魔王、いいから力を寄越せ!~転生した俺が美人勇者と復讐聖女を救うまで~

裏の飯屋

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序章 異世界転移編

第15話 エルルへの帰還

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 翌朝、俺たちは帰りの荷馬車に揺られてエルルの街へと戻った。
 朝起きるとキャンプには既にミラたちの姿は無く、ドレンとも簡単に別れの挨拶を済ませた。

 ドレンの故郷はゴルドール北部のようで、今回の森からそう遠くはないらしい。
 実家は道具屋をやっているらしく、冒険者を廃業して家業を継ぐとのこと。

 「近くを通ったら寄ってくれ」と言われ、もう使わないからといくつかのポーションや薬草類を餞別として俺にくれた。
 
 その後エルルへの道中は、ティアやミユキと他愛も無い話に花を咲かせたいところであったが、生憎とそうはいかなかった。
 何故か。

 昨晩ティア、ミユキと同じテントで眠ることになった俺は、聞こえてくる二人の囁くような寝息で全然眠れなかったからだ。

 もちろんうるさかったとかではない。
 大して広くないテントの中で3人並んで寝ていたので、すぐ横にはミユキの寝顔があり、寝返りを打つ際の無防備な声でずっと緊張しっぱなしだったのだ。

 俺、ミユキ、ティアという並びで寝ていたが、ミユキは意外と寝返りが多く、その度に着衣が乱れて胸やら太ももやらが露わになりそうだった。

 特に、ギルドから支給されたシャツのボタンを弾き飛ばして今にもこぼれそうな、彼女の胸部を見ないようにするのに神経をすり減らした。
 もはや完全に修行だったのだ。

 なので、俺は帰りの荷馬車内では約4時間の道のりを全て寝て過ごすことになった。
 人が見れば羨みそうな美女二人との旅とはいえ、さすがに多少慣れなければこの先ずっと寝不足だと思った。

「いてて……」
「どうしたのフガク?」
「いや筋肉痛で」

 昨日のノエルとの戦闘で無茶な動きをしたためか、身体のあちこちが痛む。
 正直風穴の開いた肩や、肉を削ぎ取られた脇腹などよりも余程辛い。

 ちなみに俺たちはと言うと、昼過ぎにエルルに到着したので、次の旅支度を行うために買い出しを行っているところだ。

 日中ということもあり、商業区画では今日も多くの人が行き交って混雑している。
 
「あれだけ動けば仕方ないですよ。それよりフガクくん、お待たせしました。大陸の地図です」

 人外の動きで森を疾走しまくっていたミユキに言われても説得力はないが、場数が違うのだろう。
 俺は歩きながら、ミユキが用意してくれた地図を小さく広げてみる。

「ありがとう。どれどれ」

<i982630|47411>

①ゴルドール帝国
②ウィルブロード皇国
③バルタザル王国
④ロングフェロー王国
⑤ハルナック王国
⑥アレクサンドラ王国
⑦アイホルン連邦
⑧レッドフォート共和国

 ミユキが渡してくれたのは、大陸にある6つの大国の国境および首都の位置が記載されている簡易なものだった。
 各国の位置関係が、言葉で説明されるよりもかなり分かりやすい。
 現在俺たちがいるのは大陸のど真ん中のゴルドール帝国で、大陸を南北に縦断する形で領土が広がっていた。
 また、大陸の両岸の海の先には別の大陸があり、それぞれ「アイホルン」と「レッドフォート」と書いてある。

「フガクはさっき馬車で寝てたからぜんっぜん聞いてなかっただろうけど、次は帝都に行こうかと思ってるよ」

 ティアから若干の嫌味も交えつつそう言われる。

「帝都ってことは、この国の首都ってことだよね? エルルのクエストはもういいの?」
「ギルドの依頼を見てきたけど、ミューズに繋がりそうなものはもう無かったからね」

 聞けば、ギルドに上がってくる依頼は、依頼人が申し込んでから掲示されるまでに長くて数日かかることもあるらしい。

 ここで無為に宿代を使って新たな依頼が出てくるのを待つより、もっと人の多いところに行って探した方が効率的ということだろう。

「帝都はここで、エルルはこのピンクの印をつけた辺りです。馬車を使うと2日程度で着きますよ」
「地図だと近く見えるけど、意外に遠いね」

 ミユキが横から地図をのぞき込んで指さして教えてくれる。
 彼女の髪からは、ふわりと鼻腔をくすぐる花のような良い香りが漂ってきた。
 ちなみに俺たちはエルルに着くなりとりあえず公衆浴場へと向かっていった。
 ティアとミユキは真っ先にお風呂を優先したのだ。

 俺は2、3日風呂に入らなくても平気だが、二人はそうでもないらしい。
 キレイ好きなのは良いことだが、冒険者をやっていると毎日入れないのは仕方ない気もする。

 というか、ティアたちの旅は正直俺の冒険者のイメージよりもだいぶ優雅だ。
 街に滞在しているときはそれなりにちゃんとした宿を取るし、野宿も極力しないらしい。
 食事は質素でもいいみたいだが、旅程の都合上風呂に入れないときは水浴びできる場所をとりあえず探すとのこと。

 なんというか、冒険者といえばもっと嵐の吹き荒ぶ荒野をただひたすら歩き、足跡だけが延々と連なっているみたいなイメージなのだが。

 といったことをやんわり伝えてみた。

「まあ理由はいくつかあるし、たまに上手くいかない時もあるけど、フガクだって私たちが汚いよりはキレイな方が良いでしょ?」

 そう言って髪を手でサラリと揺らすティア。
 ミユキも綺麗だが、ティアはさらに透明感のある肌に人形のような見た目からどこぞの貴族と言われても疑わない。

「そう言われるとそうだけど。でも旅の資金は大丈夫?」

 まあ女性の冒険者だし、安全面なども考えるとある程度仕方ないのも理解できる。
 とはいえ風呂も宿もタダではない。
 湯水のようにとはまではいわないが、しっかりと路銀が消費されていく状況は俺も若干心配だった。
 何なら俺の風呂代や宿代は多少ケチってくれてもいいと思っている。

「大丈夫だよ。サポートしてくれる人たちがいるから」
「え、そうなの!?」

 初耳だ。
 パトロンがいるということか?
 おいおい、もしかして路銀を得る代わりに色々なイケないことを要求されてるんじゃないだろうな。
 そう思うと、ティアのスカートから覗くムッチリとした太腿も急に煽情的なものに見えてきた。

「何か変なこと考えてない? 言いそびれてたけど、私の資金源はウィルブロードの王室なのよ」

 地図を見ると、ウィルブロードはゴルドールの北西にある国だ。
 ティアはウィルブロードから旅に出たって言っていたから、

「王室お抱えの冒険者ってこと? あ、実はお姫様とか! ティア綺麗だもんね」
「適当な褒め方しないでくれる? 私と旅の目的が一致してる人がいてね。それはまた今度話す」

 ティアは髪の毛先を指先でくるくると弄りながら答えた。
 さらりと言ったティアの横顔は冗談には見えず、俺は思わず口を閉ざした。

「とにかく、旅を続けてたらそのうちウィルブロードにも戻ることになるよ。無駄遣いしなければ路銀は心配無用、なので私は毎日お風呂に入るのです。お分かりいただけて?」
「たまに手持ちが不足しそうになったときは、ギルドで依頼を受けたりもしますしね」

 ミユキもそう付け加える。
 まあ旅の資金はほぼほぼティア持ちだし、緊急用に俺もティアからお小遣いをいくらか持たされている。
 彼女がそう言うなら気にせずにおこう。
 
 話は逸れたが約2日の旅路に向けて、買い出しを行うことにした。
 まずは道具屋に向かった。
 広めのコンビニくらいの大きさの店内にはさまざまなアイテムが棚に陳列されている。

 小さめのホームセンターやキャンプ用品店のようなイメージだろうか。
 ポーションや解毒薬などのオーソドックスなものから、光石が取り付けられたランプ、テントや寝袋、携行食など冒険者の旅路をサポートするアイテムが大半だ。

「何買うの?」
「うーん、せいぜい二日だし、食料と薬の補充くらいかな。フガクの水袋は昨日買ったし……ああ、途中の落石対策に爆薬は少し買うけど」
「ティアちゃん、ナイフを新調してもいいですか?」

 ティアがテキパキと選んでいると、ミユキがショーケースに並べられたナイフを指差した。
 武器ではなく、昨日のように調理に使ったり、薬草や山菜を採取したりと、あると何かと便利なのだろう。

「私が持ってたのずっと使ってるもんね。フガクもいるし、もう1本買っとこうか。いいよ、ミユキさん適当に選んで」

「分かりました。フガクくん、どれがいいと思いますか?」

 言われ、ガラス製のショーケースを覗き込んだ。
 柄の長さ、刃渡り、デザインなど種類は豊富で、20種類くらい並べられている。

「うーん、調理にも使うんだよね?」
「調理用はとりあえず今のでもいいかもですね。研げばまだまだ使えるので」
「薪割りとかにも使うなら、こういうフルタングで厚みのある強度が高そうなのがいいんじゃない?」

 前世で仕事の資料で調べた程度の知識だが、一応実用性の高そうなものを選んでみた。

「ではそうしましょうか。すみません、こちら見せていただけますか?」
「あいよ!」

 ミユキが小太りのおっさん店主に声をかけ、ナイフを見せてもらっている。
 刀身を丹念に確認したり、柄を握りこんだりして使い心地を確認している様子。
 本来なら洒落たアクセサリーショップなんかで、キャッキャウフフと買い物を楽しむ姿が似合いそうなのに、何とも色気の無い店だ。
 まあ、この世界に来たばかりの俺にとっては、物珍しくて面白いけど。 

「どうでしょうか。フガクくん重くないですか?」

 ミユキがナイフの刃先を持って柄をこちらに向けて手渡してきた。
 掌に沿うように加工された柄の曲線のおかげで、手によく馴染むようになっていた。
 受け取ったナイフを握りこんでみると、存外しっくりくる。

「うん、大丈夫。ティアもチェックする?」
「私はいい。あなたたちに任せるよ」

 ティアは真剣な様子で薬草コーナーを物色している。
 邪魔するのはよそう。
 ただ、毎回旅の前にこの支度をしていると思うと頭が下がる。
 割と資金力のあるティアでさえこれだけ真剣なのだから、徒歩で旅をする冒険者や旅人たちはさらに大変なのだろう。

 それから15分ほどで買い物を済ませて店を出る。
 俺の銀鈴ぎんりんがぶら下がった腰元には、背面のベルトに新しいナイフがセットされた。
 冒険者感が出て内心テンションが上がっている。

「ねえティア、武器屋に行ってもいい? 銀鈴の代わりの武器を買わないと」
「うーん、とりあえずそのまま使ってていいよ。ちゃんと使えてたし」

 いや、国宝とか言ってたのが気になるからなのだが。
 しかもティアの後ろ盾が王室というのが本当なら、なおさら信憑性が増してくるし怖いのだが。

「質を考えれば、銀鈴より良い剣が見つかるとは思えないしね。気にせず使って。安心して、折れても一緒に謝ったげるから」

 つまり壊したら誰かに謝らなければいけない代物ということだ。
 そりゃ国宝級の剣なら質はさぞかし良いのだろうけど。

「わかったよ。じゃあしばらく借りとくね」
「どうぞ」

 まあ命には換えられない。
 というわけで、銀鈴は俺の相棒として腰元に収まることになった。

―――

 その後は、防具屋や服屋に寄って俺の着替え一式や生活用品、ティアたちもいくつか着替えなどを購入する。
 先日の戦闘で汚れた服や返り血を浴びた服は、エルルについてすぐ町のクリーニング屋に出しておいた。
 水魔法を活用して綺麗に洗濯してくれるようで、買い物の帰りに受け取っている。

 俺たちは一通りの買い物と旅支度を終え、自由な時間となった。
 ティアたちは宿に戻って荷造りするようだが、俺は一旦解散して街を見て回ってきてもよいと言われている。
 ただし、明日の早朝には出発するので早めに宿に戻るようティアから門限の指定もあったが。

 手持ち無沙汰になった俺は、ブラブラと街中を歩いている。
 石畳で舗装された道を歩く冒険者や商人、時には馬車などとすれ違いながら、俺は街の中心部にあるギルド前までやってきた。

 せっかく冒険者になったことだし一人で入ってみるのもいいだろう。
 俺はギルドの建物に足を踏み入れた。
 ちなみに、Eランク冒険者だった俺は、昨日のミューズの一件でめでたくDランクに昇格している。
 ティアとミユキは据え置きらしいが、低ランクの俺は1回の高難易度クエストでランクアップしたのだ。
 ギルドから多めの報酬も出ており、結構な金額になった。

 ギルドの中はテーブルやベンチが設置されてミーティングなどに利用できるほか、ちょっとした飲食スペースなども用意されていた。
 どういう仕組みなのか、空調も完備されており快適な空間となっている。

 5つの窓口にはそれぞれ揃いのブラウンの制服を着た職員が座っており、カウンターの横にはクエストが張り出される巨大な掲示板があった。

 俺は掲示板の前まで足を進め、内容をチェックしてみる。
 複数の依頼があるが、以下のようなものが主だった。

 <急募!畑の害虫駆除>
 <エルル東部外壁沿いにワイルドバニーの巣を発見!駆除人求>
 <アレクサンドラ王国までの護衛募集>
 <帝都南部にて魔獣が増殖中。討伐求>

 他にも街の名前だろうか、指定された場所までの物資運搬や旅路の護衛などがいくつかあった。

「すみませーん。これってどういう魔獣なんですか?」

 俺はワイルドバニーとかいう、魔獣駆除の依頼の張り紙を持って受付嬢に尋ねる。

「ワイルドバニーは街道などで旅人から食料を奪ったり、畑を荒らす害獣ですね。体長は大きくても80cm程度の小型の魔獣ですよ。危険度は低いものの、すばしっこくて鋭い爪や牙もあるのでギルドに依頼が回ってきました」

 メガネの受付嬢が親切に教えてくれた。
 口ぶりからは、さほど難しそうな依頼ではなさそうだ。
 
「このクエスト僕でも受けられますか?」

 俺は冒険者カードを受付嬢に渡した。
 どうせ夕方まで暇だし、もう少し銀鈴に慣れるのと身体を戦いに慣らす訓練をしておこうと思ったのだ。

「はい、大丈夫ですよ。お一人で受けますか? さほど数は多くはないと思いますが、群れで襲われると危険ではあるので」
「一人でお願いします」

 まあ俺のランクで受けられるような依頼だし、大丈夫だろう。
 受付嬢に手続きを済ませてもらい、クエストの受託を完了する。
 ……こうした一連の手続きを行っていると、ずいぶんと冒険者っぽくなったと感じる。
 
 ワイルドバニーの巣はエルルの街の外側らしく、ギルドから歩いて30分程度かかるとのこと。
 エルルは街の周囲は魔獣除けためか外壁で囲われているので、東の出口から街を出て巣があると思しき場所まで向かうことにした。
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