、

『誰か一人が罪を背負って<世直し>をする必要がない』

という意味でもある。

力で誰かを抑え付けようとするのは、すぐさま、

<力によって他人を思うままに操ることができるという既得権益>

を生む。

それを成した者の後継者が得るものこそが、まさしく<既得権益>なんだからな。

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