ダラダラ異世界転生

ゆぃ♫

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狩りをする

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あれから、5歳の誕生日を迎えた。
夕食を食べてのんびりしていると、マイクから提案があった「5歳と言う年齢は早いけど、体力もついてきたし、何より狩りのセンスがいいから。一緒に狩りに行ってみないか??」

驚きつつ、目を輝かせてしまう自分がいる…「いいの!?」
マイクとキャスを交互に見る。
キャスは少し困った顔をしながらも、頷いてくれた。
「ちゃんとパパの言うことを聞いて、しっかり注意しながら行くのよ?」

「うん!」と、何度も首を縦にふる。
楽しみでワクワクしてしまう寝れるかな…
とか思ってたら。

「さ、そうと決まれば、明日は早いからもう寝なさい。」

そう言われて部屋に入って行く。
絶対寝れない!とか思ってたけど5歳児余裕で寝れた。
起きれなかったらダメだからってカーテン開けといたら、朝日が上りかけると目が覚めた。いい目覚めだ~リビングに出るとマイクが、狩りの用意とか狩り用の服とか用意してくれてた。
少し前から思ってたんだなこれは。

「おきたか、早いじゃないか。これが服で、こっちがナイフだ。今まで模擬刀だったけどこれはちゃんと切れるから気をつけるように。」

その言葉を噛み締めながら頷いた。
そして朝食を食べながらコーヒー飲みたいな~といつもながら思うのであった…

「着替えたら、出発するぞー」
ワクワクが止まらない!って感じでいそいそと着替え、出発する。

結界から出て少し歩くとすぐにウサギの形をした魔物が現れた…
「こいつらは、群れで襲ってくるから周りを警戒しろ」
頷きながら、魔力感じようと周りを警戒する。
3匹いる!魔力探知成功。
「パパ3匹いるよ右の1匹任せて、左後ろと前任せた」そう言い、飛びかかってくるうさぎを切りつけた。魔法で倒そうかとも思ったけど。近距離で向かってくるやつは切るのが早い…
そんなこんなで3匹ゲット。
「アリシア、もう魔力探知使えるのか!?パパ使えるようになるまで3ヶ月くらいかかったぞ…」
ぼちぼち警戒しながら歩いて、クマみたいなの1体、うさぎ5匹を捕まえ。

「なかなかやるじゃないか。これだけできたら、これからも任せられるな」

そう言われウキウキしながら探知をかける。
視界には入らないが、下の方に何かを感じ
「パパなんかいる見えないけど。」
と声をかけたら、マイクも何かを見つけていたらしく「飛びかかってくるから気をつけろ」
と注意を促された。正面右方向から太い紐みたいなのが飛び出して来た!
ウネウネしてて的が定まらない、風で壁を作り防御した。ぬるっとした感じがして、落ちたマイクはそれを見ながら。ナイフで落ちたものの首を切り落とした。
鑑定すると[蛇型の魔物]とでている、その横に[コーヒーの木]とでていた。

ん?と思いつつ、[コーヒーの木]に集中すると[収穫可能]とでていた

まじか!と思いつつへビ型の魔獣の横の木の上を見ると沢山の実がなっていた。

「パパ、この木の実を取りたいんだけど」
と言ってみる、
「少し甘いけど実なんて食べる部分なんてないぞ??」

「良いの良いの、種が欲しいの」
マイクは不思議そうにしながら、周りを警戒してくれる。風魔法で浮遊しながら採れるだけポケットに詰めて行く。
そーいえばマジックバックとかってないのかな?とふと思った…
クマとか蛇とかウサギとかは木にくくりつけて運んでいる。家の周りを待ってるだけだから距離的にはそんなに運ばなくても良いけど…空間魔法は、なにけいとうだろう??

そんなこんなで考え事をしながら収穫していると、ポケットがパンパンになった。
降りて家に向かう。


「ママ帰ったよー」
そう言いながら、結界ギリギリにコーヒーの木の実を何個か落としとく、生えてくれるといいな。

お昼ご飯を食べながら、キャスに狩りの話をして、いるとマイクが。
「明日は朝から、街に素材を売りに行こうと思うんだが、キャスもそろそろハーブと、回復薬を売りに行く頃だろ?アリシアも連れてみんなで行かないか?」

「行きたい!街行きたい」即座にキャスより先に返事をしたが、キャスは反対する。
「山を降りるのは危ないわ!下まで5時間はかかるのよ?ずっと気を張らないといけないのよ」
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