不幸と幸せ～毒親に育てられた私～

三度目の養護施設

施設についてすぐ、
私はお風呂に入りたいと伝えシャワーを浴びた。

そしてそのまま安心したのか眠くなり敷いてくれていた布団に
横になるといつの間にか寝ていた。

お昼ご飯だと起こされたが、食べる気しないと断り
夕方まで寝続けた。

夕方にもう一度起こされ、園長室に行った。

園長先生
「○○？ごめん。あの時戻さなければこんな辛い思いしなくてよかったのに。先生守ってあげられなくてごめん。先生早く○○を安心させたくて、事情が事情だから今回は児童相談所での生活をせずここに連れてきて貰うようにお願いしたんだ」

私
「先生は悪くないよ。自分で最後は決めたことだから。でもね。もうお父さんの顔見たくない。ずっとここにいたい。」

園長先生
「いいんだよ。○○がいたいと思うまでいていいし、次また、お父さん達が来たときは、○○が会いたいと言わない限り先生達から○○がここにいるかどうかは話さないから。いっときの間は○○が外で1人になることがないように学校も送り迎えをするし、お買い物行きたいときも職員が付き添うことになる。それでもいいかな？」

私
「うん。大丈夫。」

園長先生
「夜ご飯の時にまたみんなに紹介するけど、いいかな？」

私
「うん、、、」

園長先生
「じゃあ夜ご飯まで、お部屋でゆっくりしててもいいよ。」

私
「分かった！」

話が終わって私は部屋に戻った。

しばらくして、児童相談所の担当から電話が掛かってきたと
職員から呼ばれた。