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第四章:転生者ウェルガ 初等部編
じゃ、罰ゲームいってみよ~!♪
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「何よこのちんちくりんは!家でママのおっぱいでもしゃぶってなさい!」
その台詞をこの異世界で聞くことになるとは…てか久しぶりに聞いたな、それ。
「丁度良いですね~。じゃあ、ウーちゃんに適当に相手をしてもらいましょ~」
「…はぁ~?!」
エリナさんがこの問題を俺に投げてきた。まぁ確かに、そのつもりで話しかけはしたんだけどさ…
「アンタおちょくってんじゃないわよ!こんな子供に何ができるってのよ!」
「でも、ファナさんがご所望の最強の魔術師ですよ~?」
「はぁ~?!馬鹿じゃないの!?いい加減にしなさいよ!」
まあ、こんなチビスケが最強なんて言ったらそうなるわな。
「おい、ウェルさんが出るらしいぞ!」
「あの女死んだな!」
「クソ迷惑だから、早く叩き出して貰おうぜ!」
周りも好き勝手言ってんなぁ…おい。
「あんた、ウェルとか言ったかしら?」
「ウェルガ、ね」
「ウェルガ!何かここの秘蔵っ子みたいだから、特別にお姉さんが相手をしてあげるわ!感謝しなさいよね!」
…なんだか随分と自信があるみたいだな…
〈鑑定〉を使ってみたけど…MP6800?確かに高い方ではあるけどなぁ…
〈火魔法〉もLv8と高いし、〈魔力制御〉や〈杖術〉もそこそこ強いから口だけではないっぽい。でも結局はそれだけだな。
「いいけど、負けたら『私は痴女です!』って叫びながら町を全裸ダッシュね?」
「上等よ!ま、あたし最強だからやんないけどね!」
よし、言質は取ったんだから、やって貰おうかねぇ。
ギルドにある広い訓練所っぽいところでファナと対峙する。
エリナさんと野次馬達が周囲を囲っている中、戦いの火蓋は切って落とされようとしている…
「先手は貰ったぁ!〈ヘルフレイム〉!」
いきなり上級の火魔法で、俺の周囲に黒い炎を無数に這わせたファナ。だが…
「あ~、緩いな~…」
「…え…!?」
俺は炎が明らかに体に当たっているにも関わらず、平然とその炎の上を歩いている。
いや、当たり前さね。魔防こと魔法防御999999だもの。
服も耐性付きだから、こんなのただの黒い暖房だな。
「まあこんなもんだよな。人間だもの。」
「な、何で…!何であたしの渾身の〈ヘルフレイム〉を…!」
「ウーちゃんは~、小さくても金級ですからね~♪」
「き、金級ぅ!?」
金級って、宮廷魔導師が当たり前のように持ってるからなぁ。
ちなみに「魔導師」は「魔術師」の上位相互みたいなもんね。
「ほれ、〈コロナフレア〉」
俺は小さな火をポイッと眼前に投げると…一瞬周囲が眩しくなり、ファナの眼前にとてつもない爆炎が広がった。
あまりの高温に、魔法で強化されているはずの床や天井が溶け、ガラス化している。
「…ひ、ヒィィィィィィィッ!!」
その光景に、ファナはビビって尻餅をついてしまった。
ちなみに、この世界に〈コロナフレア〉という魔法は存在しない。
コロナは太陽のプラズマの一種だから正確には火じゃないんだけど、カッコ良さそうだから何となく作ってみた。ま、異世界人はコロナなんて知らないしな。
「この勝負、ウーちゃんの勝ち~♪」
完全に戦意喪失して色んなものを垂れ流すファナを横目に、エリナさんが勝利宣言をした。
「んじゃあ約束通り、全裸で変態発言ダッシュ、いっとこうか」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
この後、罰ゲームを魔法で強行されて衛兵にお世話になるファナちゃんでした。
その台詞をこの異世界で聞くことになるとは…てか久しぶりに聞いたな、それ。
「丁度良いですね~。じゃあ、ウーちゃんに適当に相手をしてもらいましょ~」
「…はぁ~?!」
エリナさんがこの問題を俺に投げてきた。まぁ確かに、そのつもりで話しかけはしたんだけどさ…
「アンタおちょくってんじゃないわよ!こんな子供に何ができるってのよ!」
「でも、ファナさんがご所望の最強の魔術師ですよ~?」
「はぁ~?!馬鹿じゃないの!?いい加減にしなさいよ!」
まあ、こんなチビスケが最強なんて言ったらそうなるわな。
「おい、ウェルさんが出るらしいぞ!」
「あの女死んだな!」
「クソ迷惑だから、早く叩き出して貰おうぜ!」
周りも好き勝手言ってんなぁ…おい。
「あんた、ウェルとか言ったかしら?」
「ウェルガ、ね」
「ウェルガ!何かここの秘蔵っ子みたいだから、特別にお姉さんが相手をしてあげるわ!感謝しなさいよね!」
…なんだか随分と自信があるみたいだな…
〈鑑定〉を使ってみたけど…MP6800?確かに高い方ではあるけどなぁ…
〈火魔法〉もLv8と高いし、〈魔力制御〉や〈杖術〉もそこそこ強いから口だけではないっぽい。でも結局はそれだけだな。
「いいけど、負けたら『私は痴女です!』って叫びながら町を全裸ダッシュね?」
「上等よ!ま、あたし最強だからやんないけどね!」
よし、言質は取ったんだから、やって貰おうかねぇ。
ギルドにある広い訓練所っぽいところでファナと対峙する。
エリナさんと野次馬達が周囲を囲っている中、戦いの火蓋は切って落とされようとしている…
「先手は貰ったぁ!〈ヘルフレイム〉!」
いきなり上級の火魔法で、俺の周囲に黒い炎を無数に這わせたファナ。だが…
「あ~、緩いな~…」
「…え…!?」
俺は炎が明らかに体に当たっているにも関わらず、平然とその炎の上を歩いている。
いや、当たり前さね。魔防こと魔法防御999999だもの。
服も耐性付きだから、こんなのただの黒い暖房だな。
「まあこんなもんだよな。人間だもの。」
「な、何で…!何であたしの渾身の〈ヘルフレイム〉を…!」
「ウーちゃんは~、小さくても金級ですからね~♪」
「き、金級ぅ!?」
金級って、宮廷魔導師が当たり前のように持ってるからなぁ。
ちなみに「魔導師」は「魔術師」の上位相互みたいなもんね。
「ほれ、〈コロナフレア〉」
俺は小さな火をポイッと眼前に投げると…一瞬周囲が眩しくなり、ファナの眼前にとてつもない爆炎が広がった。
あまりの高温に、魔法で強化されているはずの床や天井が溶け、ガラス化している。
「…ひ、ヒィィィィィィィッ!!」
その光景に、ファナはビビって尻餅をついてしまった。
ちなみに、この世界に〈コロナフレア〉という魔法は存在しない。
コロナは太陽のプラズマの一種だから正確には火じゃないんだけど、カッコ良さそうだから何となく作ってみた。ま、異世界人はコロナなんて知らないしな。
「この勝負、ウーちゃんの勝ち~♪」
完全に戦意喪失して色んなものを垂れ流すファナを横目に、エリナさんが勝利宣言をした。
「んじゃあ約束通り、全裸で変態発言ダッシュ、いっとこうか」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
この後、罰ゲームを魔法で強行されて衛兵にお世話になるファナちゃんでした。
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