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桜の街(仮)
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【覚えている限りの内容】
《桜主》
山上にある街のリーダーである呼び名。代々むらの中で特殊かつ強力な力を持ったものが継承される。継承の方法は極秘とされ、時期は前桜主が引退したらあらたな桜主がつく形になる。と言うのが一般的な認識。
《櫻岩町》
岩山と桜に囲まれた綺麗な町。町自体も聳え立つ山々をうまく利用して栄えたからか、なかなかに見応えのある風景になっている。中国の屏風画などを思い出していただければ近いかもしれない。ただしあれよりは規模が大きい。
《星選》
桜主が崩御する際、その魂と力は空に浮かぶ星となる。そしてそれは二代目桜主が残した力によって、どの場所に浮かべるかを選ぶことができる。代々の桜主はこれにより星となり、櫻岩町では夜になると桜主の星々が輝いて街の人々を見守っている。しかしどう言うことか、街から離れるとこれは見えなくなる。これが見られるのは街の中に限定されており、それがまた知る人ぞ知る秘境であると知られることとなる。
登場人物
二代目桜主 茶色で長髪の20代前半女性
童顔で幼く見られがちだが、責任感が強く、そして何より優しい。独自の戦法を編み出し、歴史上に残る厄災を街の人間と力を合わせて退けた人。初代桜主が崩御した際、とても悲しみ、その存在が確かにいたことをこれまでも、そしてこれからも街の人に記憶してもらいたい、そして崩御した桜主が街を見守れるようにと《星転の儀》を編み出した。その力と魂のかけらはその星に眠り、いつまでも輝き続ける。
4代目桜主 碧眼の赤黒いドラゴン
生まれたばかりの頃は人間だったが、力が強まるのと比例して体が変化し、そして竜になる。一部の人間からは君悪がられ、それについて思うところもあったが、ある時街が滅ぶ厄災が襲い、それを守るために力を使い、ある程度人の形を保っていた彼はそこで竜になる。
あらゆる文献で知られる竜の姿をし、力も竜そのもの。全長680メートルある巨体で、翼はそれの比ではないほど大きい。本人の意思で大きさは変えられるようで、普段は人間に合わせて340から200メートルほどの大きさで過ごしていたと言う。
比較的穏やかで喧嘩が嫌い。街の人たちとの対話を大事にしているが、守るためなら武力行使を厭わない。
現桜主 26代桜主。
初老の男。柔らかい雰囲気の顔立ちだがとても厳しい人。あらゆる武術の天才で、その力は気を操ることに長けている。弟子を一人だけ持っている。
現桜主の弟子 男の子
まだ10代の男の子。ヤンチャで明るいが、現桜主の強さに惹かれ、特別な力はないまでも同じくらい強くなりたいといいだす。いくつかの試練を潜り抜け、今では正式な弟子。
主人公 次期桜主 20代前半女性
女性らしからぬ勝気な性格。一見落ち着いているようには見えるが、仲間が傷つけられたり、侮られることを何よりも嫌い、仲間を守るためならなんでもやってしまう。活発でいい子なのは確か。
現在力が発現してはいるが安定はしておらず、何に長けたものなのかがあまり判明していないため、次期桜主ではあるが《暫定》である。
竜の力を一つだけ受け継いでしまった女性。4代目の双子の妹。歳を取らない力。
おっとりしておとなしく、そしてとても優しい。懐が広く、街の人から何かと頼られている。双子の兄をとても愛していたが、とあることで亡くしてしまい、心を痛めてしまう。街の人たちに励まされて立ち直ったが。
櫻岩町の町民
山の中に生きているせいか、体力と持久力に長けている。多少の武道にも精通しているが、本人たちはそこまですごくないと思っているご様子。だが実力はどこに出しても誰にも負けないくらいは強い。
【あらすじ】
山の中で平和に暮らす櫻岩町の町民。その中で自由にヤンチャに走り回る女の子。それが次期桜主と知られる主人公。色んな人に怒られつつ、憧れの目を向けられながら暮らしていた。
ある夜、竜人の女性が何気なく夜空を眺めたら、歴代の桜主が眠っている星、桜星の位置がずれていることに気づく。どの季節でもいつでも同じ位置にあったはずのそれを、長年見続けた彼女だけが異変に気づく。
翌日桜主に報告し、桜主は原因を探る。
何かわかったら報告しますという桜主の言葉に、竜女は不安を募らせながら引き下がる。何もなければいいのだけれどと願いながら。
主人公目線。
《桜主》
山上にある街のリーダーである呼び名。代々むらの中で特殊かつ強力な力を持ったものが継承される。継承の方法は極秘とされ、時期は前桜主が引退したらあらたな桜主がつく形になる。と言うのが一般的な認識。
《櫻岩町》
岩山と桜に囲まれた綺麗な町。町自体も聳え立つ山々をうまく利用して栄えたからか、なかなかに見応えのある風景になっている。中国の屏風画などを思い出していただければ近いかもしれない。ただしあれよりは規模が大きい。
《星選》
桜主が崩御する際、その魂と力は空に浮かぶ星となる。そしてそれは二代目桜主が残した力によって、どの場所に浮かべるかを選ぶことができる。代々の桜主はこれにより星となり、櫻岩町では夜になると桜主の星々が輝いて街の人々を見守っている。しかしどう言うことか、街から離れるとこれは見えなくなる。これが見られるのは街の中に限定されており、それがまた知る人ぞ知る秘境であると知られることとなる。
登場人物
二代目桜主 茶色で長髪の20代前半女性
童顔で幼く見られがちだが、責任感が強く、そして何より優しい。独自の戦法を編み出し、歴史上に残る厄災を街の人間と力を合わせて退けた人。初代桜主が崩御した際、とても悲しみ、その存在が確かにいたことをこれまでも、そしてこれからも街の人に記憶してもらいたい、そして崩御した桜主が街を見守れるようにと《星転の儀》を編み出した。その力と魂のかけらはその星に眠り、いつまでも輝き続ける。
4代目桜主 碧眼の赤黒いドラゴン
生まれたばかりの頃は人間だったが、力が強まるのと比例して体が変化し、そして竜になる。一部の人間からは君悪がられ、それについて思うところもあったが、ある時街が滅ぶ厄災が襲い、それを守るために力を使い、ある程度人の形を保っていた彼はそこで竜になる。
あらゆる文献で知られる竜の姿をし、力も竜そのもの。全長680メートルある巨体で、翼はそれの比ではないほど大きい。本人の意思で大きさは変えられるようで、普段は人間に合わせて340から200メートルほどの大きさで過ごしていたと言う。
比較的穏やかで喧嘩が嫌い。街の人たちとの対話を大事にしているが、守るためなら武力行使を厭わない。
現桜主 26代桜主。
初老の男。柔らかい雰囲気の顔立ちだがとても厳しい人。あらゆる武術の天才で、その力は気を操ることに長けている。弟子を一人だけ持っている。
現桜主の弟子 男の子
まだ10代の男の子。ヤンチャで明るいが、現桜主の強さに惹かれ、特別な力はないまでも同じくらい強くなりたいといいだす。いくつかの試練を潜り抜け、今では正式な弟子。
主人公 次期桜主 20代前半女性
女性らしからぬ勝気な性格。一見落ち着いているようには見えるが、仲間が傷つけられたり、侮られることを何よりも嫌い、仲間を守るためならなんでもやってしまう。活発でいい子なのは確か。
現在力が発現してはいるが安定はしておらず、何に長けたものなのかがあまり判明していないため、次期桜主ではあるが《暫定》である。
竜の力を一つだけ受け継いでしまった女性。4代目の双子の妹。歳を取らない力。
おっとりしておとなしく、そしてとても優しい。懐が広く、街の人から何かと頼られている。双子の兄をとても愛していたが、とあることで亡くしてしまい、心を痛めてしまう。街の人たちに励まされて立ち直ったが。
櫻岩町の町民
山の中に生きているせいか、体力と持久力に長けている。多少の武道にも精通しているが、本人たちはそこまですごくないと思っているご様子。だが実力はどこに出しても誰にも負けないくらいは強い。
【あらすじ】
山の中で平和に暮らす櫻岩町の町民。その中で自由にヤンチャに走り回る女の子。それが次期桜主と知られる主人公。色んな人に怒られつつ、憧れの目を向けられながら暮らしていた。
ある夜、竜人の女性が何気なく夜空を眺めたら、歴代の桜主が眠っている星、桜星の位置がずれていることに気づく。どの季節でもいつでも同じ位置にあったはずのそれを、長年見続けた彼女だけが異変に気づく。
翌日桜主に報告し、桜主は原因を探る。
何かわかったら報告しますという桜主の言葉に、竜女は不安を募らせながら引き下がる。何もなければいいのだけれどと願いながら。
主人公目線。
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