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ビンドの収穫祭編
おまけの小瓶-3
しおりを挟むガルバナムはルウの太腿の裏を押し上げ、白い臀部までもがガルバナムの視界に晒されることになった。
「あ……っ、師匠、そこは……!」
ルウが慌てるのもお構いなしに、ガルバナムは閉じている菊門をべろりと舐め上げる。
「あぁっ! そんなところ、やめて、ください……っ」
「そう言うわりには、こちらはヒクヒクと動いて期待しているようだ」
ルウの膝が胸につくほど腿を上げて、ガルバナムは貪るようにヒクつく穴へと舌を忍ばせる。
「ああっ、あっ、やぁ……っ!」
わざと音を立てて吸い上げられ、体も理性もとろけていくルウは、応えるように腰が揺れている。
「このままでいいのか、ルウ?」
愛撫を続けるガルバナムの言葉は、先程からぴくんと反応しているルウの性器に向けられていた。それは細く涎を垂らして、自身の腹部を濡らしている。
「してほしいことがあるなら、どうしてほしいのかをはっきり言わないとな?」
ルウは、泣きそうになって顔を歪ませた。
「そこだけじゃ……、足りない……」
懇願する声に、ガルバナムはルウの臀部から顔を離した。
ガルバナムがルウの足を下ろすと、ルウはガルバナムのほうを見ながら、
「こっちも……」
と、華奢な指で紅潮した自身の昂ぶりに触れた。
「触って、ください……、ガルバナムさん……」
ガルバナムはくすりと笑い、そして、ルウが刺激を欲していた昂ぶりへと、ルウの反応を見ながらゆっくりと顔を近づけた。
すでに過敏になっていたそこへガルバナムの熱い吐息がかかると、ルウは震えた。
「ひぁっ……っ」
ガルバナムの唇は、ちゅっと音を立て、硬くなった性器を這い始める。
「ふ、あぁっ……、はあ……っ」
濡らしたばかりの穴には指が二本入り、涎がおさまらない性器は、頭から口に含まれた。
「ああっ! あ……っ、ああっ!」
ガルバナムは同時に指を激しく動かし、ルウの腰はビクビクと揺れる。
「だ、だめ……っ! すぐに、いっちゃいます……っ」
ガルバナムは、ルウの性器から口を離さずに言った。
「いきたいなら、きちんとねだってからだ」
ルウが漏らす先走りとガルバナムの唾液が合わさり、卑猥な音を立てる。
ルウは、せり上がる甘い予感を抑えようと力んでみたものの、わずかな抵抗にしかならなかった。
「ああっ、あんっ! だめ、いきたくな……っ、あっ! がる、ばなむ、さ……っ! う、あっ、ああっ!」
ルウが耐え切れずに果ててしまうと、ガルバナムは口腔に注がれたものをごくりと飲み込んだ。
ルウはその様子にも気づかず、顔を両手で覆って息を整えていた。
「はあ、はあ……、ガルバナムさんと、一緒に、いきたかったのに……」
力の抜けた肢体を晒しながら可愛いことを言うルウに、ガルバナムは微笑する。
「それなら、自分で俺の上に乗ってみるか?」
「……へ?」
ガルバナムはブーツを床へ脱ぎ捨てると、ルウの横に寝そべり、
「俺をルウのものにしてみせてくれ」
と言った。
「僕が、ですか……?」
ガルバナムは、ルウを見つめて誘う。
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