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発明はしていませんよ!?
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コーウィン様が立ち去った後、クラスメイトの人達が軽く挨拶してくれた。毎日会っていただけあって倒れる人はいなかったわ!!
慣れって凄いのね。
ダンスは一人踊るとみんなと踊ることになるので流石に体力もない私はお断りをするしかなかった。みんなとダンスをしてぱーりぃー感を楽しみたかったなとちょっと思ってしまったのは仕方がないよね!
クラブの人達も挨拶をしたわ。
挨拶も終わった頃、父達も戻ってきたので舞踏会の会場を後にした。姉様達とも泣く泣く別れた。
家に戻る馬車の中で今日あったことを話する。
「ブランシュ、今日は楽しかったかい?」
「はい! とっても楽しかったわ! お父様と兄様とダンスも踊れたし、みんな綺麗な衣装を着て優雅にダンスを踊っているのも見れたわ。美味しい軽食も食べたし、思い残すことはないかな」
「思い残すことって……。でも、そうだね。あまりこういった場所に参加できないのは仕方がない。今日、参加出来たのも殿下達の協力があってこそのものだからね」
「そうだ、お父様。コーウィン様が近々邸に遊びに来たいと言っていました」
「あぁ、そうか。ブランシュは会いたいかい?」
「邸にくるお客様なんて殆どいませんし、お兄様と仲が良いと聞きました。今日のダンスも楽しかったし、またお会いできると嬉しいかな。でも無理そうなら構わないです」
「そうか。彼はもう一度、ブランシュに会うために頑張っていたらしいぞ? 今回王都に来たのも叙勲のためだ」
「そうなのですか?」
「あぁ。ラーザンド領は隣国と接しているだろう? 長年隣国と戦争はしていないが、折り合いが悪く小競り合いが続いている状態だった。だが、今回彼のおかげで和平交渉が上手くいったんだよ」
「それはとても凄いことね! 大事なお客様としてしっかりともてなさないといけないわ」
「ふふっ、ブランシュ。そうね。ラーザンド辺境伯子息が我が家に来たらヴェルナーともてなしてあげてね?」
「はい、お母様。私、お兄様と頑張りますね」
馬車内で話をしているうちに邸に無事に戻ることができた。
後で聞いた話だが、今回も我が家の馬車に接近しようとしていた人達が多数いたみたいだけど、王宮の騎士団が警護していたおかげで何事もなく邸に辿り着いたようだ。
後でノルヴァン様達にお礼の手紙を書かなければいけないわよね!
それから数日後。
長期休みで私はのんびりと課題に取り組んでいます。課題も兄から過去の物を借りつつやっているので難しいことは何一つないわ。
今、父達は王宮の式典に参加している。
コーウィン様は勲章を貰っているところかしら?
そんな事を考えつつガラスペンをクリクリと回している。そうそう、実はクラブの人達にイメージを出して作ってもらったの!
前世チートをするつもりは全く無かったんだけど、羽根ペンだけは許せなかった。力を入れるとポキポキ折れるし、細くて持ちにくい。字を沢山書くにはやっぱり欲しいよね。邸で作らなかった理由はやはりこれ以上有名になるのを避けるため。
それまでは我慢したのよ??
今は商会を通じてじわじわと流行りだしているらしい。もちろんそれとなく他のクラブ員に意見を出して発明してもらったので問題なし!
前世ではシャーペンや万年筆、鉛筆だってあったし、ボールペンもあったね。いつもボールペンを愛用していた私には前世の文房具が眩しい。欲しいが諦める。
チートはしないと決めているの。
これ以上、目立ってはいけない!
「ブランシュ様。明日、コーウィン・ラーザンド辺境伯子息が邸に来るそうです」
マリルの言葉で現実に引き戻された私。
「そうなの? お兄様と一緒におもてなしをしないといけないわね。中庭でお茶の用意が出来るかしら?」
「問題ありません」
「明日の服はどうしよう? マリル、どういうのが良いと思う?」
「既に準備は出来ております」
「さすがマリル!」
私は明日のために何をすればいいのかと色々考えていたけれど、マリルや他の従者達は想定していたらしく、準備も万端だった。
慣れって凄いのね。
ダンスは一人踊るとみんなと踊ることになるので流石に体力もない私はお断りをするしかなかった。みんなとダンスをしてぱーりぃー感を楽しみたかったなとちょっと思ってしまったのは仕方がないよね!
クラブの人達も挨拶をしたわ。
挨拶も終わった頃、父達も戻ってきたので舞踏会の会場を後にした。姉様達とも泣く泣く別れた。
家に戻る馬車の中で今日あったことを話する。
「ブランシュ、今日は楽しかったかい?」
「はい! とっても楽しかったわ! お父様と兄様とダンスも踊れたし、みんな綺麗な衣装を着て優雅にダンスを踊っているのも見れたわ。美味しい軽食も食べたし、思い残すことはないかな」
「思い残すことって……。でも、そうだね。あまりこういった場所に参加できないのは仕方がない。今日、参加出来たのも殿下達の協力があってこそのものだからね」
「そうだ、お父様。コーウィン様が近々邸に遊びに来たいと言っていました」
「あぁ、そうか。ブランシュは会いたいかい?」
「邸にくるお客様なんて殆どいませんし、お兄様と仲が良いと聞きました。今日のダンスも楽しかったし、またお会いできると嬉しいかな。でも無理そうなら構わないです」
「そうか。彼はもう一度、ブランシュに会うために頑張っていたらしいぞ? 今回王都に来たのも叙勲のためだ」
「そうなのですか?」
「あぁ。ラーザンド領は隣国と接しているだろう? 長年隣国と戦争はしていないが、折り合いが悪く小競り合いが続いている状態だった。だが、今回彼のおかげで和平交渉が上手くいったんだよ」
「それはとても凄いことね! 大事なお客様としてしっかりともてなさないといけないわ」
「ふふっ、ブランシュ。そうね。ラーザンド辺境伯子息が我が家に来たらヴェルナーともてなしてあげてね?」
「はい、お母様。私、お兄様と頑張りますね」
馬車内で話をしているうちに邸に無事に戻ることができた。
後で聞いた話だが、今回も我が家の馬車に接近しようとしていた人達が多数いたみたいだけど、王宮の騎士団が警護していたおかげで何事もなく邸に辿り着いたようだ。
後でノルヴァン様達にお礼の手紙を書かなければいけないわよね!
それから数日後。
長期休みで私はのんびりと課題に取り組んでいます。課題も兄から過去の物を借りつつやっているので難しいことは何一つないわ。
今、父達は王宮の式典に参加している。
コーウィン様は勲章を貰っているところかしら?
そんな事を考えつつガラスペンをクリクリと回している。そうそう、実はクラブの人達にイメージを出して作ってもらったの!
前世チートをするつもりは全く無かったんだけど、羽根ペンだけは許せなかった。力を入れるとポキポキ折れるし、細くて持ちにくい。字を沢山書くにはやっぱり欲しいよね。邸で作らなかった理由はやはりこれ以上有名になるのを避けるため。
それまでは我慢したのよ??
今は商会を通じてじわじわと流行りだしているらしい。もちろんそれとなく他のクラブ員に意見を出して発明してもらったので問題なし!
前世ではシャーペンや万年筆、鉛筆だってあったし、ボールペンもあったね。いつもボールペンを愛用していた私には前世の文房具が眩しい。欲しいが諦める。
チートはしないと決めているの。
これ以上、目立ってはいけない!
「ブランシュ様。明日、コーウィン・ラーザンド辺境伯子息が邸に来るそうです」
マリルの言葉で現実に引き戻された私。
「そうなの? お兄様と一緒におもてなしをしないといけないわね。中庭でお茶の用意が出来るかしら?」
「問題ありません」
「明日の服はどうしよう? マリル、どういうのが良いと思う?」
「既に準備は出来ております」
「さすがマリル!」
私は明日のために何をすればいいのかと色々考えていたけれど、マリルや他の従者達は想定していたらしく、準備も万端だった。
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