森の中で倒れたエルフの美少女を助けたら何故か懐かれた件

髙橋ルイ

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番外編:学園編

第17話:修学旅行・海外編

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飛行機に乗り込み、向かった先は海外の都市。
見慣れない街並み、異国の香りに、生徒たちは興奮を隠せなかった。

アレン:「……まさか、修学旅行で国外まで来るとはな。」

リーネ:「すごいです……! 建物がぜんぜん違います!」

ミリア:「観光もいいけど、迷子にならないようにね。」

リカルド:「……お前ら、はしゃぎすぎだ。」

ラピス:「ふはは! 我が伝説は国境をも越える!」



午前中は観光バスで名所巡り。
城のような建築物や美術館に、リーネは終始目を輝かせていた。

リーネ:「アレン様、これ見てください! この絵、すごくきれいです!」

アレン:「お、おう……。絵よりお前のテンションの方がすげぇな。」

一方ラピスは、観光客向けの大道芸に乱入し、警備員に追い出されていた。

ラピス:「なぜだ! 我の演舞は芸術そのものだろう!」

ミリア:「恥ずかしいからやめて。」



昼は自由行動。
リーネと二人で街を歩くことになった。

リーネ:「アレン様、あれ……カフェみたいです!」

異国の雰囲気漂うカフェに入り、ココアを注文。
カップから立ち上る甘い香りに、リーネは幸せそうに微笑んだ。

リーネ:「……こうして一緒にいると、本当に夢みたいです。」

アレン:「夢じゃねえよ。現実だ。」

その一言に、リーネは頬を赤らめ、カップを大事そうに抱えた。



夜はホテルで大騒ぎ。
枕投げは国境を越えても健在で、リカルドが本気で投げた枕がラピスを直撃。

ラピス:「ぐはぁっ! ……これは異国の洗礼か……!」

ミリア:「違うわ。ただの自業自得よ。」



夜更け。
ホテルのバルコニーに出ると、夜景が一面に広がっていた。

アレン:「……すげぇな。どこまでも光が続いてる。」

リーネ:「はい……。でも、一番きれいなのは――」

振り返った彼女の瞳が、夜景よりも強く輝いていた。

リーネ:「……アレン様と見ている、この景色です。」

アレン:「……ほんと、参るな。」

照れくささを隠すように夜空を仰いだが、その言葉は心に深く響いていた。



修学旅行の夜は、笑いと感動、そして小さな告白のような言葉で彩られて幕を閉じた。

________________________

後書き

海外での修学旅行は、見慣れない景色も、異国の匂いも、全部が新鮮だった。
そして一緒に歩くことで、その全てが宝物になっていった。

リーネの笑顔と共に見た夜景は、ただの観光以上の意味を持っていた。
異国の街でも変わらない――「隣にいる」という事実が、何よりの安心であり幸せだった。
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