ダラダラ異世界学校に行く

ゆぃ♫

文字の大きさ
2 / 22

入学式

しおりを挟む
朝、少しソワソワした気持ちで、荷物の中から制服を出し着替える。

膝より少し上のインディゴブルーのワンピーススカートに黒のケープを羽織りマルーンのリボンで止める。

なんだかシャキッとした気分になる。
「可愛いじゃ無い」
とキャスがすぐさま褒めてくれる。なんだか、少し大人になった気分だ…
と言っても中身おばさん、すごく若返った気がするの方が正しいのかもしれない。

一人で先に学校に向かう。

「後でちゃんと行くから、気をつけて行っておいで」
とマイクが優しく頭トントンしてくれた。
「うん!」と力強く頷いて出発!
迷子にならないように前もって道は確認しておいた。
街の入り口からしてギルドは左、学校は右側だ。

もうすぐ学校と言うあたりから同じ服を着た子達がちらほら見え始める。

皆んな初々しく、ソワソワとしているのがわかる。
その流れに沿って学校に向かっていくと。一人の女の子が立ち止まり上の方を見つめボーッと突っ立っている。栗色のクルクルふわふわの髪の毛で背が低く、ぱっつん前髪だ、サファイアブルーの瞳がとても綺麗だ。その子に目が吸い寄せられなんとなく見ていると。
「キャロル!またそんなところで !」
と大きな声が響いた。
そちらをみると、ショートヘアで緑がかった金髪の少女が駆け寄ってくるところだった。

キャロルと呼ばれた少女はゆっくりと振り返ると、「シシリーちゃんおはよう」
と優しく、小さい声が聞こえる。

とても楽しそうに、手を繋ぎ建物の方に向かって歩いて行った。
それに誘われるように私も建物に向かっって行く。白で統一された建物が清潔感がすごく入り口のホールは広く両脇に階段があり、真ん中には神様の像らしきものがあり、学校自体が教会のような働きをしているのだろうとわかる。

そのまま、人の流れに沿って像の横を通り過ぎると、広場のようなところに出てみんながそこに集まっているようだった。

「校長のオンだ、本日入学の諸君!よくきてくれた。新入生は50人ほどだ、皆仲よく勉学に励みたまえ!」
と大きな声が響き渡った。ザワザワと皆んなが周りを見渡していると、女の人の声が続けて説明を始める。
「本日、入学の皆様は、前方の掲示板にて記載しています各自の教室に入室ください。30分後に教室にて入学式の説明や、学校についての説明があります。それまでに入っていない場合遅刻として、入学式の参加が認められませんよろしくお願いします。

と説明され中々厳しいなーと思いながら流れに沿って、掲示板を見に行くのであった。

教室に入ると、学校前で見たたしかシシリーと呼ばれた女の子が居た。
朝見た、元気さとは打って変わって静かに椅子に座り誰とも眼を合わそうとしない…

ひ・と・み・し・り?と思いつつ、ちょっと声掛けてみる。
「はじめまして、アリシアです。朝に門の前で見かけて、楽しそうだなって思ってシシリーさんよね?」
「あ、は・はい」少しうつむき加減で頷くだけ頷く。んーどうしたものかな?と思っていると。
「はーい席に座ってください!説明始めます」と先生が来て説明を始めたので。
「またお話ししましょう」と声をかけて席に座った。
入学式の説明といっても皆んな順番に整列して行き、校長の話を聞き、教室に戻ってから、送りものを受け取って終わりだ。
寮に入る人は神の像の前に集合する。寮に入らない人は帰るだけである。

広場に向かうと、椅子が並んでいて。観覧者(両親とか)がすでに座っていた。
その横を拍手されながら通過していく、マイクとキャスを見つけ軽く手を振りながり座席にすわり。
校長の話が始まった。

「我が校は、神が作りし学びの場所です。清い心で学びましょう」

と簡単かつ短い文章で、話は終わった。

そして何かあるのかな?と思ったらなんかよく分からん国歌?的な皆んな知ってる、私知らなかったけど…を歌って。
退場。広場にいる時間1時間ないんじゃない?っと思いつつ。

退場して解散、神の像の前に集まるのは1時間後だから。
それまでに、寮に入る人は、両親と写真?とったり、話ししたりする。
帰る人は、一緒に帰るらしい。

なんか、前世よりすごくあったりしてる感じがするな。
と思いながら、マイクとキャスが広場から出てくるのを、神の像の前で、待つことにした。



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?

火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…? 24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

異世界に転生したので幸せに暮らします、多分

かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。 前世の分も幸せに暮らします! 平成30年3月26日完結しました。 番外編、書くかもです。 5月9日、番外編追加しました。 小説家になろう様でも公開してます。 エブリスタ様でも公開してます。

元救急医クラリスの異世界診療録 ―今度こそ、自分本位に生き抜きます―

やまだ
ファンタジー
朝、昼、夜を超えてまた朝と昼を働いたあの日、救急医高梨は死んでしまった。比喩ではなく、死んだのだ。 次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界・パストリア王国。 クラリスという少女として、救急医は“二度目の人生”を始めることになった。 この世界では、一人ひとりに魔法がひとつだけ授けられる。 クラリスが与えられたのは、《消去》の力――なんだそれ。 「今度こそ、過労死しない!」 そう決意したのに、見過ごせない。困っている人がいると、放っておけない。 街の診療所から始まった小さな行動は、やがて王城へ届き、王族までも巻き込む騒動に。 そして、ちょっと推してる王子にまで、なぜか気に入られてしまい……? 命を救う覚悟と、前世からの後悔を胸に―― クラリス、二度目の人生は“自分のために”生き抜きます。

過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件

やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。

規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜

ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。 死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。

[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します

mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。 中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。 私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。 そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。 自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。 目の前に女神が現れて言う。 「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」 そう言われて私は首を傾げる。 「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」 そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。 神は書類を提示させてきて言う。 「これに書いてくれ」と言われて私は書く。 「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。 「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」 私は頷くと神は笑顔で言う。 「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。 ーーーーーーーーー 毎話1500文字程度目安に書きます。 たまに2000文字が出るかもです。

念願の異世界転生できましたが、滅亡寸前の辺境伯家の長男、魔力なしでした。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリーです。

【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~ 旧タイトルに、もどしました。 日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。 まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。 劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。 日々の衣食住にも困る。 幸せ?生まれてこのかた一度もない。 ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・ 目覚めると、真っ白な世界。 目の前には神々しい人。 地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・ 短編→長編に変更しました。 R4.6.20 完結しました。 長らくお読みいただき、ありがとうございました。

処理中です...