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最終章(6年後)

男の娘カフェ

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その店は名古屋の繁華街にあった。狭いコインパークに辛うじて車を停めると、店の前に昼間あったア女の子が立っていた
「ミホちゃん今晩は」妻が声をかける
「こんばんは、ゆめちゃん」服装は年齢相応の可愛い服装になっていた。妻の手を握る仕草は確かにユリの香りがした。
「主人のノンちゃん」ゆめが紹介すると
「ノンちゃんこんばんは~、レイジくんがぜひお話したいんだって~」満面の笑みで少女は私に近づいてきた
「よろしくね」私はかろうじて挨拶を返した
「やだ~、渋い、絶対レイジくん好み~、ミホちょっと嫉妬しちゃう、ゆめちゃんなぐさめて~」ミホはゆめの肩に軽く頭を乗せた
「よしよし」ゆめが頭を撫でてやると満面の笑みを浮かべた。店に入る前から嫌な予感がした。

「いらっしゃいませ」店に入るとセクシーなセーラー服の女性?たちが迎えてくれた。
「今日はセーラーナイトなんだよ」ミホが楽しそうに歩き出すと
「いらっしゃいませ、ミホたん、あら~街でお会いしたダンディさん、来てくれて嬉しい」レイジはハイテンションだ
「VIPルームお願い」
「は~いお待ちしてました~」皆が声を合わせた。ホールには5人ほどの男の娘と客が10人くらいいた。女性が多いようだ
「VIPルーム初めてなんだ~」ミホは嬉しそうだ。VIPルームに入ると、マジックミラーになっていた
「わあ~噂通りだ~」ミホは大喜びだ
「ねぇ、どうなってるの~」ゆめが後ろから抱きついた
「二時間で3万円で飲み放題、15分毎にメイドさんをチェンジするシステムで、レイジくんを最高で一時間呼べるんだよ~」
「はい、良くできました」レイジがミホの頬にキスをした
「おまけに表からは見えないから、メイドさんがいやがらなければ何をしてもいいんだよ」ミホはレイジのミニのスカートをめくった
「いや~んエッチ、ミホたんに見られるのは平気だけど、ダンディさんに見られて恥ずかしい」レイジはミホの後ろに隠れた
「凄く楽しい」ゆめもハイテンションになった
「それじゃ自己紹介します、ミホ20歳、デザインの専門学校に通っています、次レイジくん」ミホに指名されてレイジが手を上げた
「レイジ、26歳、失業して、もともと興味のあったこの世界に入りました、次ダンディさん」レイジの指名で私は手を上げた
「ノン54歳です。会社を経営してます。ばつ4です、次は5人目の妻のゆめ」私がゆめも楽しそうに手を上げた
「ゆめ、30歳です、ノン様の秘書兼妻になりました、ただいま子作り真っ最中です」自己紹介が終わると4人は大笑いした…
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