未開の惑星に不時着したけど帰れそうにないので人外ハーレムを目指してみます(Ver.02)

京衛武百十

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第五世代

ルイーゼ編 彼女にとって生きやすい環境

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そうだ。

『AIやロボットに心や感情がある』

と仮定して、じゃあAIやロボットが人間(地球人)の理不尽さにキレないのはどういう心理がそれを成立させてるんだろうな。

人間(地球人)ってのは、基本的に見下してる<人間以外の生き物>に対しても自分の思い通りにならなければキレたりするだろう? それこそアリのような小さな昆虫相手でも本気でキレたりもする。

だから、

『自分の方が絶対に有利という事実によって精神的な余裕が確保されているはずの状況でも些細なことでキレるという人間(地球人)よりも確実に能力の面では上位存在になっているであろうAIやロボットが人間(地球人)を下に見ているからこそ余裕を見せられている』

的な理屈でも説明できないよな。こうなるともう完全に<人間が持つ心や感情>とはまったく別のものであると考えるしかないんじゃないか? 

そこまでして無理に『AIやロボットにも心や感情がある』ってこじつけるよりも『心や感情は持たない』と認めた方が話が早いと思うんだよな。精々、

『AIやロボットが見せる振る舞いに対して人間(地球人)の方が勝手に心や感情を見出してしまう』

というところに落ち着くのがいいと思うんだ。

加えて、人間(地球人)が想像する上位存在のはずの<神仏>にさえ人間(地球人)でも理解できるような形の心や感情があるくらいなんだから、AIやロボット程度に人間(地球人)には理解できない心や感情があると考えるのはそもそも無理があるんじゃないか?

<八百万の神々>やら<ギリシャ神話>やら<北欧神話>やらの<神>なんて、人間(地球人)以上に人間臭い感情まみれだったよな。

『お前らよくそれで<神>を名乗れるな?』

と呆れるくらいに俗っぽかった覚えしかない。単にそれこそ<生身の人間には使えない力が行使できるだけの存在>でしかなかっただろう。

まれに何か立派なことを述べたりもしていたが、それすら<人間が考えたもの>でしかないからな?

だからこそ俺は、エレクシアに心や感情があろうがなかろうが彼女の献身に対して感謝してるし労いたいとも思ってる。『心や感情があるから感謝したり労ったりする』のは、俺の中では『違う』んだ。

ロボットであるエレクシア相手でもそうなんだから、ルイーゼが俺に理解できない人間であっても、彼女の存在そのものは敬うし労いもするさ。

<彼女にとって生きやすい環境>

を作り上げていくのも俺の役目だと思ってる。

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