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第二章 冒険の始まり(ダンジョン攻略)
【階層ボス ゴーレム】
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[階層ボス ゴーレム]
※『異世界中二病プロジェクト』本日も副音声は()でファンタジー肯定派のクロノマオウ女史、ファンタジー否定派の成瀬遥香女史、SF映画監督の神谷でモニタールーム『神の間』からお届けしています。
◇◇◇◇◇
「勇者様、助けて頂きありがとうございます」(エルフ)
温泉に入っていたエルフ達は代わる代わる慎太郎の頬にキスをした。
チュッ。チュッ。チュッ。
でへへへ。ひゃー。
「あの奥に私達エルフの秘宝があります。是非受け取って下さい」(エルフ)
「えっ、うん、ありがとう」(慎太郎)
(マオウ、これ凄く強引な演出ね。なんで温泉に宝箱でエルフの秘宝を持って来るのよ)(成瀬)
(いいからいいから。そういう物なのよ)(クロノ)
「これかな」(慎太郎)
カチャ、パカッ。
宝箱から光が溢れその光が鎮まると光るオーブが底に置いてあった。
上部からのカメラに切り替わる。
(これは雰囲気出てるな。あそこに書いてある文字はなんだ?)
(あれはルーン文字のウルね。母が詳しかったのよ)(成瀬)
(本物っぽいよ)
(ありがと)(成瀬)
「これは『水のオーブ』です。勇者様、是非お役立て下さい」(エルフ)
「ありがとう、大切にするよ」(慎太郎)
「慎太郎くん、よかったわね。じゃあ行きましょう」(ミオナ)
「えっと、あれ、ハ、ハーレムは、、、」(慎太郎)
(とっとと次行けこのエロ中二病!)(クロノ)
(そもそも女神様に会う前からオーブがつけられるベルトしてるのおかしくない?)(成瀬)
(い、いいんだって。女神様には全てお見通しなのよ)(クロノ)
◇◇◇◇◇
【階層ボス ゴーレム】
ズズン。ズズン。
「慎太郎くん、何か凄い音がする」(ミオナ)
「出たなこのダンジョンの階層ボス」(慎太郎)
(なんでボスってわかるのよ)(成瀬)
二人が恐る恐る進むと広いスペースに慎太郎の倍程ある巨大なゴーレムが現れた。
(おー、このアングルで見るとこれゲームで見たのと本当にそっくりだな)
(あのゲームの原画デザインもデザイナーのロベルト西郷だからね。間宮博士も科学的に正しい形状で彼の原画は作りやすいって言ってたわよ)(クロノ)
(ゴーレムだからわざとロボットみたいな動きで大丈夫なのよね)(成瀬)
(じゃあこれを何回か使うか)
「どうする慎太郎くん。慎太郎くんのレベルなら勇者スラッシュが使えるわ」(ミオナ)
「じゃあ僕が斬り込むからミオナちゃんは魔法で援護して」(慎太郎)
(援護ってそんなのなんか打ち合わせしたか?)
(いや、それよりミオナがなんで勇者の技とか知ってるのよ)(成瀬)
(マオウ、流石にこの演出は強引じゃないか?)
(大丈夫だって。こう言うのは中二病は普通気がつかないのよ)(クロノ)
(『おい、ミオナ! セリフと演技が抜けてるぞ! 仕方ないアクション!』)
ミオナは何もやっていないがゴーレムはバチバチと音をたて動きづらくなっているようだ。
「たあっ! 勇者スラッシュ!」(慎太郎)
ボコッ。
(『オペレーター! 効果が間に合ってない!』)
ゴーレムの左腕に弱々しく当たりゴーレムの左腕が肩から崩れて落ちた。
ガラガラドスン。
「行けるよ。ミオナちゃんもう一度!」(慎太郎)
(『ミオナ、今度は魔法の台詞忘れるなよ!』)
「~レストレイント!~」(ミオナ)
バチバチバチバチ!
「勇者スラッシュ!」(慎太郎)
剣の動きに合わせ光が残像を残して弧を描く。
(これゲームのやつね。さっきは勇者がいきなりだったからオペレーターも間に合わなかったみたいだけど特殊効果練習したかいがあるわね。とても綺麗だわ)(成瀬)
(報告する記録映像の方は最初のにも入れておくよ。あとセリフと効果音もアフレコだな)
右腕も落ちた。
(『間宮博士、こいつ弱過ぎだからちょっと戦わせて貰えますか』)
ゴーレムが慎太郎の方を向き足の裏で蹴る。
ポコッ。
慎太郎が後ろに倒れた。
(えっ、大丈夫なの?)(成瀬)
(色は塗ってあるけどあれもウレタンだよ)
「わぁ!」(慎太郎)
「慎太郎くん!」(ミオナ)
「あれ? 全然痛くないぞ」(慎太郎)
慎太郎は立ち上がり剣を横に薙いだ。
ボコッ。
ゴーレムは上半身から崩れて動かなくなった。
(『よし効果音とスポット!』)
テッテレレー。
ファー。
「慎太郎くん大丈夫? ステータス! まあ! 慎太郎くんの防御力が凄いから痛くないのね。今ので20もステータスがあがってるわ」(ミオナ)
「そうか全然痛くないや」(慎太郎)
「さすが勇者ね」(ミオナ)
「えへへ、ま、まあ楽勝だよ」(慎太郎)
(『よし、宝箱のライトを照らせ』)
仄かに明るく光る宝箱。
「あれ宝箱じゃない?」(ミオナ)
(随分とわかり易い演出の報酬ね。いったいその宝箱のスポンサーは誰なのよ)(成瀬)
(プー、笑わせるなし)(クロノ)
パカッ。
「短剣だ。えーと紙に魔法の短剣って書いてある」(慎太郎)
(フォントはカッコいいけど日本語なの! せめて英語にすればいいのに)(成瀬)
(いやあいつ英語の成績悪いんだよ。他もローマ字にしてある)
「魔法の短剣?」(ミオナ)
「僕には聖剣があるからこの階層の宝物は杖しかないミオナちゃんのだね」(慎太郎)
(勇者、意外と気前いいな)
(これでも大金持ちだからね)(クロノ)
「ありがとう慎太郎くん。じゃあアイテムボックスに入れておくわね」(ミオナ)
パッ!
「き、消えた!」(慎太郎)
(おお、ミオナは本当に手品が上手くなったな)
(あれで食べて行けそう)(クロノ)
(まだ、左の袖に入っているんだけどな。後であれをポケットに入れる)
「屈強な防御値で痛くなくてもHPが減ってきたからそろそろ一旦外に出ましょう」(ミオナ)
「うん」(慎太郎)
※『異世界中二病プロジェクト』本日も副音声は()でファンタジー肯定派のクロノマオウ女史、ファンタジー否定派の成瀬遥香女史、SF映画監督の神谷でモニタールーム『神の間』からお届けしています。
◇◇◇◇◇
「勇者様、助けて頂きありがとうございます」(エルフ)
温泉に入っていたエルフ達は代わる代わる慎太郎の頬にキスをした。
チュッ。チュッ。チュッ。
でへへへ。ひゃー。
「あの奥に私達エルフの秘宝があります。是非受け取って下さい」(エルフ)
「えっ、うん、ありがとう」(慎太郎)
(マオウ、これ凄く強引な演出ね。なんで温泉に宝箱でエルフの秘宝を持って来るのよ)(成瀬)
(いいからいいから。そういう物なのよ)(クロノ)
「これかな」(慎太郎)
カチャ、パカッ。
宝箱から光が溢れその光が鎮まると光るオーブが底に置いてあった。
上部からのカメラに切り替わる。
(これは雰囲気出てるな。あそこに書いてある文字はなんだ?)
(あれはルーン文字のウルね。母が詳しかったのよ)(成瀬)
(本物っぽいよ)
(ありがと)(成瀬)
「これは『水のオーブ』です。勇者様、是非お役立て下さい」(エルフ)
「ありがとう、大切にするよ」(慎太郎)
「慎太郎くん、よかったわね。じゃあ行きましょう」(ミオナ)
「えっと、あれ、ハ、ハーレムは、、、」(慎太郎)
(とっとと次行けこのエロ中二病!)(クロノ)
(そもそも女神様に会う前からオーブがつけられるベルトしてるのおかしくない?)(成瀬)
(い、いいんだって。女神様には全てお見通しなのよ)(クロノ)
◇◇◇◇◇
【階層ボス ゴーレム】
ズズン。ズズン。
「慎太郎くん、何か凄い音がする」(ミオナ)
「出たなこのダンジョンの階層ボス」(慎太郎)
(なんでボスってわかるのよ)(成瀬)
二人が恐る恐る進むと広いスペースに慎太郎の倍程ある巨大なゴーレムが現れた。
(おー、このアングルで見るとこれゲームで見たのと本当にそっくりだな)
(あのゲームの原画デザインもデザイナーのロベルト西郷だからね。間宮博士も科学的に正しい形状で彼の原画は作りやすいって言ってたわよ)(クロノ)
(ゴーレムだからわざとロボットみたいな動きで大丈夫なのよね)(成瀬)
(じゃあこれを何回か使うか)
「どうする慎太郎くん。慎太郎くんのレベルなら勇者スラッシュが使えるわ」(ミオナ)
「じゃあ僕が斬り込むからミオナちゃんは魔法で援護して」(慎太郎)
(援護ってそんなのなんか打ち合わせしたか?)
(いや、それよりミオナがなんで勇者の技とか知ってるのよ)(成瀬)
(マオウ、流石にこの演出は強引じゃないか?)
(大丈夫だって。こう言うのは中二病は普通気がつかないのよ)(クロノ)
(『おい、ミオナ! セリフと演技が抜けてるぞ! 仕方ないアクション!』)
ミオナは何もやっていないがゴーレムはバチバチと音をたて動きづらくなっているようだ。
「たあっ! 勇者スラッシュ!」(慎太郎)
ボコッ。
(『オペレーター! 効果が間に合ってない!』)
ゴーレムの左腕に弱々しく当たりゴーレムの左腕が肩から崩れて落ちた。
ガラガラドスン。
「行けるよ。ミオナちゃんもう一度!」(慎太郎)
(『ミオナ、今度は魔法の台詞忘れるなよ!』)
「~レストレイント!~」(ミオナ)
バチバチバチバチ!
「勇者スラッシュ!」(慎太郎)
剣の動きに合わせ光が残像を残して弧を描く。
(これゲームのやつね。さっきは勇者がいきなりだったからオペレーターも間に合わなかったみたいだけど特殊効果練習したかいがあるわね。とても綺麗だわ)(成瀬)
(報告する記録映像の方は最初のにも入れておくよ。あとセリフと効果音もアフレコだな)
右腕も落ちた。
(『間宮博士、こいつ弱過ぎだからちょっと戦わせて貰えますか』)
ゴーレムが慎太郎の方を向き足の裏で蹴る。
ポコッ。
慎太郎が後ろに倒れた。
(えっ、大丈夫なの?)(成瀬)
(色は塗ってあるけどあれもウレタンだよ)
「わぁ!」(慎太郎)
「慎太郎くん!」(ミオナ)
「あれ? 全然痛くないぞ」(慎太郎)
慎太郎は立ち上がり剣を横に薙いだ。
ボコッ。
ゴーレムは上半身から崩れて動かなくなった。
(『よし効果音とスポット!』)
テッテレレー。
ファー。
「慎太郎くん大丈夫? ステータス! まあ! 慎太郎くんの防御力が凄いから痛くないのね。今ので20もステータスがあがってるわ」(ミオナ)
「そうか全然痛くないや」(慎太郎)
「さすが勇者ね」(ミオナ)
「えへへ、ま、まあ楽勝だよ」(慎太郎)
(『よし、宝箱のライトを照らせ』)
仄かに明るく光る宝箱。
「あれ宝箱じゃない?」(ミオナ)
(随分とわかり易い演出の報酬ね。いったいその宝箱のスポンサーは誰なのよ)(成瀬)
(プー、笑わせるなし)(クロノ)
パカッ。
「短剣だ。えーと紙に魔法の短剣って書いてある」(慎太郎)
(フォントはカッコいいけど日本語なの! せめて英語にすればいいのに)(成瀬)
(いやあいつ英語の成績悪いんだよ。他もローマ字にしてある)
「魔法の短剣?」(ミオナ)
「僕には聖剣があるからこの階層の宝物は杖しかないミオナちゃんのだね」(慎太郎)
(勇者、意外と気前いいな)
(これでも大金持ちだからね)(クロノ)
「ありがとう慎太郎くん。じゃあアイテムボックスに入れておくわね」(ミオナ)
パッ!
「き、消えた!」(慎太郎)
(おお、ミオナは本当に手品が上手くなったな)
(あれで食べて行けそう)(クロノ)
(まだ、左の袖に入っているんだけどな。後であれをポケットに入れる)
「屈強な防御値で痛くなくてもHPが減ってきたからそろそろ一旦外に出ましょう」(ミオナ)
「うん」(慎太郎)
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