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幕間 友の旅
13.出立
しおりを挟むもはや見慣れたと言っても過言ではない光が薄まっていき、シュウジたちは恐る恐る目を開ける。
「前と同じ場所、か」
「そうみたいね」
魔法陣の転送先はやはりというべきか、最初に転移してきた時に使われた台座だった。ここが定位置なのだろう。
さて、何か変わりはないかと二人は周囲を見渡すが、特に何もない。強いて言うなら、瓦礫が更に少なくなっていることか。
「また瑠璃ちゃんが持って行ったのかしら」
「だな。もしかして家の装飾に使ったとか?」
たわいもない話をしながら、くるりと後ろの景色を眺めて……シュウはピシッと固まった。
突然動きを止めた恋人に雫は首を傾げ、シュウが見ている方に振り返ってーーそこにあった光景に絶句した。
そこには、迷宮の入り口に繋がる大聖堂があった。しかし今は見る影もなく、虚しい雰囲気で無数の椅子と祭壇が残っている。
「な、なんだこれ……」
「もしかして、これも瑠璃ちゃんが……?」
雫がそう思うのも無理はない。一度本気になったら、料理から動物(聖獣たち)の世話まで完璧にこなす女神である。
何か目的があるのなら、大聖堂の一つや二つ普通に神力で根こそぎ持っていきかねないが……
「ははっ、あいつでも流石にねえだろ」
「そ、そうよね」
ははは、と乾いた笑いを交わす二人。
しかし、それでは大聖堂はどこに行ったのかということになるが……まあ、そこは今は考えないようにしよう。
「とりあえず、家に戻りましょう」
「ああ、色々と……知らせることもあるしな」
手の中にあるダンジョンメイカーの魔道具を見つめるシュウ。雫も頷き、二人は我が家へと足先を向けた。
家への道は、特に変わりはなかった。汚れ一つない白い石道に、森の中から二人を覗く野生動物や魔物の視線。
数時間ぶり……こちらではしばらく経っているのだろうが……のそれを受けながら歩くこと、しばらく。
「あ、見えてきたわね」
「ああ」
道の終わりを見て、二人は心なしか足早に残りの数十メートルの距離を進んでいく。
黒木の間を抜けると、そこには見慣れた美しい草原と、その中央にぽつりと佇む民家があった。
民家の煙突からは煙が出ており、中に瑠璃がいることがわかる。それになんとなく温かな気持ちになって、二人は微笑んだ。
「ブルルル……」
「メェ~?」
近づくと、そのすぐ前で眠っていた聖獣二匹がヒクヒクと鼻を動かし、二人に気づいて目覚める。
「ブルルッ!」
「メェ~」
「お前ら、ただいま」
「寝てるのに邪魔しちゃってごめんなさい」
歩み寄ってきて舐めてくる聖獣たちの頭を撫で、シュウが扉をノックした。
扉はすぐに軋んだ音を立てて開かれ、中からもはや見慣れたエプロン姿の瑠璃が出てくる。
「おかえりなさい。迷宮攻略の首尾はどうでしたかね?」
どこか確信めいた目で問いかける瑠璃に、二人はニッと笑って強く頷いた。
その顔に、必ず迷宮を攻略してくると信じていた瑠璃も微笑む。女神の目に狂いはなかった、ということだ。
「お疲れでしょうね。中へどうぞ」
「おう」
「ええ」
促されて家の中へ足を踏み入れる。数時間ぶりの仮の我が家は、とても久しぶりに感じられた。
屋内を見渡すと、隅の方に見慣れないソファがある。瑠璃に確認すると、使っていいですよと言った。
許可をもらったので、早速座る二人。すると沈み込むような心地よさに、みるみるうちにだらしない顔と体制になった。
「うぁー、つっかれたー」
「ちょっと、はしないわよー」
「そういうお前もなー」
「そうだけどー」
精神的にかなり負担のあった試練を乗り越えたためか、間延びした声で会話とも呼べぬ会話をする。
瑠璃はそれを咎めず、今朝搾ったばかりの金角羊の乳で作ったホットミルクをソファの前に設置した小テーブルに置いた。
「どうぞ。リラックス効果がありますね」
「おっ、サンキュー」
「ありがと瑠璃ちゃん」
早速手にとって飲む二人。初日は躊躇ったが、今ではすっかり毎日寝る前に飲むのが癖になっていた。
一息つくと食卓の方に移り、迷宮のことについて話すことにする。その際、シュウは机の上に置かれたものに気づいた。
「あれ?八卦図なんてあったか?」
「ちょっとしたインテリアだと思ってくださいね。それで、試練は無事に突破できましたかね?」
「ええ、きっちり未練は断ち切ってきたわ。詳しく話すとね……」
雫は余すところなく、試練のことを話す。瑠璃は真剣にそれに聞き入った。
以前と違った試練の内容、その裏に隠された自分たちの捨てきれぬ思い、それを乗り越えた果てに克服したトラウマ……
その全てを聞いた瑠璃は、そっと二人の手に自分の手を乗せた。
「お辛かったことでしょう。人は皆、過去を思い生きていますね。けれど、お二人はそれを乗り越えた。それは決して、並大抵にできることではありませんね。故に、その勇気に敬意を」
「瑠璃ちゃん……」
「瑠璃…」
「私はあなた方の友人であることを、心から誇りに思います」
その言葉に照れくさくなり、顔を見合わせてはにかむ。こういうところは女神らしいのだ、瑠璃は。
「でも、それだけではないのでしょう?」
「……ああ。実は試練をクリアした後、あるやつと会ったんだ。そして話をした」
「なるほど、どうりで一週間もかかったわけですね」
外では一週間も経過していたらしい。相変わらず、迷宮内の時間経過は謎だ。
「いいか、よく聞けよ……龍人の居場所が、わかった」
「……………その話、詳しく聞かせてください」
瑠璃の顔から微笑みが消え、そこに先ほどまでの柔らかさはなく、真剣そのものであった。
シュウも神妙な顔で頷き、ダンジョンメイカーのことと、彼に聞いたことをなるべく正確に話す。
「ーーってわけだ。あいつは今、移動する大陸なんてとんでもないとこにいる」
「……なるほど。だから正確に位置が掴めなかったんですね」
ふぅ、と息を吐いて背もたれに体を預ける。
瑠璃の目には、龍人のことを知れたことの嬉しさと、会いに行く困難さへの苛立ちが浮かんでいた。
そして……また苦しんでいるという、龍人への悲しみも。
「どこまでいっても、センパイは私が一緒じゃないとダメみたいですね」
「まったくだ。性懲りも無く何かを背負いこみやがって」
「三つ子の魂百まで、というけれど。龍人くんの苦労性はいつまでもなくならなさそうね」
まったく仕方がない、とかぶりを振る瑠璃に腕組みしてシュウが同意し、雫もからかうように乗っかる。
そうするとそれぞれの顔を見て、ぷっと吹き出した。
「俺たちもなかなかまとまってきたな」
「ええ、龍人くんが見たらずるいと思うかしら?」
「実際に本人に聞きゃいいさ」
「ふふ、そうね」
「ですが、私に片割れのところへ転移するほどの力がない以上どうするか………」
悩む瑠璃。こんなことならば、追いかけた片割れから力をネコババしておけばよかったと黒いことを考える。
「それについてだが、あいつを見つける手がある」
「その手とは?」
「これだ」
ダンジョンメイカーから受け取った地図を、やや慎重に机に置くシュウ。
瑠璃はそれを手に取り、開いてみて少し瞠目した。瑠璃から見ても、かなり高度な道具だった。
「これは……迷宮の位置を表す道具ですかね?」
「おっ、よくわかったな。そうだ、それで龍人のいる大陸に設置された迷宮を追う。そうすれば」
「龍人くんに、必ずたどり着く」
セリフを取られて、微妙な顔をするシュウ。雫は悪びれた風に舌を出した。
瑠璃は、位置と目を瞑る。魔道具を両手で包み込み、自分の胸に当てて……そして心を固めた。
「……行きましょう、センパイを探しに」
ゆっくりと目を見開いた瑠璃の宣言に、二人はまた強く頷くのだった。
「で、どうやってこの島を出る?そこらへんの木から舟でも作るか?」
「あら、作り方わかるの?」
「……いや、さすがに知らん」
「知ってるわ」
「だろうな」
「ご心配なく。お二人が迷宮を攻略してくると思い、すでに準備は済ませてあります」
瑠璃は手を伸ばし、ずっとテーブルの上に鎮座していた八卦図を描いた道具に触れる。
そうすると力を注ぎ込みーー次の瞬間、激しく地面ごと家が揺れ始めた。
「うおっ!?いきなりなんだ!?」
「ちょ、ちょっとなにこれ!」
「どこかに捕まってくださいね。でないと体を打ちますね」
瑠璃の言うことに、二人が疑問を投げかける暇はなかった。
時間が経つごとに揺れは大きくなっていき、本当にどこかに捕まっていなければどこかにぶつかりそうになる。
とりあえず、瑠璃が何かしているのか微動だにしないテーブルの縁を掴んで二人は揺れを耐えた。
ゴゴゴゴゴ………
果たして五分か、十分か。
ようやく揺れが収まり、二人はテーブルから手を離して尻餅をつく。
「はぁっ、はぁっ、なんだったんだ……」
「瑠璃ちゃん、何をしたの…?」
訝しげな顔で問いかける雫に、瑠璃はいたずらげに微笑む。
「外に出てみてください。そうすればわかりますね」
なにやら含みのある言い方に首を傾げつつ、言われた通り家を出る。
扉を開けると、二人の視界に変わりのない穏やかな草原が映る。
呑気にあくびをする聖獣たちと、その先には草原を取り囲む鬱蒼とした黒い木々がーー
「…………はい?」
最初に声をあげたのは、シュウだった。間抜けな顔で、自分の眼に映る光景に絶句する。
続けて同じものを見た雫も、まったく同じ顔をして呆けた。あまりに見ているものが信じられないが故に。
「ふふ、驚きましたかね?」
立ち尽くす二人の背後から、瑠璃が面白そうな声で聞いた。その顔にはしてやったりという心境が現れている。
「………………………なあ、瑠璃。俺たちは今、幻覚を見てるのか?」
「いいえ、現実ですよシュウさん。あなたの眼に映るものすべてが」
「いやいや瑠璃ちゃん、流石にそれは冗談よね?だって……」
やや引きつった顔で、雫は振り返り。そして震える声で……
「私の眼には、空が見えているんだけど?」
そう。
森の代わりに、草原の向こうにあったのはーーどこまでも澄み渡る蒼穹であった。
「ええ、そうです。この草原は今……空を飛んでいます」
「はっ、はぁあああぁあああぁぁぁああぁああぁあああっ!!?」
絶叫するシュウ。
そうすると瑠璃の言葉の真偽を確かめるべく、ついさっき自分たちが入ってきた草原の果てまで走る。
いつの間にやら出現した手すりから身を乗り出し、下を見ると……そこには、どんどん遠ざかっていく孤島があった。
「ほ、ほんとに、飛んでやがる……」
一体どうなっているのかとくまなく視界を巡らせると、巨大なオールのようなものが動いているのが見えた。
超弩級の大きさを誇るそれからは、とてつもない量の魔力が大気に放出・吸収されている。まるでジェット噴射のようだ。
「気に入っていただけましたかね?」
ばっと後ろを振り返ると、そこには満面の笑みを浮かべる瑠璃がいる。
一緒に来た雫は、シュウと同じように下を見て「嘘……」とこぼしていた。
「こ、これは、一体なんなんだ!?」
「式神です。シュウさんたちが迷宮に潜っている間に作りました」
「作りました、って……」
「これを、たった一人で……?」
「勿論ですね」
得意げに胸を張る瑠璃に、さすが神は発想が違うとシュウは脱力した気分になる。
「超弩級移動用空母、〝空舟〟。それがこの子の名前ですね」
この式神は、瑠璃が人間として存在を維持するために必要な神力を除いた、日に使える全ての力を結集して作られた。
魔力に親和性の高かった大聖堂を丸ごと素材とし、大気中の魔力を吸収しながら動く半永久稼動機関であり、凄まじい堅牢さを持つ。
作成期間はたったの一週間。本来なら絶対にありえない超短期間でそんな代物を作れたのは、龍人への強い想いゆえか。
「食料も生態系を破壊しない程度に採取・畜産をしています。これで心置きなく、センパイを探しに行けますね」
「す、すげえ……ていうか、やっぱり大聖堂が消えてたのお前の仕業か」
「さすが女神、私たちとは根本から発想が違うわ……」
腰を抜かす二人に満足した瑠璃は、ダンジョンメイカーの魔道具を取り出して蓋を開く。
そして点滅しながら移動を続ける光を見て、きゅっと唇を引き締めた。
「待っていてください、センパイ。必ず、会いに行きますからね」
かくして、三人は異世界で最初に訪れた孤島を飛び出し、龍人を追い求めて空の旅を始めるのであった。
ーーー
読んでいただき、ありがとうございます。
感想をいただけると嬉しいです。
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