未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 趣味の鉱物採集

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新暦〇〇三七年三月八日



ルイーゼ達は、順調に鉱物調査を行っていた。まあ、<調査>と言うか実際にはほとんど、

<趣味の鉱物採集>

って感じではあるけどな。が、それが現に有益な情報をもたらしてくれたりするんだからありがたいことだよ。彼女の好きにさせておくだけのメリットは確かにある。

まあ、そのメリットがなくても、俺達に実害がないのなら好きにしててくれて構わないけどな。

『別に自分に直接のデメリットがあるわけじゃないのに、他者が好きに振る舞っていることに対してやたらと感情的になる』

みたいな奴も人間社会には少なくなかったが、あれもいったい、どんな心理なんだろうな。

『自分は好きなことをやれてないのに、自分以外の誰かが好きなことをやれるのは許せない!』

ってことか? いや、だからそれは<甘え>だろう? 

<何でも自分の思い通りになってほしいという甘え>

だ。

それに彼女の場合は、

『鉱物以外には興味がない』

ことで、結果的に、

『好きなことをやれて満たされているように見える』

だけだしな。

だってそうだろ? これでもし、彼女がオシャレや美味しい食事や恋愛に興味があったとして、そっち方向で『満たされる』と思うか?

桜華おうかが世話をしてくれているからまだギリギリ人間らしさを保っているようには見えるものの、

『小用はオムツで済ませ』

『髪も自分では整えず化粧もせず』

『服装にもまったく頓着せず』

『他者とまともにコミュニケーションすら取ろうとしない』

そんな人間がもし、

『誰かと恋をして結ばれたい』

みたいなことを考えていたとして、その願いがそうそう叶うと思うか?

『こんな女なんかお断り!』

と言われるのがオチじゃないか? 彼女はたまたま本当にそういう方面にはまったく関心がないから本人がそもそもそんなことを気にせずに済んでいるだけだ。

別になんでもかんでも好きにやれてるわけじゃない。

アニメやアイドルに入れ込んでる人間がそれに没頭できているのと大差ないとは思わないか?

恋愛や人間関係方面は後回しにしてでも。

結局はそういうことだろう? 

そして今の俺は、正直、<親目線>で彼女のことを見ていると思う。

『コミュニケーション能力に重大な欠陥を持つ我が子が、すごく入れ込めるものを見付けてそれに没入することで幸せそうにしている』

ように感じられているというのはすごくあるだろうなあ。

でも、それでいい。それでいいと思う。

そしてひかりは、<冷徹>だからこそ、自分達に対して害を為す気のない彼女のことは敵認定もしていない。

彼女がしてる<好き勝手>くらいは、ひかりにとってはどうでもいいことなんだ。

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