未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第四世代

光編 まずは仲間を守る

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いざとなればルイーゼを囮にする覚悟も持ちつつ、今の時点では斗真とうまと一緒に避難をしてもらう。

人間や人間の気配をさせるものに対して異常な攻撃性を見せる怪物であるヒト蛇ラミアの場合、斗真とうまは直接の攻撃対象にはならないかもしれないが、ばんのところに現れたヒト蛇ラミアは、そういうのもまったくお構いなしで目についた生き物を片っ端から攻撃するような様子も見せてたし、あの巨大な体を維持するためには大量の食糧が必要だしで、捕食される可能性もあるから残しておくわけにはいかなかった。

桜華おうか……」

避難の準備をしていると、ルイーゼが心配そうにそう呟いた。桜華おうかのことをそんな風に思ってくれているんだと分かって、やはり彼女のことも見殺しにはできないと改めて感じる。するとひかりも、

「大丈夫。私もルイーゼのことは守りたいと思ってる」

敢えてそう口にした。自分の腕の中で寝ている萌花ほのかを見つめながら。

ああそうだ。ひかりは野生のメンタリティを持つことで冷淡にして冷酷な感性も持ちつつ、<仲間>については手厚く庇護する必要性も理解してくれている。『まずは仲間を守る』という考えも持たない者に信頼を寄せてくれる人間はそうはいないだろうから、これも大事だ。

その点、<仲間じゃない者>に対しては非情だったりもするだろうが、こちらも<上に立つ者>には求められる資質だろうしな。その<仲間>の範囲が、

<自分と同じ人間(地球人含む)>

であればそれでいいだけで。

かつての地球人は、リソースの関係もあって<仲間>の範囲が狭かったことで同じ人間同士で争うことにもなったが、朋群ほうむ人社会ではそのリソースをまず十分に確保することで、

<生きるためのリソースの奪い合い>

は回避したいと思う。相手が同じ人間であればこそ、恨みも尾を引くしな。

今も自分がそう考えられていることを確認して、状況を見守る。その俺の腕の中には錬慈れんじ。シモーヌは、授乳の後で仮眠をとっている。これも精神の安定を保つには必要なことだ。

地球人の中には、

『自分はこんなに大変だ』

『自分なこんなに頑張ってる』

というのをアピールしたがる者もいたが、そんなことを誇って他者を見下し嘲るようなことをしていてそれで敬ってもらえると本気で思ってたのかねえ。

だからこそ、たとえルイーゼがヒト蛇ラミアを引き寄せてるんだとしても、<仲間>として守る。そしてひかりがそれを分かってくれていることを確認する。

自分がきちんと守られる実感があるからこそ、社会において力を発揮しようと思えるというのもあるはずだしな。

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