1 / 7
ちょっと行ってくる?
しおりを挟む
いつもの変わらない日学校から帰ってくると、兄と玄関で遭遇した。「茜ちょっと行ってくるわ!いつ帰るかはわかんないけど」
といつもの趣味に出かける服装と鞄を背負って靴を履きながら言った。
「ん?キャンプ行くの?」と服装を見て問いかけると。斜め上に視線を向け、少し考えているそぶりを見せた。
「まーそんなとこ、誘われててさあんまどんな感じか知らないんだよね」とゆっくりした口調で答えた。
「ふーん、月曜から仕事でしょ?それまでに帰ってくるよね?」といつ帰るかわからないと言う言葉が気になり問いかける。
「んーそのつもりではあるんだけど、わからん」
と大好きな少しはにかんだような笑顔で答えた。
「じゃーいつも見たく写真とか送って」と返事をしながら送り出すのに手を振った。
「うん」とにこーっとしてなぜかギューっと抱きしめて頭ポンポンされた。
え?何事?と思っていると、「じゃ」と手を挙げて出て行った。
不思議だなーと思いながら、リビングに入っていくと、母がキッチンにいたので「ただいまー、なんかお兄ちゃん変じゃなかった?」と聞いてみると。
「あーそういえばいつもありがとうって言われたわ…」とご飯を作る手を止めて答える。
いつも、いろいろなことを恥ずかしげもなく口にする兄だが何かがいつもと違う?ような気がする…
と不思議に思いながら部屋に服を着替えに行くのであった。
夕食時、父が帰ってきてすぐ「ただいま、匠はどうしたんだ?」と兄について聞いてきた。
それに対して母が「わからないんだけど、茜にも変な行動してたみたいで、あなたにも?」と確認するように聞く。
「そうなんだ、夕方頃かな?電話がきて何事か?と思ったら『しばらく知り合いのところに行くからいつ帰かわからないけどよろしくね!いつもありがとう』って言われてな?詳しく聞こうと思ったんだが急ぐからって切られちまった」と首をかしげる。
「やっぱりいつもと違うよね?いつもフラフラーって帰ってこない時ってあるけど行く前に言わないよね?」
とみんなで首をかげた。
そうなのだ、いつも居ないなーと思ったら、キャンプ道具一式なくて、キャンプ行ったんだなーって感じで判断して、数日したら帰ってきて色々な土産話をしてくれる。
夏休み時期には1ヶ月とか帰ってこない時もあった。そしたら「山にいたら曜日感覚なくて~気がついたら1ヶ月経ってたわ」という感じで笑っていた。
えーって感じである…仕事は?って聞いたことがあるが、「しばらく有給で次来た時から出社するって言ってある」と呑気な感じである、そんな職場もあるものだろうか?
と思うのだが…いけてるようでやめたって話は聞いていない。
そんなこんなで1ヶ月…連絡がこない?
帰ってこない?どうしているのだろうか?…と思いながら宿題を部屋でしていると、リビングから茜ーと呼ぶ声が聞こえる。
「はーい」と返事をして降りていくと、手紙を渡された?
「匠から茜に手紙だ」と渡される「皆んなにあるの??」と首を傾げた
「いや、茜にだけだ。よんでみろなんて書いてある?」
といつもの趣味に出かける服装と鞄を背負って靴を履きながら言った。
「ん?キャンプ行くの?」と服装を見て問いかけると。斜め上に視線を向け、少し考えているそぶりを見せた。
「まーそんなとこ、誘われててさあんまどんな感じか知らないんだよね」とゆっくりした口調で答えた。
「ふーん、月曜から仕事でしょ?それまでに帰ってくるよね?」といつ帰るかわからないと言う言葉が気になり問いかける。
「んーそのつもりではあるんだけど、わからん」
と大好きな少しはにかんだような笑顔で答えた。
「じゃーいつも見たく写真とか送って」と返事をしながら送り出すのに手を振った。
「うん」とにこーっとしてなぜかギューっと抱きしめて頭ポンポンされた。
え?何事?と思っていると、「じゃ」と手を挙げて出て行った。
不思議だなーと思いながら、リビングに入っていくと、母がキッチンにいたので「ただいまー、なんかお兄ちゃん変じゃなかった?」と聞いてみると。
「あーそういえばいつもありがとうって言われたわ…」とご飯を作る手を止めて答える。
いつも、いろいろなことを恥ずかしげもなく口にする兄だが何かがいつもと違う?ような気がする…
と不思議に思いながら部屋に服を着替えに行くのであった。
夕食時、父が帰ってきてすぐ「ただいま、匠はどうしたんだ?」と兄について聞いてきた。
それに対して母が「わからないんだけど、茜にも変な行動してたみたいで、あなたにも?」と確認するように聞く。
「そうなんだ、夕方頃かな?電話がきて何事か?と思ったら『しばらく知り合いのところに行くからいつ帰かわからないけどよろしくね!いつもありがとう』って言われてな?詳しく聞こうと思ったんだが急ぐからって切られちまった」と首をかしげる。
「やっぱりいつもと違うよね?いつもフラフラーって帰ってこない時ってあるけど行く前に言わないよね?」
とみんなで首をかげた。
そうなのだ、いつも居ないなーと思ったら、キャンプ道具一式なくて、キャンプ行ったんだなーって感じで判断して、数日したら帰ってきて色々な土産話をしてくれる。
夏休み時期には1ヶ月とか帰ってこない時もあった。そしたら「山にいたら曜日感覚なくて~気がついたら1ヶ月経ってたわ」という感じで笑っていた。
えーって感じである…仕事は?って聞いたことがあるが、「しばらく有給で次来た時から出社するって言ってある」と呑気な感じである、そんな職場もあるものだろうか?
と思うのだが…いけてるようでやめたって話は聞いていない。
そんなこんなで1ヶ月…連絡がこない?
帰ってこない?どうしているのだろうか?…と思いながら宿題を部屋でしていると、リビングから茜ーと呼ぶ声が聞こえる。
「はーい」と返事をして降りていくと、手紙を渡された?
「匠から茜に手紙だ」と渡される「皆んなにあるの??」と首を傾げた
「いや、茜にだけだ。よんでみろなんて書いてある?」
41
あなたにおすすめの小説
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
転生小説家の華麗なる円満離婚計画
鈴木かなえ
ファンタジー
キルステン伯爵家の令嬢として生を受けたクラリッサには、日本人だった前世の記憶がある。
両親と弟には疎まれているクラリッサだが、異母妹マリアンネとその兄エルヴィンと三人で仲良く育ち、前世の記憶を利用して小説家として密かに活躍していた。
ある時、夜会に連れ出されたクラリッサは、弟にハメられて見知らぬ男に襲われそうになる。
その男を返り討ちにして、逃げ出そうとしたところで美貌の貴公子ヘンリックと出会った。
逞しく想像力豊かなクラリッサと、その家族三人の物語です。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
〈完結〉貴女を母親に持ったことは私の最大の不幸でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」ミュゼットは初潮が来た時に母から「唯一のこの家の女は自分」という理由で使用人の地位に落とされる。
そこで異母姉(と思っていた)アリサや他の使用人達から仕事を学びつつ、母への復讐を心に秘めることとなる。
二年後にアリサの乳母マルティーヌのもとに逃がされた彼女は、父の正体を知りたいアリサに応える形であちこち飛び回り、情報を渡していく。
やがて本当の父親もわかり、暖かい家庭を手に入れることもできる見込みも立つ。
そんな彼女にとっての母の最期は。
「この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。」のミュゼットのスピンオフ。
番外編にするとまた本編より長くなったりややこしくなりそうなんでもう分けることに。
最強令嬢とは、1%のひらめきと99%の努力である
megane-san
ファンタジー
私クロエは、生まれてすぐに傷を負った母に抱かれてブラウン辺境伯城に転移しましたが、母はそのまま亡くなり、辺境伯夫妻の養子として育てていただきました。3歳になる頃には闇と光魔法を発現し、さらに暗黒魔法と膨大な魔力まで持っている事が分かりました。そしてなんと私、前世の記憶まで思い出し、前世の知識で辺境伯領はかなり大儲けしてしまいました。私の力は陰謀を企てる者達に狙われましたが、必〇仕事人バリの方々のおかげで悪者は一層され、無事に修行を共にした兄弟子と婚姻することが出来ました。……が、なんと私、魔王に任命されてしまい……。そんな波乱万丈に日々を送る私のお話です。
お后たちの宮廷革命
章槻雅希
ファンタジー
今は亡き前皇帝・現皇帝、そして現皇太子。
帝国では3代続けて夜会での婚約破棄劇場が開催された。
勿論、ピンク頭(物理的にも中身的にも)の毒婦とそれに誑かされた盆暗男たちによる、冤罪の断罪茶番劇はすぐに破綻する。
そして、3代続いた茶番劇に憂いを抱いた帝国上層部は思い切った政策転換を行なうことを決めたのだ。
盆暗男にゃ任せておけねぇ! 先代皇帝・現皇帝・現皇太子の代わりに政務に携わる皇太后・皇后・皇太子妃候補はついに宮廷革命に乗り出したのである。
勢いで書いたので、設定にも全体的にも甘いところがかなりあります。歴史や政治を調べてもいません。真面目に書こうとすれば色々ツッコミどころは満載だと思いますので、軽い気持ちでお読みください。
完結予約投稿済み、全8話。毎日2回更新。
小説家になろう・pixivにも投稿。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる