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出会いの章
-桜-
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遥か昔この世界は人間と魔物そして魔物の力を持つ人間の《エクシード》と呼ばれる者達が居た…魔物は人間よりも強い力を活かし世界を支え、人間は知力を活かし生活を豊かにしエクシードは知力と力を活かし《魔法》を人間でも使えるよう改良をしていた…種族など関係なく違いに助け合う平和な世の中だった…そう5年前までは…
「魔物だ!魔物達が来たぞ!みんな隠れるんだっ!!」
その声と同時に町にいた人々は家に逃げ込み息を潜めていた…私は窓から外の様子伺っていたすると小さな男の子が取り残されているのに気がついた、魔物達は彼を見つけると襲いかかった…その小さな体で必死に魔法を使っていたが小さな体と魔力では魔物達に傷一つ付けることができない…彼は私が見て居ることに気がつくと必死に
「リルアお姉ちゃん!助けて…!」
そう私に言ってきた私は自分の名前を呼ばれたのに…助けたいのに…足がすくんで助けることができず目を逸らしてしまった……
少しして私は目を彼のいた方に向けた、でもそこには何もなかった…きっと魔物に食べられてしまったんだろう…
「ごめんね」
もしあの時私が助けて居たらと言う公開の念で押しつぶされそうになり家の隅で蹲り泣く事しか出来なかった…
昔魔物と人間そしてエクシード達手と手を取り合い共に生きていたはずだった…5年前の事国王に《ブラック》と言う魔物達の長と名乗るものから手紙が届いたそれから魔物達は人間を襲うようになっていった…エクシードは人間側に付いてくれる人も居たが大体が魔物側につき人間を襲っている…人間の知力と魔物の力を持つエクシード達は一人居るだけでも大きな戦力だ、王族達は人間側に付いたエクシード達を自分の配下に置き自分たちだけ守らせて居る配下につかないエクシードもいるが人数は少なかった…私の住むマシアという町はエクシードはおろか町を守れるほど力を持つ人さえいない…そのせいで魔物達からいい狩場として目をつけられてしまった…私もいつか襲われてしまうんだろうか?…
私は涙を拭った
「行かなきゃ…」
そう言って魔物達が居ないかを確認して鞄にナイフとパンを入れた。暗くなる前に町外れの森に向かった
森は少し薄暗いが魔物達は比較的に少なく食べ物が豊富で今の私達には必要不可欠な場所だった、でも魔物が居ない訳ではないこの森で町の人が何人も魔物に食べられ殺されてきた。私のお父さんやお母さんも私のために食料を取る途中魔物達に襲われて命を落とした…。私は魔物に襲われないことを願いながらベリーを集めた
数時間ぐらい経っただろうか?空が少しずつ暗くなり始めた夜は魔物が活発になる時間だから私は森にあるベリーを鞄いっぱいに押し込み足早に帰路をたどって居たその途中魔物達の唸り声が聞こえて来た…私は護身用に持ってきたナイフを持ちながら一心不乱にその場から逃げ出した
「死にたくないっ!死にたくないっ!こんな場所で死にたくなんかない!」
そう言いながら私は走り続けた…少しして私は魔物の唸り声が収まった事に気がつきあたりを見回すとすでに辺りは真っ暗になっていた、何処なのかわからなかった…そう私はこの時道に迷ってしまったんだ、それから数時間私は出口を探して歩き回ったでも出口は見つからなかった…歩きっぱなしで足も痛い…お腹もすいた…行けども行けども出口がない私は少し落ち着くために食事をとることにした、近くの岩に腰掛け鞄に入れておいたパンを食べながらどうしたらいいかと考えていた…お腹がすいていたからか数分で食べ終わってしまった…町はどっちの方角なのかも…どうしたら帰れるかもわからない…そう考えていると急に薄いピンク色の花びらが飛んで来た「これは…?」私は気になって花びらが飛んで来た場所に向かった少し歩くと明かりが見えた出口かと思い私はそこまで走ったそしてその先には見たこともない美しい光景が広がって居た…
そこは少しだけ開けており真ん中には大きな大樹が一本だけたたずんでいたその木は小さな薄ピンク色の花を満開に咲かせていた花達は月明かりに照らされまるで光っているかのようで私は思わず
「綺麗…」
と言葉をもらした…私はその木に吸い込まれるかのように近ずいていった私は近ずいていくうちにあるお話を思い出してたお母さんが昔私に話してくれた《守り桜》の話…
ー7年前ー
「ねぇリルア…守り桜のお話は知ってるわよね?」
「うんっ!知ってるよお母さん!すっごい昔にこの国のお野菜が育てたなくなってそしたらお空から神様が来てくれて、桜の木を森に植えてみんなが大切に育てたらお野菜がいっぱい育ったんだよね!」
「そうよリルアは物知りさんね」
そう言うとお母さんは私の頭を優しく撫でてくれた。
「実はねお母さん守り桜を見たことあるのすっごく大きくてとっても綺麗なのよ!」
お母さんは手を大きく降って私に大きさを伝えていた
「いいな!リルアも守り桜見てみたいっ!!」
そんな話もしたなぁ…私は小さい頃の事を思い出していた…少しして木を見てみるとお母さんが話していた守り桜と特徴が似てることに気がついた
「これが…この木が守り桜かもしれない…本当に凄い大きくて綺麗な木なんだ…お母さんの言ったとうり」
私は木に手を伸ばした…大きさや暖かさを感じられた数分ほどして私はお母さんの話を思い出していた…あの話には続きがあったはずだから…私は目を閉じて昔の事を考えていた…そして私は思い出したあの話の続きを…
【お母さんね小さい時一人で森に入っちゃって道に迷ったのそしたら花びらが飛んできてその方向に進んだら守り桜があったの…私は守り桜の回りに石を置いたの場所と石の数を変えて少しずつね…そして私は石を目印にまっすぐ先に歩いたの…町が無さそうだと守り桜まで戻ってまた他の石の場所に行ってを繰り返したら町に帰れたの凄いでしょ!確か帰れたのは4つ石を置いたところだったかな】
そうだった、お母さんも今の私と同じだったんだ…なら4つの石を探せば…私は守り木の周りを探してみると確かに所々石が置かれていたそして
「あった!4つの石」
まるで私が来るのを待ってたいたかのように綺麗に並べられた4つの石があったこの方向からまっすぐ行けば町に戻れる…私は安堵した…あの時お母さんが教えてくれていたからだと思うと嬉しい気持ちが胸いっぱいに広がった…私がその石の目印からまっすぐ帰ろうとした時だった、守り桜の木の花びらがまるで私の気をひくかの様に一気に舞い出した私は驚いて守り桜の方に振り返ると見知らぬ女の子が木の下で倒れていた
「さっきまで誰も居なかったはずなのに…」
私は恐る恐る女の子の方まで近ず居た倒れている女の子は歳は私ぐらいだろうか…髪は守り桜と同じ薄いピンク色の長いで後髪は三つ編みにゆわれていて服装は何処となく和の国の伝統的な衣装に酷似して居たが所々和の国では用いられない様な模様が入っていて不思議な服装だと思った…息はしてるが少し息苦しそうだったもしかして守り桜はこの子を助けて欲しいのかも知れない…私はその子を助けなくてはと思ったそれは朝私に助けを求めていたあの男の子を助けられなかった後悔からかもしれない
…私はその女の子を背中でおぶりそのまま町に帰った。少し歩くと明かりが見えて来た町の明かりだ…
「よかった…帰ってこれた…」
私はすぐに家に戻り女の子をベットに寝かした
その後私は看病をしていたのだが疲れのせいでいつのまにか寝てしまった…
朝になり目が覚めると女の子は気持ちよさそうに寝ていた昨日の苦しそうな顔はもうしていなかった…私は彼女がいつ起きてもいい様に私は食事の準備を始めた。昨日取ってきたベリーをジャムにして町で買ったパンを温めるだけの簡単な食事を用意した後私は彼女が起きるまでの間に部屋の掃除をした。
「っ…んっ…ここは…」
掃除が終わった頃彼女が目を覚ました、
「あっ起きたんだ具合大丈夫…?」
私は彼女にそう言った
「あっ…あの…具合とかは大丈夫ですえっと…あの…」
彼女がなにかを言おうとしていると〈グゥ~〉と彼女のお腹の音が鳴った彼女は少し恥ずかしそうに下を向いた
「ご飯出来てるからよかったら食べてってよ」
私がそう言うと申し訳無さそうに
「ありがとうございます…」
と言った。彼女と私は食べながら雑談をしていた話してみるととてもいい子でなんだか久しぶりに心が休まった気がした。
「そういえばまだ自己紹介済んでなかったね…私はリルア・マグナット気軽にリルアって呼んで貴方は?」
彼女は下を向きながら私に
「桜…私の名前は桜です」
「桜か…」
桜…守り桜と同じ名前なのが少し引っかかったが今は彼女の事を聞くのを優先した「いい名前だね!えっとそう言えば桜は何処から来たの?」私は彼女にそう聞くと
「覚えてないんです…名前以外何も」
と桜は言った
「それって記憶喪失みたいな物なのかな…もしかして自分の《特殊魔法》も覚えてないの⁈」
そう言うと桜は
「特殊魔法…わかりません…いったいそれはなんなのですか…?」
私は桜に特殊魔法やこの世界の事を話し始めた…
「魔物だ!魔物達が来たぞ!みんな隠れるんだっ!!」
その声と同時に町にいた人々は家に逃げ込み息を潜めていた…私は窓から外の様子伺っていたすると小さな男の子が取り残されているのに気がついた、魔物達は彼を見つけると襲いかかった…その小さな体で必死に魔法を使っていたが小さな体と魔力では魔物達に傷一つ付けることができない…彼は私が見て居ることに気がつくと必死に
「リルアお姉ちゃん!助けて…!」
そう私に言ってきた私は自分の名前を呼ばれたのに…助けたいのに…足がすくんで助けることができず目を逸らしてしまった……
少しして私は目を彼のいた方に向けた、でもそこには何もなかった…きっと魔物に食べられてしまったんだろう…
「ごめんね」
もしあの時私が助けて居たらと言う公開の念で押しつぶされそうになり家の隅で蹲り泣く事しか出来なかった…
昔魔物と人間そしてエクシード達手と手を取り合い共に生きていたはずだった…5年前の事国王に《ブラック》と言う魔物達の長と名乗るものから手紙が届いたそれから魔物達は人間を襲うようになっていった…エクシードは人間側に付いてくれる人も居たが大体が魔物側につき人間を襲っている…人間の知力と魔物の力を持つエクシード達は一人居るだけでも大きな戦力だ、王族達は人間側に付いたエクシード達を自分の配下に置き自分たちだけ守らせて居る配下につかないエクシードもいるが人数は少なかった…私の住むマシアという町はエクシードはおろか町を守れるほど力を持つ人さえいない…そのせいで魔物達からいい狩場として目をつけられてしまった…私もいつか襲われてしまうんだろうか?…
私は涙を拭った
「行かなきゃ…」
そう言って魔物達が居ないかを確認して鞄にナイフとパンを入れた。暗くなる前に町外れの森に向かった
森は少し薄暗いが魔物達は比較的に少なく食べ物が豊富で今の私達には必要不可欠な場所だった、でも魔物が居ない訳ではないこの森で町の人が何人も魔物に食べられ殺されてきた。私のお父さんやお母さんも私のために食料を取る途中魔物達に襲われて命を落とした…。私は魔物に襲われないことを願いながらベリーを集めた
数時間ぐらい経っただろうか?空が少しずつ暗くなり始めた夜は魔物が活発になる時間だから私は森にあるベリーを鞄いっぱいに押し込み足早に帰路をたどって居たその途中魔物達の唸り声が聞こえて来た…私は護身用に持ってきたナイフを持ちながら一心不乱にその場から逃げ出した
「死にたくないっ!死にたくないっ!こんな場所で死にたくなんかない!」
そう言いながら私は走り続けた…少しして私は魔物の唸り声が収まった事に気がつきあたりを見回すとすでに辺りは真っ暗になっていた、何処なのかわからなかった…そう私はこの時道に迷ってしまったんだ、それから数時間私は出口を探して歩き回ったでも出口は見つからなかった…歩きっぱなしで足も痛い…お腹もすいた…行けども行けども出口がない私は少し落ち着くために食事をとることにした、近くの岩に腰掛け鞄に入れておいたパンを食べながらどうしたらいいかと考えていた…お腹がすいていたからか数分で食べ終わってしまった…町はどっちの方角なのかも…どうしたら帰れるかもわからない…そう考えていると急に薄いピンク色の花びらが飛んで来た「これは…?」私は気になって花びらが飛んで来た場所に向かった少し歩くと明かりが見えた出口かと思い私はそこまで走ったそしてその先には見たこともない美しい光景が広がって居た…
そこは少しだけ開けており真ん中には大きな大樹が一本だけたたずんでいたその木は小さな薄ピンク色の花を満開に咲かせていた花達は月明かりに照らされまるで光っているかのようで私は思わず
「綺麗…」
と言葉をもらした…私はその木に吸い込まれるかのように近ずいていった私は近ずいていくうちにあるお話を思い出してたお母さんが昔私に話してくれた《守り桜》の話…
ー7年前ー
「ねぇリルア…守り桜のお話は知ってるわよね?」
「うんっ!知ってるよお母さん!すっごい昔にこの国のお野菜が育てたなくなってそしたらお空から神様が来てくれて、桜の木を森に植えてみんなが大切に育てたらお野菜がいっぱい育ったんだよね!」
「そうよリルアは物知りさんね」
そう言うとお母さんは私の頭を優しく撫でてくれた。
「実はねお母さん守り桜を見たことあるのすっごく大きくてとっても綺麗なのよ!」
お母さんは手を大きく降って私に大きさを伝えていた
「いいな!リルアも守り桜見てみたいっ!!」
そんな話もしたなぁ…私は小さい頃の事を思い出していた…少しして木を見てみるとお母さんが話していた守り桜と特徴が似てることに気がついた
「これが…この木が守り桜かもしれない…本当に凄い大きくて綺麗な木なんだ…お母さんの言ったとうり」
私は木に手を伸ばした…大きさや暖かさを感じられた数分ほどして私はお母さんの話を思い出していた…あの話には続きがあったはずだから…私は目を閉じて昔の事を考えていた…そして私は思い出したあの話の続きを…
【お母さんね小さい時一人で森に入っちゃって道に迷ったのそしたら花びらが飛んできてその方向に進んだら守り桜があったの…私は守り桜の回りに石を置いたの場所と石の数を変えて少しずつね…そして私は石を目印にまっすぐ先に歩いたの…町が無さそうだと守り桜まで戻ってまた他の石の場所に行ってを繰り返したら町に帰れたの凄いでしょ!確か帰れたのは4つ石を置いたところだったかな】
そうだった、お母さんも今の私と同じだったんだ…なら4つの石を探せば…私は守り木の周りを探してみると確かに所々石が置かれていたそして
「あった!4つの石」
まるで私が来るのを待ってたいたかのように綺麗に並べられた4つの石があったこの方向からまっすぐ行けば町に戻れる…私は安堵した…あの時お母さんが教えてくれていたからだと思うと嬉しい気持ちが胸いっぱいに広がった…私がその石の目印からまっすぐ帰ろうとした時だった、守り桜の木の花びらがまるで私の気をひくかの様に一気に舞い出した私は驚いて守り桜の方に振り返ると見知らぬ女の子が木の下で倒れていた
「さっきまで誰も居なかったはずなのに…」
私は恐る恐る女の子の方まで近ず居た倒れている女の子は歳は私ぐらいだろうか…髪は守り桜と同じ薄いピンク色の長いで後髪は三つ編みにゆわれていて服装は何処となく和の国の伝統的な衣装に酷似して居たが所々和の国では用いられない様な模様が入っていて不思議な服装だと思った…息はしてるが少し息苦しそうだったもしかして守り桜はこの子を助けて欲しいのかも知れない…私はその子を助けなくてはと思ったそれは朝私に助けを求めていたあの男の子を助けられなかった後悔からかもしれない
…私はその女の子を背中でおぶりそのまま町に帰った。少し歩くと明かりが見えて来た町の明かりだ…
「よかった…帰ってこれた…」
私はすぐに家に戻り女の子をベットに寝かした
その後私は看病をしていたのだが疲れのせいでいつのまにか寝てしまった…
朝になり目が覚めると女の子は気持ちよさそうに寝ていた昨日の苦しそうな顔はもうしていなかった…私は彼女がいつ起きてもいい様に私は食事の準備を始めた。昨日取ってきたベリーをジャムにして町で買ったパンを温めるだけの簡単な食事を用意した後私は彼女が起きるまでの間に部屋の掃除をした。
「っ…んっ…ここは…」
掃除が終わった頃彼女が目を覚ました、
「あっ起きたんだ具合大丈夫…?」
私は彼女にそう言った
「あっ…あの…具合とかは大丈夫ですえっと…あの…」
彼女がなにかを言おうとしていると〈グゥ~〉と彼女のお腹の音が鳴った彼女は少し恥ずかしそうに下を向いた
「ご飯出来てるからよかったら食べてってよ」
私がそう言うと申し訳無さそうに
「ありがとうございます…」
と言った。彼女と私は食べながら雑談をしていた話してみるととてもいい子でなんだか久しぶりに心が休まった気がした。
「そういえばまだ自己紹介済んでなかったね…私はリルア・マグナット気軽にリルアって呼んで貴方は?」
彼女は下を向きながら私に
「桜…私の名前は桜です」
「桜か…」
桜…守り桜と同じ名前なのが少し引っかかったが今は彼女の事を聞くのを優先した「いい名前だね!えっとそう言えば桜は何処から来たの?」私は彼女にそう聞くと
「覚えてないんです…名前以外何も」
と桜は言った
「それって記憶喪失みたいな物なのかな…もしかして自分の《特殊魔法》も覚えてないの⁈」
そう言うと桜は
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