森の中で倒れたエルフの美少女を助けたら何故か懐かれた件

髙橋ルイ

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番外編:学園編

第20話:笑顔の学園生活

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新学期が始まってからの数か月。
振り返れば、文化祭も体育祭も、修学旅行もあった。
笑って、騒いで、時に恥ずかしい思いもして――気づけば全部が思い出になっていた。

アレン:「……結局、いろんなことがあったよな。」

リーネ:「はい……全部が宝物です。アレン様と一緒に過ごせて。」

ラピス:「ふはは! 我の伝説は学園にも刻まれたな!」

ミリア:「刻んだのは問題行動でしょ。」

リカルド:「……まあ、退屈はしなかったな。」



昼休みの校庭。
桜の葉が新緑に変わり、空は穏やかな青で広がっていた。

リーネは小さなお弁当を広げ、隣でそっと差し出す。

リーネ:「アレン様、あーん……してもいいですか?」

アレン:「お、おい……人前でやるなって。」

リーネ:「……じゃあ、内緒で。」

耳元に囁かれ、思わず赤面する。
周りでは仲間たちの笑い声が響き、賑やかな空気に包まれていた。



放課後。
夕焼けに染まる廊下を歩きながら、リーネが足を止めた。

リーネ:「……アレン様。学園での時間が、ずっと続けばいいのにって思います。」

アレン:「……続くさ。お前が隣にいる限り。」

リーネは少し涙ぐみながらも、嬉しそうに笑った。

アレン:「――これからも、ずっと一緒だ。」

窓の外、暮れゆく空が二人を優しく包み込んでいた。



こうして、俺たちの学園生活は一つの区切りを迎えた。
けれど、それは終わりじゃなく――また新しい始まりの鐘の音でもあった。

________________________

後書き

学園編もこれで一区切り。
文化祭のドタバタも、修学旅行の大騒ぎも、雪の日も桜の下も――全部がかけがえのない思い出になった。

本編や後日談とは違う舞台だったけれど、彼らが笑い合い、支え合う姿は変わらない。
むしろ学園という日常の中で、その絆はもっと身近に、温かく感じられた。

これで番外編「学園編」は完結。
けれど、またどこかで彼らに会いたくなったら――その時もきっと、笑顔で迎えてくれるはずだ。

最後まで読んでくれて、本当にありがとう。
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