15 / 47
13.三つの願い
「それで、クレイン様とお話をした結果、どうだったの?」
ブレンダがわくわくした様子を隠しもせずに言った。
今日はブレンダがハーデス家に遊びに来てくれたので、四阿でお茶を飲むことにしたのだ。
「どうだったの、って……」
「鶴にとっての『恩返し』の意味は、わかったのかってこと」
わたしはため息をついた。
「ブレンダ、あなた知ってたんでしょ」
クレイン様の手下と化したブレンダは、ある程度の事情を承知していたに違いない。おそらく、鶴の一族の『恩返し』がどういう意味を持つのかわかっていたから、わたしにクレイン様と話をするよう、仕向けたのだ。
ブレンダは肩をすくめた。
「わたしだって、親友のあなたが隣国の王子様に弄ばれたら大変だと思って、それでいろいろ調べたのよ。クレイン様ご本人にも、ちゃんと問いただしたわ。……その上で、クレイン様はあなたのことを真剣に想っていらっしゃる、ってわかったから、話をするように言ったのよ」
「それは……」
わたしは口ごもった。
たしかにブレンダの言う通り、クレイン様は冗談でわたしにプロポーズされた訳ではなさそうだ。
鶴の一族にとって、身分があまり重視されないということもわかった。だけど……。
「エステル、まさかとは思うけど、リード子爵家のご次男をまだ想っているとか、そういう……?」
「まさか!」
わたしは思わず大声を上げてしまった。元婚約者ではあるけれど、正直、サミュエル様のことは、もう思い出したくもない。
「……後でお母様から聞いたんだけど、サミュエル様は、その……、平民街の娼館に頻繁に通われていたんですって。貴族街なら目につくけど、平民街だと噂になりにくいから、両親の耳にも入らなかったらしいんだけど」
どうもサミュエル様は、娼館のお相手に相当な金額を貢がれていたらしく、借金まであったそうだ。だからお父様も、婚約解消をすんなり受け入れたのだ。
ブレンダは、わたしの話に頷いて言った。
「そういうことなら、何の問題もないじゃない。リード家の次男とのことは災難だったけど、クレイン様なら、きっとあなたのことを大事にしてくださるわ。……それで、挙式用の神殿は決まったの?」
「面白がるのはやめてよ」
わたしはため息をつき、相変わらず少し放置気味の庭園を遠い目で眺めた。
初めてクレイン様がハーデス家を訪れた時、あの木立を見て「巣を作りやすそう」と言っていたことを思い出し、さらにため息が出る。
「……そういえば今ブレンダが座っている場所、そこにクレイン様も座っておられたわね……」
「あら、そうなの? 隣国の王子様と同じ席に座るなんて、光栄だわ!」
明らかに面白がっているブレンダを、わたしは軽く睨んだ。
「笑いごとじゃないのよ。あの時は大変だったんだから」
「イヤだ、睨まないで、エステル。……お詫びに、とっておきの情報を教えてあげるわ。昨日、お兄様が屋敷で騎士から報告されていたのを、こっそり聞いたんだけど。……北方の国境地帯から上がってきた報告なのだけど、クレイン様はつい先日、ただ一騎でドラゴンと相対し、壮絶な戦いの末に見事そのドラゴンを討伐されたそうよ」
「ウソ!」
わたしは両手で口を覆った。
「この話を聞いた時は、わたしも驚いたわ。通常ドラゴンは一分隊、十名以上の騎士でもって討伐に当たると聞いているのに、それをお一人で討ち果たされたっていうんだから。天人族ってあんなに優美なお姿をしていらっしゃるのに、意外に好戦的だという噂は本当なのねえ」
ブレンダは感心したように言った。
わたしは顔を上げ、小さな声でブレンダに聞いた。
「クレイン様は、その、お怪我とかは……?」
「ドラゴンを討ち果たされるや否や、その宝鱗を剥ぎとってそのまま東へ飛んでいってしまったそうだから、無事でいらっしゃるんじゃないかしら?」
「東……」
大陸の東には、不死鳥の住まう秘境があるというが、まさか……。
「ねえ、エステル、教えて。あなたはいったい、何を殿下に要求したの?」
「要求っていうか……」
わたしは呻くように言った。
あれは気の迷いというか、苦しまぎれにひねり出した、バカバカしいリクエストだった。けっして本気で言ったわけではない。ないのだけど……。
「ドラゴンの宝鱗と、不死鳥の羽衣と、海月の虹真珠を……」
ウヘア、とブレンダがドン引きした表情でわたしを見た。
「それって、大昔に大陸一の美姫が求婚者たちに出したっていう、無理難題……」
「しかたないじゃない、ほかに思いつかなかったんだもの!」
わたしは再び、四阿のテーブルに突っ伏した。
まさかクレイン様が本気にするとは思わなかった。ここまで無謀な要求をすれば、「何をバカなことを!」と怒って、ハーデス家に婿入りなんて話もなくなるかと……。
しかしクレイン様は、わたしの突き付けた無理難題に、なぜか大喜びしてしまった。いきなり羽根を現してバッサバッサと翼をはためかせ、アンセリニ侯爵に「書物が散乱するから羽ばたくのはやめたまえ!」と怒られたほどだ。あの羽根……、白くて大きくて、キラキラ輝いてて綺麗だった……。
クレイン様は、羽根部分だけ獣化したまま、わたしの前にひざまずいて言った。
「そなたの願い、必ずや叶えよう。待っていてくれ!」
そう告げるなりクレイン様は、大使公邸の図書室の窓から、飛び立っていってしまったのだ……。
「まさか本気になさるなんて、思わなかったの……」
テーブルに突っ伏したまま、わたしが言うと、
「でも、殿下はドラゴンを倒して宝鱗を入手されたわ。そして東に向かったということは、次は不死鳥の」「やめて言わないで」
どうしよう、まさかこんなことになるなんて。
百歩譲って、ドラゴンの宝鱗はよしとしよう。ドラゴン討伐はたしかに難しいけれど、不可能という訳ではない。お金を積めば、宝鱗だって手に入る。
でも、不死鳥の羽衣と海月の虹真珠は……。
いくらクレイン様だって、そう簡単に不死鳥の羽衣と海月の虹真珠を入手はできないだろう。ていうか、無理だと思う。
……わたしが要求した、残り二品。これを入手できなかったら、クレイン様はどうなさるんだろう。
天人族の考え方はいまいちよくわからないけれど、クレイン様は天人族の頂点に立つ、鶴の一族の王子様だ。
バカな要求を突きつけた、身の程知らずな男爵家の娘のことなんて、一時の気の迷いだったと、忘れてしまわれるだろうか。
わたしは、クレイン様の子どものように無邪気な笑顔を思い出し、胸が痛くなった。
あんな風に、真っ直ぐに好意を伝えてくださった方は、初めてだった。きっとこれから先も、あんな方は二度と現れないだろう。
わたしが侯爵家か伯爵家の娘だったら、クレイン様の手をとれたのだろうか。
家格の釣り合いがとれた、王族と婚姻を結んでも恥ずかしくない、高位貴族の令嬢だったら……。
自分から無理難題を突きつけたくせに、今さら、わたしは何を考えているんだろう。
クレイン様がわたしを忘れ、アヴェス王国へ戻ってくださるほうが、わたしにとってもハーデス男爵家にとっても、よい事のはずなのに。
「不死鳥の羽衣って、作るのに不死鳥をつかまえて、その羽根をむしらなきゃならないんでしょ? それに海月の虹真珠って、毒を持つ海月族が守っているから……あ、でも」
ブレンダが何かに気づいたように黙った。
「……なに? ブレンダ」
顔を上げてブレンダを見ると、
「ううん。ただ……、不死鳥は天人族だったなって。それに海月族は天人族と交流があったはずだし……、天人族の頂点に立つ鶴の王子様が命じれば、不死鳥の羽も海月の虹真珠も、あんがい簡単に手に入るんじゃないかなって……」
「……………………」
わたしとブレンダは、黙って顔を見合わせた。
そして、黙ったままお茶を飲みほした。
ドラゴンの宝鱗と不死鳥の羽衣と海月の虹真珠。
まさかとは思うけど、この三つをクレイン様が手に入れてしまったら……。
「もうあきらめて、挙式用の神殿を探しておいたほうがいいんじゃない?」
「ブレンダ!」
わたしも一瞬、同じことを思ってしまっただなんて、絶対に言えない!
ブレンダがわくわくした様子を隠しもせずに言った。
今日はブレンダがハーデス家に遊びに来てくれたので、四阿でお茶を飲むことにしたのだ。
「どうだったの、って……」
「鶴にとっての『恩返し』の意味は、わかったのかってこと」
わたしはため息をついた。
「ブレンダ、あなた知ってたんでしょ」
クレイン様の手下と化したブレンダは、ある程度の事情を承知していたに違いない。おそらく、鶴の一族の『恩返し』がどういう意味を持つのかわかっていたから、わたしにクレイン様と話をするよう、仕向けたのだ。
ブレンダは肩をすくめた。
「わたしだって、親友のあなたが隣国の王子様に弄ばれたら大変だと思って、それでいろいろ調べたのよ。クレイン様ご本人にも、ちゃんと問いただしたわ。……その上で、クレイン様はあなたのことを真剣に想っていらっしゃる、ってわかったから、話をするように言ったのよ」
「それは……」
わたしは口ごもった。
たしかにブレンダの言う通り、クレイン様は冗談でわたしにプロポーズされた訳ではなさそうだ。
鶴の一族にとって、身分があまり重視されないということもわかった。だけど……。
「エステル、まさかとは思うけど、リード子爵家のご次男をまだ想っているとか、そういう……?」
「まさか!」
わたしは思わず大声を上げてしまった。元婚約者ではあるけれど、正直、サミュエル様のことは、もう思い出したくもない。
「……後でお母様から聞いたんだけど、サミュエル様は、その……、平民街の娼館に頻繁に通われていたんですって。貴族街なら目につくけど、平民街だと噂になりにくいから、両親の耳にも入らなかったらしいんだけど」
どうもサミュエル様は、娼館のお相手に相当な金額を貢がれていたらしく、借金まであったそうだ。だからお父様も、婚約解消をすんなり受け入れたのだ。
ブレンダは、わたしの話に頷いて言った。
「そういうことなら、何の問題もないじゃない。リード家の次男とのことは災難だったけど、クレイン様なら、きっとあなたのことを大事にしてくださるわ。……それで、挙式用の神殿は決まったの?」
「面白がるのはやめてよ」
わたしはため息をつき、相変わらず少し放置気味の庭園を遠い目で眺めた。
初めてクレイン様がハーデス家を訪れた時、あの木立を見て「巣を作りやすそう」と言っていたことを思い出し、さらにため息が出る。
「……そういえば今ブレンダが座っている場所、そこにクレイン様も座っておられたわね……」
「あら、そうなの? 隣国の王子様と同じ席に座るなんて、光栄だわ!」
明らかに面白がっているブレンダを、わたしは軽く睨んだ。
「笑いごとじゃないのよ。あの時は大変だったんだから」
「イヤだ、睨まないで、エステル。……お詫びに、とっておきの情報を教えてあげるわ。昨日、お兄様が屋敷で騎士から報告されていたのを、こっそり聞いたんだけど。……北方の国境地帯から上がってきた報告なのだけど、クレイン様はつい先日、ただ一騎でドラゴンと相対し、壮絶な戦いの末に見事そのドラゴンを討伐されたそうよ」
「ウソ!」
わたしは両手で口を覆った。
「この話を聞いた時は、わたしも驚いたわ。通常ドラゴンは一分隊、十名以上の騎士でもって討伐に当たると聞いているのに、それをお一人で討ち果たされたっていうんだから。天人族ってあんなに優美なお姿をしていらっしゃるのに、意外に好戦的だという噂は本当なのねえ」
ブレンダは感心したように言った。
わたしは顔を上げ、小さな声でブレンダに聞いた。
「クレイン様は、その、お怪我とかは……?」
「ドラゴンを討ち果たされるや否や、その宝鱗を剥ぎとってそのまま東へ飛んでいってしまったそうだから、無事でいらっしゃるんじゃないかしら?」
「東……」
大陸の東には、不死鳥の住まう秘境があるというが、まさか……。
「ねえ、エステル、教えて。あなたはいったい、何を殿下に要求したの?」
「要求っていうか……」
わたしは呻くように言った。
あれは気の迷いというか、苦しまぎれにひねり出した、バカバカしいリクエストだった。けっして本気で言ったわけではない。ないのだけど……。
「ドラゴンの宝鱗と、不死鳥の羽衣と、海月の虹真珠を……」
ウヘア、とブレンダがドン引きした表情でわたしを見た。
「それって、大昔に大陸一の美姫が求婚者たちに出したっていう、無理難題……」
「しかたないじゃない、ほかに思いつかなかったんだもの!」
わたしは再び、四阿のテーブルに突っ伏した。
まさかクレイン様が本気にするとは思わなかった。ここまで無謀な要求をすれば、「何をバカなことを!」と怒って、ハーデス家に婿入りなんて話もなくなるかと……。
しかしクレイン様は、わたしの突き付けた無理難題に、なぜか大喜びしてしまった。いきなり羽根を現してバッサバッサと翼をはためかせ、アンセリニ侯爵に「書物が散乱するから羽ばたくのはやめたまえ!」と怒られたほどだ。あの羽根……、白くて大きくて、キラキラ輝いてて綺麗だった……。
クレイン様は、羽根部分だけ獣化したまま、わたしの前にひざまずいて言った。
「そなたの願い、必ずや叶えよう。待っていてくれ!」
そう告げるなりクレイン様は、大使公邸の図書室の窓から、飛び立っていってしまったのだ……。
「まさか本気になさるなんて、思わなかったの……」
テーブルに突っ伏したまま、わたしが言うと、
「でも、殿下はドラゴンを倒して宝鱗を入手されたわ。そして東に向かったということは、次は不死鳥の」「やめて言わないで」
どうしよう、まさかこんなことになるなんて。
百歩譲って、ドラゴンの宝鱗はよしとしよう。ドラゴン討伐はたしかに難しいけれど、不可能という訳ではない。お金を積めば、宝鱗だって手に入る。
でも、不死鳥の羽衣と海月の虹真珠は……。
いくらクレイン様だって、そう簡単に不死鳥の羽衣と海月の虹真珠を入手はできないだろう。ていうか、無理だと思う。
……わたしが要求した、残り二品。これを入手できなかったら、クレイン様はどうなさるんだろう。
天人族の考え方はいまいちよくわからないけれど、クレイン様は天人族の頂点に立つ、鶴の一族の王子様だ。
バカな要求を突きつけた、身の程知らずな男爵家の娘のことなんて、一時の気の迷いだったと、忘れてしまわれるだろうか。
わたしは、クレイン様の子どものように無邪気な笑顔を思い出し、胸が痛くなった。
あんな風に、真っ直ぐに好意を伝えてくださった方は、初めてだった。きっとこれから先も、あんな方は二度と現れないだろう。
わたしが侯爵家か伯爵家の娘だったら、クレイン様の手をとれたのだろうか。
家格の釣り合いがとれた、王族と婚姻を結んでも恥ずかしくない、高位貴族の令嬢だったら……。
自分から無理難題を突きつけたくせに、今さら、わたしは何を考えているんだろう。
クレイン様がわたしを忘れ、アヴェス王国へ戻ってくださるほうが、わたしにとってもハーデス男爵家にとっても、よい事のはずなのに。
「不死鳥の羽衣って、作るのに不死鳥をつかまえて、その羽根をむしらなきゃならないんでしょ? それに海月の虹真珠って、毒を持つ海月族が守っているから……あ、でも」
ブレンダが何かに気づいたように黙った。
「……なに? ブレンダ」
顔を上げてブレンダを見ると、
「ううん。ただ……、不死鳥は天人族だったなって。それに海月族は天人族と交流があったはずだし……、天人族の頂点に立つ鶴の王子様が命じれば、不死鳥の羽も海月の虹真珠も、あんがい簡単に手に入るんじゃないかなって……」
「……………………」
わたしとブレンダは、黙って顔を見合わせた。
そして、黙ったままお茶を飲みほした。
ドラゴンの宝鱗と不死鳥の羽衣と海月の虹真珠。
まさかとは思うけど、この三つをクレイン様が手に入れてしまったら……。
「もうあきらめて、挙式用の神殿を探しておいたほうがいいんじゃない?」
「ブレンダ!」
わたしも一瞬、同じことを思ってしまっただなんて、絶対に言えない!
あなたにおすすめの小説
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
巻き込まれて死亡?!神様、責任とってくださいね?
紅子
恋愛
新作のゲームの為に創った魔法陣に魅入られた神様の眷族のせいで、死んじゃった私。別の世界で残りの生を消化しないと、永遠を流離うって、酷くありませんか?剣と魔法の世界で生き残るなんて出来る気がしません。私、一見、平和そのものなあの世界の住人ですよ?原因を作った眷族をつけてくれる?それなら、なんとか・・・・?はぁ、永遠を流離うくらいなら、眷族と一緒になんとか生き残れるように頑張ります!
毎日00:00に更新します。
完結済み
R15は、念のため。
自己満足の世界につき、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
イケメンエリートは愛妻の下僕になりたがる(イケメンエリートシリーズ第四弾)
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
そのイケメンエリート軍団のキャップ的存在
唯一の既婚者、中山トオルの意外なお話
中山加恋(20歳)
二十歳でトオルの妻になる
何不自由ない新婚生活だが若さゆえ好奇心旺盛
中山トオル(32歳)
17歳の加恋に一目ぼれ
加恋の二十歳の誕生日に強引に結婚する
加恋を愛し過ぎるあまりたまに壊れる
会社では群を抜くほどの超エリートが、
愛してやまない加恋ちゃんに
振り回されたり落ち込まされたり…
そんなイケメンエリートの
ちょっと切なくて笑えるお話
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
敵国に嫁いだ姫騎士は王弟の愛に溶かされる
今泉香耶
恋愛
王女エレインは隣国との戦争の最前線にいた。彼女は千人に1人が得られる「天恵」である「ガーディアン」の能力を持っていたが、戦況は劣勢。ところが、突然の休戦条約の条件により、敵国の国王の側室に望まれる。
敵国で彼女を出迎えたのは、マリエン王国王弟のアルフォンス。彼は前線で何度か彼女と戦った勇士。アルフォンスの紳士的な対応にほっとするエレインだったが、彼の兄である国王はそうではなかった。
エレインは王城に到着するとほどなく敵国の臣下たちの前で、国王に「ドレスを脱げ」と下卑たことを強要される。そんなエレインを庇おうとするアルフォンス。互いに気になっていた2人だが、王族をめぐるごたごたの末、結婚をすることになってしまい……。
敵国にたった一人で嫁ぎ、奇異の目で見られるエレインと、そんな彼女を男らしく守ろうとするアルフォンスの恋物語。
【完結】氷狼魔術師長様と私の、甘い契約結婚~実は溺愛されていたなんて聞いていません!~
雨宮羽那
恋愛
魔術国家アステリエで事務官として働くセレフィアは、義理の家族に給料を奪われ、婚期を逃した厄介者として扱われていた。
そんなある日、上司である魔術師長・シリウスが事務室へやってきて、「私と結婚してください」と言い放った!
詳しく話を聞けば、どうやらシリウスにも事情があるようで、契約結婚の話を持ちかけられる。
家から抜け出るきっかけだと、シリウスとの結婚を決意するセレフィア。
同居生活が始まるが、シリウスはなぜかしれっとセレフィアを甘やかしてくる!?
「これは契約結婚のはずですよね!?」
◇◇◇◇
恋愛小説大賞に応募しています。
お気に入り登録、♡、感想などいただければ、作者が大変喜びます( . .)"
モチベになるので良ければ応援していただけると嬉しいです!
※この作品は「小説家になろう」様にも掲載しております。
※表紙はAIイラストです。文字入れは「装丁カフェ」様を使用しております。
※小説内容にはAI不使用です。
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。