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第2章:王都に蠢く影、交錯する運命
第41話:剣聖候補との激突
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◇
騎士団の列が前へ進む。
規律正しい足音が大地を震わせ、空気そのものを圧迫していく。
「……あれが、王国の精鋭」
リーネが小声で呟いた。
彼女の視線は真剣そのもの。
怯えているのではなく、ただ隣にいる俺を見守るために。
「高宮 悠斗!」
銀の鎧を纏った隊長格が、剣を抜いて叫んだ。
「王国への反逆、ここで断罪する!」
「断罪? ……笑わせるな」
俺は剣を構え、力を解放する。
『従属者の記録を確認――能力同期開始』
瞬間、体が熱に包まれた。
オーガの膂力、魔導士の魔術、そして剣士の技術。
複数の力が重なり合い、俺の体を異常な領域へ引き上げていく。
◇
一閃。
振るった剣は炎を纏い、突き出した蹴りは雷鳴を伴って騎士たちを吹き飛ばす。
「なっ……化け物め!」
「魔術と剣技を同時に……!」
騎士たちの動揺が広がる。
だが彼らは恐れず、すぐに態勢を立て直した。
さすが精鋭、ただの兵士とは違う。
「包囲を狭めろ!」
「斬り込ませるな!」
四方から剣が迫る。
鋭い斬撃が雨のように降り注ぎ、俺の体に無数の傷を刻んでいく。
◇
「悠斗!」
リーネが詠唱を終え、巨大な火球を放った。
爆炎が広がり、包囲が一瞬緩む。
その隙に俺は剣を振るい、さらに力を解放した。
だが――
「なぁ……やっぱり休み時間は昼寝だよな……」
頭の奥に、桜井先生のだらしない声が流れ込む。
視界が揺れ、膝がわずかに沈む。
(……まただ! 性格まで引き込まれる……!)
必死に歯を食いしばり、雑念を払い落とす。
それでもわずかな隙は生まれ、刃が肩を掠めた。
◇
「チッ……厄介な力だな」
隊長格の騎士が俺を睨み据えた。
その眼差しには恐怖よりも、強者と対する喜びがあった。
「だが――この一撃で終わらせる!」
彼が剣を振り上げる。
その刃はただの金属ではなく、光を纏っていた。
「……“聖剣術”か」
俺は低く呟き、剣を握り直した。
◇
次の瞬間、光と炎がぶつかり合い、轟音が戦場を覆った。
◇
「ハァァァァッ!!」
聖剣の光が一直線に俺へと迫る。
その瞬間、全身の毛穴が総立ちになった。
(ヤベェ……これは正面から受けたら終わる!)
咄嗟に、俺は体を低く沈め、足にオーガの膂力を込めて地面を蹴った。
凄まじい爆風が背後で炸裂し、土と石が宙を舞う。
「速いな……!」
隊長の瞳が鋭く光る。
◇
「悠斗!」
リーネの声が響いた。
彼女は詠唱を完了し、氷の槍を幾重にも生み出す。
「氷槍連弾!」
無数の氷槍が隊長へと殺到する。
だが、光を纏った聖剣が一閃されただけで、氷槍は粉々に砕け散った。
「ちっ……防がれたか!」
「油断するな、リーネ!」
俺は叫びながら剣を振るい、再び前に飛び込む。
◇
『従属者の記録を確認――能力同期強制開始』
視界に走る閃光。
俺はあえて複数の能力を一度に引き出した。
炎と雷、剣技と俊敏、そして治癒の魔力。
一瞬、体が悲鳴を上げた。
だが同時に、爆発的な速度と威力が俺を突き動かす。
「喰らえええっ!!」
剣を振り下ろす。
炎を纏った斬撃と雷鳴が重なり、光の壁を押し返した。
◇
「ぬぅっ……!」
隊長が歯を食いしばり、聖剣を構え直す。
その時だった。
「主ぃぃ! 私のノートチェックを忘れないでぇぇ!」
桜井先生の悲鳴が頭に流れ込んできた。
途端に、俺の集中が乱れ、剣先がぶれる。
「くっそ、またかよ!」
意識の端で、桜井の性格が押し寄せる。
真剣勝負の最中に“ノート提出”だの“授業サボりたい”だの――くだらねぇ思考が混ざり込む。
「隙あり!」
隊長の聖剣が俺の頬を掠め、血が飛んだ。
◇
「悠斗!!」
リーネが駆け寄ろうとする。
だが俺は片手を挙げて制した。
「来るな……! これは俺の戦いだ!」
傷口から血が滴り落ちる。
だがその痛みが、逆に俺を正気へと引き戻した。
(……そうだ。これは、俺の力。俺が制御するしかない)
◇
「隊長!」
周囲の騎士たちが声を上げる。
「まだ終わらん!」
隊長は剣を掲げ、光をさらに増幅させる。
聖剣の輝きが、空そのものを裂かんばかりに広がっていく。
俺もまた、剣を握り直し、胸の奥で力を解放した。
炎、雷、剣技、膂力、治癒――すべてを重ね合わせ、ただ一撃に込める。
「決着だ……!」
「来い、反逆者!」
二つの力が激突する直前、戦場に凄まじい閃光が走った――。
◇
__________________
後書き
ここまで読んでくださってありがとうございます!
第41話では「騎士団」との激突が始まりました。
悠斗は従属スキルの複合能力で圧倒しつつも、“性格リスク”に翻弄され隙を見せます。
そして騎士団隊長が“聖剣術”を発動し、戦場はさらに緊迫。
次回は、この一騎打ちが本格的に描かれていきます。
ぜひご期待ください!
騎士団の列が前へ進む。
規律正しい足音が大地を震わせ、空気そのものを圧迫していく。
「……あれが、王国の精鋭」
リーネが小声で呟いた。
彼女の視線は真剣そのもの。
怯えているのではなく、ただ隣にいる俺を見守るために。
「高宮 悠斗!」
銀の鎧を纏った隊長格が、剣を抜いて叫んだ。
「王国への反逆、ここで断罪する!」
「断罪? ……笑わせるな」
俺は剣を構え、力を解放する。
『従属者の記録を確認――能力同期開始』
瞬間、体が熱に包まれた。
オーガの膂力、魔導士の魔術、そして剣士の技術。
複数の力が重なり合い、俺の体を異常な領域へ引き上げていく。
◇
一閃。
振るった剣は炎を纏い、突き出した蹴りは雷鳴を伴って騎士たちを吹き飛ばす。
「なっ……化け物め!」
「魔術と剣技を同時に……!」
騎士たちの動揺が広がる。
だが彼らは恐れず、すぐに態勢を立て直した。
さすが精鋭、ただの兵士とは違う。
「包囲を狭めろ!」
「斬り込ませるな!」
四方から剣が迫る。
鋭い斬撃が雨のように降り注ぎ、俺の体に無数の傷を刻んでいく。
◇
「悠斗!」
リーネが詠唱を終え、巨大な火球を放った。
爆炎が広がり、包囲が一瞬緩む。
その隙に俺は剣を振るい、さらに力を解放した。
だが――
「なぁ……やっぱり休み時間は昼寝だよな……」
頭の奥に、桜井先生のだらしない声が流れ込む。
視界が揺れ、膝がわずかに沈む。
(……まただ! 性格まで引き込まれる……!)
必死に歯を食いしばり、雑念を払い落とす。
それでもわずかな隙は生まれ、刃が肩を掠めた。
◇
「チッ……厄介な力だな」
隊長格の騎士が俺を睨み据えた。
その眼差しには恐怖よりも、強者と対する喜びがあった。
「だが――この一撃で終わらせる!」
彼が剣を振り上げる。
その刃はただの金属ではなく、光を纏っていた。
「……“聖剣術”か」
俺は低く呟き、剣を握り直した。
◇
次の瞬間、光と炎がぶつかり合い、轟音が戦場を覆った。
◇
「ハァァァァッ!!」
聖剣の光が一直線に俺へと迫る。
その瞬間、全身の毛穴が総立ちになった。
(ヤベェ……これは正面から受けたら終わる!)
咄嗟に、俺は体を低く沈め、足にオーガの膂力を込めて地面を蹴った。
凄まじい爆風が背後で炸裂し、土と石が宙を舞う。
「速いな……!」
隊長の瞳が鋭く光る。
◇
「悠斗!」
リーネの声が響いた。
彼女は詠唱を完了し、氷の槍を幾重にも生み出す。
「氷槍連弾!」
無数の氷槍が隊長へと殺到する。
だが、光を纏った聖剣が一閃されただけで、氷槍は粉々に砕け散った。
「ちっ……防がれたか!」
「油断するな、リーネ!」
俺は叫びながら剣を振るい、再び前に飛び込む。
◇
『従属者の記録を確認――能力同期強制開始』
視界に走る閃光。
俺はあえて複数の能力を一度に引き出した。
炎と雷、剣技と俊敏、そして治癒の魔力。
一瞬、体が悲鳴を上げた。
だが同時に、爆発的な速度と威力が俺を突き動かす。
「喰らえええっ!!」
剣を振り下ろす。
炎を纏った斬撃と雷鳴が重なり、光の壁を押し返した。
◇
「ぬぅっ……!」
隊長が歯を食いしばり、聖剣を構え直す。
その時だった。
「主ぃぃ! 私のノートチェックを忘れないでぇぇ!」
桜井先生の悲鳴が頭に流れ込んできた。
途端に、俺の集中が乱れ、剣先がぶれる。
「くっそ、またかよ!」
意識の端で、桜井の性格が押し寄せる。
真剣勝負の最中に“ノート提出”だの“授業サボりたい”だの――くだらねぇ思考が混ざり込む。
「隙あり!」
隊長の聖剣が俺の頬を掠め、血が飛んだ。
◇
「悠斗!!」
リーネが駆け寄ろうとする。
だが俺は片手を挙げて制した。
「来るな……! これは俺の戦いだ!」
傷口から血が滴り落ちる。
だがその痛みが、逆に俺を正気へと引き戻した。
(……そうだ。これは、俺の力。俺が制御するしかない)
◇
「隊長!」
周囲の騎士たちが声を上げる。
「まだ終わらん!」
隊長は剣を掲げ、光をさらに増幅させる。
聖剣の輝きが、空そのものを裂かんばかりに広がっていく。
俺もまた、剣を握り直し、胸の奥で力を解放した。
炎、雷、剣技、膂力、治癒――すべてを重ね合わせ、ただ一撃に込める。
「決着だ……!」
「来い、反逆者!」
二つの力が激突する直前、戦場に凄まじい閃光が走った――。
◇
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後書き
ここまで読んでくださってありがとうございます!
第41話では「騎士団」との激突が始まりました。
悠斗は従属スキルの複合能力で圧倒しつつも、“性格リスク”に翻弄され隙を見せます。
そして騎士団隊長が“聖剣術”を発動し、戦場はさらに緊迫。
次回は、この一騎打ちが本格的に描かれていきます。
ぜひご期待ください!
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