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第4章:恋人って、毎日が全部“特別”――!?
第91話:恋人になったら、毎朝の“おはよう”がドキドキする件
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朝。自宅ダイニング。
天宮 玲奈「お、おはようございます、悠真くんっ……!」
高坂 悠真「……おう、おはよう」
ふたりの間に、変な沈黙。
(あれ? 昨日までと何が違うんだろう?)
(いつも通りなのに、何この緊張感……!?)
それもそのはず――今日から「恋人としての初登校」。
今までは“同居人”だった。
でも今日からは――ふたりの間には、確かな関係性がある。
天宮 玲奈「え、えっと……行きますか、登校……」
高坂 悠真「あ、ああ……」
ふたりでドアを開け、
いつもの道を歩き出す――はずだったのに、
天宮 玲奈「……あの、手、つないでもいいですか?」
高坂 悠真「っ……お、おう」
にぎっ
手の温度が、やけに高く感じるのは、たぶん気のせいじゃない。
登校中。
通学路に、数人のクラスメイトとすれ違う。
女子A「……ねえ、今のって天宮さんと高坂くんじゃない?」
女子B「え、手つないでたよね!? 嘘、付き合ってたの!?!?」
玲奈はちょっと顔を赤らめたけれど、手を離さなかった。
天宮 玲奈「悠真くん、私、もう隠す気ありませんからっ」
高坂 悠真「俺もだよ」
教室。
クラスメイトたちの視線が、ふたりに集まる。
「え、マジで!?」「あのふたり付き合ってたんだ……」
九条 沙耶(ひそかに見ていた)
「……ふふ。ついに、ここまで来たのね」
悠真の親友・桐生も気づいた様子でニヤリ。
桐生「……へぇ、ちゃんと男になったじゃねーか、悠真」
放課後、帰り道。
夕陽の中で手を繋ぎながら、玲奈がぽつり。
天宮 玲奈「……今日、“彼女”って自覚しすぎて、何度死にかけたことか……」
高坂 悠真「俺も、ずっと心拍数バグってたわ」
ふたりで顔を見合わせて、笑いあう。
天宮 玲奈「でも……“好きな人と歩く道”って、全部が特別ですね」
高坂 悠真「……ああ。毎日が、全部“デート”みたいだな」
恋人になって、何もかもが変わった。
でも、それは全部“幸せのかたち”だった。
__________________________________
後書き
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の第九十一話では、
“恋人になったあとの日常”をしっかり描かせていただきました!
「毎日が、全部“デート”みたいだな」
このセリフ、恋人初心者だからこそ言える、素直な幸せのかたちでした。
ふたりは今、
“名前のある関係”になって、
ようやく世界に恋を宣言できた――
そんな誇らしくて眩しい日々が始まったところです!
次回は、ふたりにとっての**“初・記念日”**がテーマ!?
次回――
「付き合って一週間、何かイベントごとしませんか――!?」
ド直球に甘く、幸せに続けていきます!お楽しみに!
天宮 玲奈「お、おはようございます、悠真くんっ……!」
高坂 悠真「……おう、おはよう」
ふたりの間に、変な沈黙。
(あれ? 昨日までと何が違うんだろう?)
(いつも通りなのに、何この緊張感……!?)
それもそのはず――今日から「恋人としての初登校」。
今までは“同居人”だった。
でも今日からは――ふたりの間には、確かな関係性がある。
天宮 玲奈「え、えっと……行きますか、登校……」
高坂 悠真「あ、ああ……」
ふたりでドアを開け、
いつもの道を歩き出す――はずだったのに、
天宮 玲奈「……あの、手、つないでもいいですか?」
高坂 悠真「っ……お、おう」
にぎっ
手の温度が、やけに高く感じるのは、たぶん気のせいじゃない。
登校中。
通学路に、数人のクラスメイトとすれ違う。
女子A「……ねえ、今のって天宮さんと高坂くんじゃない?」
女子B「え、手つないでたよね!? 嘘、付き合ってたの!?!?」
玲奈はちょっと顔を赤らめたけれど、手を離さなかった。
天宮 玲奈「悠真くん、私、もう隠す気ありませんからっ」
高坂 悠真「俺もだよ」
教室。
クラスメイトたちの視線が、ふたりに集まる。
「え、マジで!?」「あのふたり付き合ってたんだ……」
九条 沙耶(ひそかに見ていた)
「……ふふ。ついに、ここまで来たのね」
悠真の親友・桐生も気づいた様子でニヤリ。
桐生「……へぇ、ちゃんと男になったじゃねーか、悠真」
放課後、帰り道。
夕陽の中で手を繋ぎながら、玲奈がぽつり。
天宮 玲奈「……今日、“彼女”って自覚しすぎて、何度死にかけたことか……」
高坂 悠真「俺も、ずっと心拍数バグってたわ」
ふたりで顔を見合わせて、笑いあう。
天宮 玲奈「でも……“好きな人と歩く道”って、全部が特別ですね」
高坂 悠真「……ああ。毎日が、全部“デート”みたいだな」
恋人になって、何もかもが変わった。
でも、それは全部“幸せのかたち”だった。
__________________________________
後書き
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回の第九十一話では、
“恋人になったあとの日常”をしっかり描かせていただきました!
「毎日が、全部“デート”みたいだな」
このセリフ、恋人初心者だからこそ言える、素直な幸せのかたちでした。
ふたりは今、
“名前のある関係”になって、
ようやく世界に恋を宣言できた――
そんな誇らしくて眩しい日々が始まったところです!
次回は、ふたりにとっての**“初・記念日”**がテーマ!?
次回――
「付き合って一週間、何かイベントごとしませんか――!?」
ド直球に甘く、幸せに続けていきます!お楽しみに!
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