雲を突き抜けたその上に

かつたけい

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第十三章 やさしいおうとさん ― ボスの日記・2 ―

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  五月十二日 水曜日

 自転車で隣の第三小まで行ってきた。

 声をかけやすそうな女子何人かに声をかけたところ、狭間江瑠香という子を紹介してもらうことに成功。
 なんでも男子が多数を占める少年野球チームで、ピッチャーをやっていたらしい。隣の春日部市というところにあるチームに参加していたのだけど、お母さんの仕事が変わったことで送り迎えしてもらうことが難しくなり退団。現在はどこにも所属していないとのこと。

 話し合いの結果、チームに加入に関して考えてもらえることになった。
 彼女はフロッグというあだ名らしい。
 ああ名前がエルカだからか、と思ったらそうではなく、なんでも緊張するとほっぺたがぷうっと膨れるからというのが由来らしい。

 見てみたいな。ぷうっと膨れるところ。
 いやだめでしょ。しょっぱなからそんな緊張なんかさせたら、せっかく興味を示してくれたのに、逃げられてしまうじゃないか。

 私、野球のことは勉強中でまだ全然詳しくないけど、ピッチャーって特別なポジションみたいだから、とてもラッキーだったのかな。
 ラッキーどころじゃないな。なんとなくたまたま行ってみた隣の小学校で、いきなり出会えて、話をまとめることが出来たなんて。
 明日も会って、詳しく話をするつもりだ。



  五月十三日 木曜日

 フロッグをコオロギたちに会わせに連れて行った。

 そうだ、大事なことなのに日記に書くのをすっかり忘れていた。
 高路さんのこと、私はコオロギと呼んでいることを。
 名前の漢字を聞いて、なんとなくひらめいたのだ。
 お友達の茂木さんは、ドンだ。
 チームなのに苗字をさん付けもよそよそしいし、かといって人を下の名前で呼んだことなんかなくて恥ずかしいし、ニックネームで統一してしまおうかなと思って。
 私は、自分をボスと呼ばせることにした。そんな柄じゃないのはよく分かっているけど、意識して尊大に構えてみることにしたのだ。

 フロッグを連れて行ったら、既にコオロギが二人の子を誘うことに成功していた。
 工藤房江さん、小久保友子さん
 どちらも私と同じ五年生らしいけど、どちらも驚くほど大きい。ほんの少しでもいいから分けてもらいたいくらい。

 工藤さんはバース、小久保さんはノッポと名付けた。
 なおバースとは、少し前に活躍していたプロ野球選手の名前である。よく知らないけど、そうらしい。

 いきなりお前呼ばわりの大きな態度で接してしまって、非常識すぎるよなとも思ったけど、ちょっとでも後ろへ引き下がったら私、どんどん小さくなってしまいそうで。

 これでメンバーは、私とフロッグ、コオロギ、ドン、バース、ノッポ。すごい、いっきに六人だ。
 あと三人。
 三人で、試合が出来る人数が揃う。

 楽しみだな。
 集めるだけでなく、野球の勉強もしないと。私は「ボス」なんだから。実力ない、知識ない、じゃあ威張れないものな。
 寝る前に、野球のルール本でも読んでおこうかな。



  五月十九日 水曜日

 見つからない。
 声をかけても、なかなか野球をやってもいいという女子が現れない。

 焦りがないわけじゃないけど、でも、なんだか楽しい気持ちでもある。
 やってやるぞ、という。

 自分を変えることが出来たものだから、なにもかもが楽しいのかな。
 それとも、キャッチボールなどみんなで練習していることが楽しいのかな。

 悠長なことも、いってはいられないか。
 自分で野球チームを作ると言い出したのだから。
 私にはみんなを楽しませる責任、充実したものにさせる責任がある。
 とにもかくにもまずは選手を集めることなのだけど、なにか良い案はないものだろうか。



  五月二十日 木曜日

 神様っていると思う!

 と、今日こそ実感した日はない。
 ちょっとふざけた感じの選手募集ビラを、廊下の掲示板に貼ってみた。
 許可なく貼ったこともあって、すぐに林先生にはがされてしまったのだけど、先生から、良い子がいると紹介を受けたのだ。

 まだ四年生なんだけど、草野球をずっとやっていて基礎は出来ており、なにより足がとにかく速いらしい。
 その俊足から、女の子なのにアキレスというあだ名で呼ばれているとのこと。
 私がつい調子に乗って怖がらせてしまったのだけど、コオロギが上手くフォローしてくれて、チームに入ってくれることになった。

 ホームラン打てそうなノッポやバースに、俊足のアキレス、バランスタイプで野球をよく知るコオロギ、と、どんどん選手が揃っていく。
 私も負けてはいられないな。まだまだルールも知らないし、下手だけど、早くみんなに追いついて、追い抜いて、引っ張れるようにならなければ。



  五月二十二日 土曜日

 コオロギの妹である高路史奈が入って、これで九人になった。
 チーム完全始動だ。

 と思ったら、もう一人、木ノ内絵美さんが加わることになった。
 練習場にしている空き地で、負けたら言うことを聞くというルールで私と勝負することになり、負けたのは私のほうなのに、何故だか入ってくれることになったのだ。

 木ノ内さん……ガソリンと呼ぶことになったのだけど、凄いハキハキした子だ。
 演技でやっている私は、なんだか恥ずかしくてたまらない気持ちになる。

 素でこうなれたらいいな。
 本当、素敵な子だ。

 これでメンバーは十人。

 その後、チーム名を考えることになったのだけど、とにかく強そうな名前にしたくて、みんなの意見を片っ端から否定して、私が思いつきで決めてしまった。

 杉戸ブラックデスデビルズ、と。
 女の子のチームなのに、酷い名前だな、と思った。
 みんなの考えた、フラワーとかそういう名前のほうがよほど爽やかで華やかで素敵なのに。

 選手数が揃いチーム名が決まってから、初の練習を行なった。
 経験者と未経験者の隔たりというものが、素人目にもはっきりと分かる練習になった。

 私は、日々隠れて練習しているおかげで、実力がないのをなんとかごまかすことが出来た。でも自分ではあまりの酷さに落ち込んだ。もっともっと練習しないといけないと思った。

 そうそう、フロッグに指摘されて分かったのだけど、公式なチームにするためには、大人の責任者を置かないといけないらしい。
 言われてみればもっともな話だけど、本当に無知だよな、私。



  五月二十六日 水曜日

 やった!

 林先生が、コーチという立場で責任者になってくれることになった。
 運動は苦手みたいで、本来の意味のコーチとしては期待出来ないけど。でも問題ない。いてくれるだけでいい。

 これで後は、書類を提出するだけだ。
 って、全部コオロギに任せてしまっているけど。
 問題ないか。私は、ボスなんだ。

 それより今日驚いたこと。アンダースローって、ソフトボールの投げ方じゃないの?
 フロッグの投球フォームのことだ。
 野球チームでピッチャーをやっていたというから、てっきり上から投げるのかと思ってた。
 ソフトボールはキャッチャーまでの距離が近いから速度が遅くても問題ないのかも知れないけど、野球で通用するの?

 と思ったら、まあ打てない。まったく打てない。
 私が下手だからというのもあるけれど、それだけではないはずだ。ガソリンだってコオロギだって苦戦していたのだから。

 我ながらいいピッチャーをつれてきたものだ。まったくの偶然ではあるものの。
 とはいえ、私が下手なことに変わりないよな。もっともっと、練習しないと。みんなに笑われちゃう。



  六月五日 土曜日

 またまた嬉しいことが。
 ついに私たちのチームのユニフォームが出来たのだ。

 ノッポの家を借りて着替えさせてもらった。
 みんなはノッポの部屋や浴室を使っていたけど、私だけトイレ借りて一人で着替えた。裸を見られるわけにいかないからな。この傷だらけの肌を。

 それより何より新品の、私たちだけの、ユニフォーム。
 気持ちいい。
 感触も、においも。

 さっそく、そのユニフォームで練習をした。
 いつも通りのメニューなのに、何故かとっても新鮮な気持ちになれて楽しかった。

 その高揚は今だに続いている。
 とっても強くなった気分。
 どこと戦っても負ける気がしない。
 男子にだって、勝てそう。
 大人にだって勝てそう。



  六月二十日 日曜日

 今日は練習試合を行なった。
 このチームでの、初めて試合だ。

 序盤はなんとか粘ったけど、結果は無得点のボロ負けだった。
 もっともっと練習しないと。
 絶対に、勝てるようになってやる。



  六月三十日 水曜日

 今日は咳がなかなか止まらず、困った。
 なんとか、みんなにはばれなかったけど。

 このように苦しい咳が出るようになってから、もう四ヶ月にもなる。
 もしかしたら、風邪じゃないのかも。
 どうしよう。



  七月九日 金曜日

 明日から、コオロギが家族で旅行するらしい。

 今日の練習前に、行ってもいいかどうかの相談を受けた。
 やけに遠慮して、申し訳なさそうにしているから、絶対に行ってこいと言って背中を叩いてやった。

 せっかく、コオロギにはお母さんがいるんだから。
 せっかく、家族みんな揃っているんだから。
 大切にしないとだめだろう。
 家族との時間を。
 楽しまなきゃだめだろう。
 一番大切なものが何か、ちゃんと考えなきゃ。



  七月十八日 日曜日

 二回目の練習試合を行なった。
 またもや大敗。無得点かつ大量失点で、手も足も出なかった。

 私たち、そこそこ良くなってきていると思ったのに。
 負けるにしても、以前と比べてもう少し差を詰められると思ったのに。

 なにが悪いのだろう。
 全部、かな。
 練習して技術を身につけるだけでなく、さらにもっともっと練習しないと、女子であることの差は埋められないということか。

 損だな、女子って。
 いや、そんなことない。
 男子だ女子だなんて、関係ない。
 だって私この前、からかってきた相澤に喧嘩で勝ったじゃないか。思い切り噛みついて、髪の毛を掴んで、降参させたじゃないか。
 もっと練習すればいい。
 ただそれだけだ。


  八月二十四日 火曜日

 思いがけず、自動車にひかれかけた仔犬を助けることになった。
 茶色い、可愛らしい仔犬だ。
 私も危うくひかれてしまうとこだった。
 怖くて涙が出たけど、でも救えてよかった。

 でもこの犬どうしよう、と思っていたら、飼い主の人がやってきて、お礼を行って引き取ってくれた。
 まだ幼く家の中で育てているのだけど、ちょっと外へ出したら逃げてしまったのだそうだ。

 こんなことくらいで気持ちの良い日になるなんて、単純だよな、私。



  九月十四日 火曜日

 ばれた。
 全身の傷を。
 私が、自分でつけた傷を。

 冗談半分で服を脱がされて、必死に抵抗したのだけど、見られてしまった。
 コオロギ、ガソリン、フミ、ノッポの四人に。

 私は凄み、睨み、誰にも言わないように脅した。
 激しい動揺はおさまることがなかったけれど、表面上の態度だけでもなんとか明るくふるまって、とりあえず普通に練習することが出来た。

 でも、こんな傷だ。
 普通に考えて平然と流せるようなものではなく、誰かに話してしまうかも知れない。

 どうしよう。
 どうしよう。
 息苦しさが、胸のドキドキが、止まらないよ。

 私、どうすればいい?
 どうすればいい?



  十月三日 日曜日

 三回目の練習試合。
 また大敗だ。
 これまでにない、21-0というスコア。
 最悪だ。

 こうなった理由は分かっている。
 私が、原因だ。

 だって、コオロギ、フミ、ガソリン、ノッポ。私の傷を見た四人だけが、酷い動きだったのだから。ここ最近の練習の時もそうだったけど、練習と同じで試合でも、あの四人だけが。

 たぶん誰にも言わないでいてくれているからだ。と、感謝と申し訳なさに涙が出そうだったけど、でも、注意しないわけにはいかなかった。

 出来ることは、もっともっと練習すること。これしかない。
 私なんかのことを考えている暇などないくらいに、もっと練習を激しくしよう。
 みんな力もついてきているし、いずれにしても練習のレベルアップは必要だ。



  十月四日 月曜日

 思い切ってコオロギたちに尋ねてみた。
 みんな、誰にも言わないでいてくれているようだ。
 とりあえずは、安心かな。
 私も、これまで通りだ。

 でも、コオロギたち、どう思っているのかな。私のこと。
 みんな優しいから、抱え込ませてしまって申し訳ないな。

 間違いだったのかな。
 私なんかが、野球チームを作ろうとしたこと。仲間を……友達を、作ろうと、したこと。



  十月二十日 水曜日

 ちょっとびっくりしたことがあった。
 コオロギが、家にきたのだ。コーチからの手紙を持って。
 いなほ祭りという学校の行事があり、そこで野球チームの紹介をするとのことだ。



  十月三十日 土曜日

 いなほ祭りでのチーム紹介について、どうせなら変わったものにしたいということで話し合ったところ、ダンスに決まった。
 決まったというより、色々な提案が出たもののすべて突っぱね私が即決してしまったのだけど。

 ダンスということもあって、振り付けは全部私が考えることになった。



  十一月九日 火曜日

 ダンス練習は順調だ。
 日々の野球練習で運動神経が鍛えられているためか、みんな飲み込みが早い。

 でも、自分がやっていただけあってどうにももどかしくて、ボスというキャラクターも手伝ってつい色々と罵倒するような言葉を吐いてしまった。

 フミ、涙目になっていた。そこまで言うつもりはなかったんだけど。
 どうしよう。
 みんなに本当に嫌われちゃうよお。



  十一月十一日 木曜日

 コオロギが家に、遊びにきた。
 この前は家の前だったから、中に入れるのは初めてだ。

 コオロギに限らず友達を家に入れること自体が初めて。
 そもそも、友達なんて一人もいなかったからな。

 でも私、最低なことしてしまった。
 コオロギの目の前で、自分の腕を切ってしまったのだ。
 怖がらせてしまった。
 この日記にも理由は書きたくないのだけど、とにかく最低なことをした。

 怖がらせちゃってごめんね。
 ……君江ちゃん。



  十一月二十二日 月曜日

 遅れて更衣室に入ったら、ノッポたちが結婚の話などをして盛り上がっていた。

 結婚、か。
 花嫁さんへの憧れは人並みにあるけど、でも無理だろうな、私には。きっと一生独身だ。

 君江ちゃんみたいに賢くて優しく芯の強い子こそ、将来最高の人とめぐりあって幸せになるんだろうな。
 って、つい君江ちゃんと書いてしまった。恥ずかしい恥ずかしい。
 寝よう。寝よう。



  十一月二十五日 木曜日

 いなほ祭りで、ついに練習したダンスを発表した。
 相当な緊張もあっただろうに、みんな思いのほか頑張って、しっかり揃った素晴らしいダンスを披露してくれた。

 先生たちにはダンスを踊ることは内緒だったから、みんなびっくりしていた。生徒たちはノッてくれて、拍手してくれて、楽しかった。

 悪くない感じにピーアールも出来たから当初の目的も達成出来たし、なにより今回のダンス練習を通してみんながより活発になった気がする。やってよかった。

 ますます、みんなのことが好きになった。
 本当に、杉戸町に引っ越してきてよかった。
 みんなと会えて、よかった。



  十一月二十六日 金曜日

 みんなと外をジョギング中に、お父さんと出会った。
 頑張っているな、と肩を叩かれた。
 いつもこうして私を応援してくれる、優しいお父さんだ。
 もっと頑張らないとな。
 やるぞお。
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