不幸と幸せ～毒親に育てられた私～

児童相談所に着いて。

児童相談所に着いたら、丁度担当の人が来たところだったらしい。

担当の人
「○○ちゃん。よく周りの大人に助けを求めたね。えらかった。もう、大丈夫。」

警察官の人とはお礼を言ってそこでお別れ。

私は面談室に通された。
朝食も出てきたが、食べる気にはなれず、
リンゴジュースだけを飲んだ。

担当の人
「ちょっと落ち着いてきたかな？○○ちゃんまずはね、病院に行って診て貰わないとダメなんだ、、、今から病院に私と一緒に行こう」

私
「、、、うん。」

病院では、診察、内診、検査をされた。

まだ痛みがある状態での内診は怖かった。
開いた脚がガタガタと震えて、力を抜くことが出来なかった。

女医さんは、看護師2人を呼び、私の手を握るように指示を出した。

女医さん
「○○さん？痛かったら無理にはしないし、痛くないように私も注意して診察するから安心して？？」

私
「、、、はい、、、」

両手を看護師さんに握って貰い、少しすると震えは止まった。

そして内診は終わった。

最後にアフターピルを処方され児童相談所に戻った。

児童相談所に戻り担当の人と施設の職員と話をした。


父からされたこと。
家には戻りたくないこと。
施設に戻りたいことを伝えた。

施設の職員
「○○ちゃん辛かったね。さっきね園長先生と話をしてきた。家に戻るときの約束通りまた施設に戻ってきて大丈夫だよ。」

私
「戻りたい。」

私は施設の職員とそのまま施設に行くことになった。