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第三章 建国祭編
85 準備
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「…………はぁぁぁ!! な、な、何言ってんだ!?」
俺が予想していたことよりも斜め上の頼み事をしてきたリズに驚き、椅子から立ち上がる。異性に興味はない俺だが、こんな美人に告白されたらドキドキするに決まっている。
そんな俺の姿にリズはクスクスと笑っている。自分が何を言っているのか分かっているのだろうか。
「っふふ……そんな驚かなくても本当に婚約者になる訳じゃないわよ? フリをしてくれればいいの! そうすれば見合い話も無くなるでしょ?」
「へっ、あ、あぁ……フリね」
リズの言葉を聞き我に返る。そりゃそうか俺はリズ好みのガッチリマッチョ体型ではなくヒョロガリですのでね。万に一つもそんなことある訳ないのに何をちょっと嬉しがってしまってしまったのだろう。あまりのモテ期(男性に限る)に調子に乗っていたのかも、恥ずかしすぎて死にそうだ。俺は大人しく腰を下ろした。おそらく俺の顔真っ赤なゆでだこ状態であろう。
「ふふふ、大丈夫よ! サタロー全く私の好みじゃないもの安心しなさい!」
「……ははっ、そうだよね」
そこまでハッキリ言わなくても……とか思ったが調子に乗った俺が悪い。一応俺転移する前の更にいじめられる前までは学校でも噂のイケメン生徒だった。だからワンチャンあるとか思ってしまった俺が悪い。小学生頃の足が速い奴がかっこいい見たいな何の法則なのかよくわからない現象で、高校生だと身長が高いだけでカッコよく見えてしまう。そんなマジックが多少かかって何割か増しでかっこいいになっていたのかもしれない。
そもそもこの世界の美男美女のレベルが高すぎるのだ。おかげで俺はそこら辺のモブキャラAみたいな立ち位置になっているではないか。俺かっこいいんじゃねでイキってたあの頃の自分を殴ってやりたいよ。
そんなことは置いといて、リズに婚約者のフリをしてくれと頼まれた訳だが……
「いやいや! フリでも婚約者はダメだろ!」
「あら? どうして?」
———どうしてって……
この国の王女の婚約者だなんて、フリだといえど俺なんかにできる役目ではない。貴族の振る舞いなど何一つ知らないし、何よりめちゃくちゃ注目されてしまう。
「俺は貴族じゃ無いから、社交界とか出たことないし……」
「それなら大丈夫よ! 魔法で作法やダンスなんかはソフィと体を共有して対応するわ」
便利な魔法もあったものだ。とはいえ俺みたいなのがリズの婚約者は荷が重すぎる。
「で、でもっ……」
「レオを紹介した貸しを返すと思って、お願い」
「うっ……」
そういえばそんなこともあった。大袈裟にいえば命の恩人であるが、あのサボり魔の紹介とリズの婚約者はちょっと嫌かなり不釣り合いな気がする。唸りながら悩む俺の顔をリズは上目遣いで困った顔をしながら見ている。そんな顔されたら断れないではないか……そもそもいくら断ってもこの場から逃がしてくれそうにないし引き受けるしか俺に道はないのだ。
「…………分かったよ。やればいいんだろ、どうなっても知らないからな……」
「そうこなくっちゃ! それじゃあ準備するわよ。ソフィお願いね!」
「かしこまりました」
俺の承諾の返事を聞きさっきまでの困った顔はどこへいったのか、元気を取り戻したリズは俺の身支度をするようソフィさんにお願いした。
どうなるか知らないが、どうにでもなれとヤケクソになる俺であった。
◇◇◇
それから俺はソフィさんに連れられて、衣装がずらりと並ぶ部屋へやって来た。聞けばエドガー王子の服だとかあの人と俺の身長がほぼ同じなんだよね。一度、ゼロ距離まで近づいたことがあるので知っている。知った方法があまりにも嫌な思い出過ぎる。
ソフィさんによれば何十万、何百万の服が並んでるので汚さないようにとのことだ。「あ、でもあのバカの服だから汚してもいいですよ」と笑顔で言ったのは聞かなかったことにしよう。そんな高い服きてたら食事もろくに楽しめないではないか。さすがに社交界という高貴な場で◯◯の丸焼きシリーズは出てこないだろうと思って楽しみにしていた。でも、作るのはデニスさん達だからもしかしたら丸焼きシリーズかもしれない。
服選びが終わったら次は髪型をセットしながらマッサージと軽く化粧をしてもらい準備完了である。
「ふぅ、我ながらいい出来でございます。お嬢様を呼んできますので少々お待ちくださいませ~」
るんるんと軽やかな足取りでソフィさんがリズを呼びに部屋を出ていった。一人部屋に取り残された俺だが、この部屋に鏡が無いため自分がどんな姿になっているのか分からない。着ている服がとんでもなく高級品だが着ている俺はど平凡庶民なので浮いていないか心配だ。
———俺、これから社交界デビューするのか……
一人になり冷静になってみると自分が今とんでもないことになっていることに気がつく。つい最近まで学生服来て学校行ってたド庶民の男子高校生だったのに、どうしてこうなった。逃亡という文字が一瞬頭をよぎったが、この高級な服を着たまま逃げれば窃盗の罪で首が飛ぶバッドエンドな未来が見えるのでやめてよう。着替えるにも来ていた服はソフィさんが何処かへ持っていってしまった。逃げないように持って行ったのなら余りにできるメイドである。
魔法でどうにかするとは言っていたが、そう上手くいくのだろうか。誰もいない無駄に大きく煌びやかな部屋で俺は不安たっぷりのため息を吐き、リズが来るのを待った。
「お待たせー! どうサタローカッコよくなったかしら!」
「リ、リズ、ど、どうかな……」
少し待っていると元気よく扉を開けリズが部屋に入って来た。リズの格好も先ほど式典に着ていたドレスとも変わっている。元が良いので何を着ても似合っている。
俺は座っていた椅子から立ち上がり、リズに自分の姿を見せる。これで似合ってないのでやっぱなしなんて事にならないだろうか。なってくれたら有難いがなんだかちょっと悲しい気持ちになりそうなので言わないでという気持ちもあったりする。
リズは頭のてっぺんから足の足の爪先までじっくりと見たあと口を開く。
「良いじゃない! 似合ってるわよサタロー! いつものなんかちょっと冴えない感じがなくなって男らしさが増したわ」
「そ、そうかな……」
俺って普段冴えない男なんだと一瞬思ってしまったが、褒められた事に違いはないため素直に喜んでおくべきだよな。
「相変わらず自信なさげねー、もっと堂々としてなさいよ。仮にも私の婚約者設定なのよ! ほら、こっち来て自分の姿見てみなさいよ」
リズが俺の腕を引っ張り、カーテンの掛かった壁の前まで移動する。ソフィさんがカーテンに繋がった紐を掴んでいる。その紐を引くとカーテンが左右に開き目の前に大きな姿見が現れ、現在の自分を写していた。
いつものワイシャツ&サスペンダーの組み合わせではない華美で豪奢な貴族の衣装にかっこよくセットされた髪、肌ツヤもいつもより心なしか良い気がする。
素直な感想としてはイケてると思う。アルやギルが隣に立ったら霞む事間違いなしだが、モブキャラよりワンランク上のどこかの田舎の貴族ぐらいにはなっている気がする。
「どう? ちょっとは自信ついたかしら」
「あ、あぁ! これなら俺でも貴族に見られるかもしれないという自信が出て来たよ」
「ふふふ、ならよかったわ。私と並んでも違和感ないわね」
そう言ってリズが俺の横へ並び、鏡には俺とリズのツーショットが写される。
えーっと、正直言ってリズの絢爛たる容姿が強すぎて俺が若干というか結構霞んで見える。雰囲気イケメンと本物の美女が並んでる感じだ。
一気に自信がなくなってしまった。こんな男がリズの婚約者なんて知られ日には、なぜこんな冴えない男が婚約者なんだとバッシングの嵐になる事間違いない。社交界は暗い雰囲気になりせっかくの一大イベントは失敗で終わるだろう。クロノス王国の人気はガタ落ちし他国との交流は減り崩壊の一途を辿るってとこまで予想できた。
「よし、やっぱり婚約者の件はなしって事で!」
「はぁ?! 何言ってんのよ!? 続行よ、続行! 何ビビってるの、サタローカッコいいから大丈夫よ」
リズのお世辞と強い圧がかかる。リズに逆らえるわけもなく婚約者(仮)役に決まってしまった。
俺が予想していたことよりも斜め上の頼み事をしてきたリズに驚き、椅子から立ち上がる。異性に興味はない俺だが、こんな美人に告白されたらドキドキするに決まっている。
そんな俺の姿にリズはクスクスと笑っている。自分が何を言っているのか分かっているのだろうか。
「っふふ……そんな驚かなくても本当に婚約者になる訳じゃないわよ? フリをしてくれればいいの! そうすれば見合い話も無くなるでしょ?」
「へっ、あ、あぁ……フリね」
リズの言葉を聞き我に返る。そりゃそうか俺はリズ好みのガッチリマッチョ体型ではなくヒョロガリですのでね。万に一つもそんなことある訳ないのに何をちょっと嬉しがってしまってしまったのだろう。あまりのモテ期(男性に限る)に調子に乗っていたのかも、恥ずかしすぎて死にそうだ。俺は大人しく腰を下ろした。おそらく俺の顔真っ赤なゆでだこ状態であろう。
「ふふふ、大丈夫よ! サタロー全く私の好みじゃないもの安心しなさい!」
「……ははっ、そうだよね」
そこまでハッキリ言わなくても……とか思ったが調子に乗った俺が悪い。一応俺転移する前の更にいじめられる前までは学校でも噂のイケメン生徒だった。だからワンチャンあるとか思ってしまった俺が悪い。小学生頃の足が速い奴がかっこいい見たいな何の法則なのかよくわからない現象で、高校生だと身長が高いだけでカッコよく見えてしまう。そんなマジックが多少かかって何割か増しでかっこいいになっていたのかもしれない。
そもそもこの世界の美男美女のレベルが高すぎるのだ。おかげで俺はそこら辺のモブキャラAみたいな立ち位置になっているではないか。俺かっこいいんじゃねでイキってたあの頃の自分を殴ってやりたいよ。
そんなことは置いといて、リズに婚約者のフリをしてくれと頼まれた訳だが……
「いやいや! フリでも婚約者はダメだろ!」
「あら? どうして?」
———どうしてって……
この国の王女の婚約者だなんて、フリだといえど俺なんかにできる役目ではない。貴族の振る舞いなど何一つ知らないし、何よりめちゃくちゃ注目されてしまう。
「俺は貴族じゃ無いから、社交界とか出たことないし……」
「それなら大丈夫よ! 魔法で作法やダンスなんかはソフィと体を共有して対応するわ」
便利な魔法もあったものだ。とはいえ俺みたいなのがリズの婚約者は荷が重すぎる。
「で、でもっ……」
「レオを紹介した貸しを返すと思って、お願い」
「うっ……」
そういえばそんなこともあった。大袈裟にいえば命の恩人であるが、あのサボり魔の紹介とリズの婚約者はちょっと嫌かなり不釣り合いな気がする。唸りながら悩む俺の顔をリズは上目遣いで困った顔をしながら見ている。そんな顔されたら断れないではないか……そもそもいくら断ってもこの場から逃がしてくれそうにないし引き受けるしか俺に道はないのだ。
「…………分かったよ。やればいいんだろ、どうなっても知らないからな……」
「そうこなくっちゃ! それじゃあ準備するわよ。ソフィお願いね!」
「かしこまりました」
俺の承諾の返事を聞きさっきまでの困った顔はどこへいったのか、元気を取り戻したリズは俺の身支度をするようソフィさんにお願いした。
どうなるか知らないが、どうにでもなれとヤケクソになる俺であった。
◇◇◇
それから俺はソフィさんに連れられて、衣装がずらりと並ぶ部屋へやって来た。聞けばエドガー王子の服だとかあの人と俺の身長がほぼ同じなんだよね。一度、ゼロ距離まで近づいたことがあるので知っている。知った方法があまりにも嫌な思い出過ぎる。
ソフィさんによれば何十万、何百万の服が並んでるので汚さないようにとのことだ。「あ、でもあのバカの服だから汚してもいいですよ」と笑顔で言ったのは聞かなかったことにしよう。そんな高い服きてたら食事もろくに楽しめないではないか。さすがに社交界という高貴な場で◯◯の丸焼きシリーズは出てこないだろうと思って楽しみにしていた。でも、作るのはデニスさん達だからもしかしたら丸焼きシリーズかもしれない。
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るんるんと軽やかな足取りでソフィさんがリズを呼びに部屋を出ていった。一人部屋に取り残された俺だが、この部屋に鏡が無いため自分がどんな姿になっているのか分からない。着ている服がとんでもなく高級品だが着ている俺はど平凡庶民なので浮いていないか心配だ。
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魔法でどうにかするとは言っていたが、そう上手くいくのだろうか。誰もいない無駄に大きく煌びやかな部屋で俺は不安たっぷりのため息を吐き、リズが来るのを待った。
「お待たせー! どうサタローカッコよくなったかしら!」
「リ、リズ、ど、どうかな……」
少し待っていると元気よく扉を開けリズが部屋に入って来た。リズの格好も先ほど式典に着ていたドレスとも変わっている。元が良いので何を着ても似合っている。
俺は座っていた椅子から立ち上がり、リズに自分の姿を見せる。これで似合ってないのでやっぱなしなんて事にならないだろうか。なってくれたら有難いがなんだかちょっと悲しい気持ちになりそうなので言わないでという気持ちもあったりする。
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「良いじゃない! 似合ってるわよサタロー! いつものなんかちょっと冴えない感じがなくなって男らしさが増したわ」
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いつものワイシャツ&サスペンダーの組み合わせではない華美で豪奢な貴族の衣装にかっこよくセットされた髪、肌ツヤもいつもより心なしか良い気がする。
素直な感想としてはイケてると思う。アルやギルが隣に立ったら霞む事間違いなしだが、モブキャラよりワンランク上のどこかの田舎の貴族ぐらいにはなっている気がする。
「どう? ちょっとは自信ついたかしら」
「あ、あぁ! これなら俺でも貴族に見られるかもしれないという自信が出て来たよ」
「ふふふ、ならよかったわ。私と並んでも違和感ないわね」
そう言ってリズが俺の横へ並び、鏡には俺とリズのツーショットが写される。
えーっと、正直言ってリズの絢爛たる容姿が強すぎて俺が若干というか結構霞んで見える。雰囲気イケメンと本物の美女が並んでる感じだ。
一気に自信がなくなってしまった。こんな男がリズの婚約者なんて知られ日には、なぜこんな冴えない男が婚約者なんだとバッシングの嵐になる事間違いない。社交界は暗い雰囲気になりせっかくの一大イベントは失敗で終わるだろう。クロノス王国の人気はガタ落ちし他国との交流は減り崩壊の一途を辿るってとこまで予想できた。
「よし、やっぱり婚約者の件はなしって事で!」
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