ダラダラ異世界学校に行く

ゆぃ♫

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何食べる?

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「チロル」と言うと、光が収まったと思うと、中指にキャラメル色の指輪が増えていた。

ゼンマイ仕掛けの人形のように、ギギギとギルマスの方をゆっくり見ると。
ポッカーンと言う音が鳴りそうなくらいの顔をしていた。

「なんか、契約しちゃったんだけど」と言うと我に返ったように「おお、そのようだな。この後キルドの方で契約書を書いてもらおう」と、返事をした。

ので、よしとして抱きかかえる。
「かわいーこの子のお母さんはどこにいるんでしょうか??」と気になり聞いてみると。

「グリフォンは卵だから産まれて歩き出す頃には親と離れるんだちょうど独り立ちした頃だろう」と返事が返ってきた。
「よかったー横取りした感じじゃなくて」と安堵していると。
「安心もしてられんぞ、そいつは肉食だその上大きくなるのが早い小さな家くらいの大きさにはなるぞ」とすこし困った顔をした。

「それは大変ですね」と小さくてかわいいチロルを見つめた。抱っこしたらすぐに眠ってしまったようだ。
「あの、この辺にこの子が食べそうな生き物っていますか?」と確認してみる。

「まーその辺の魔獣食べるんじゃないか??」と返答が来たので食料に関しても一安心だ。
シシリーとキャロルが、よしよしとチロル触っている。
本当に可愛い、しば犬?と思ったけどちゃんと見ると小さな羽があり口がくちばしになっている。

これが、グリフォンか。まじまじと見つめていると。なんだかスライムがぴょんぴょんと寄ってきた。
周りで狩をしているので、逃げてきたようだ。

「スライムがりつづけましょうか」と声をかけると「そうだな」と言い、ほかの生徒さんを担当している冒険者ではなく、巡回している冒険者さんに声をかけ。

ギルマスと交代するようで。
「先に帰って、書類を作ってマイクに報告してくる」と去っていった。

グリフォンは寝てしまったので抱っこしていることにした。
キャロルが順番に魔法を出して、スライムと戦っている、「ファイヤ」と火を放ち逃げられ、「アイス」と唱え、凍るが、「スラッシュ」のタイミングが遅く解凍されて逃げられる、と言った感じで、魔力だけを消耗している。
精霊魔法なので普通より魔録消耗率は少ないが、それでも何回も逃げられていると。削られて行く。

眺めていると、チロルが目覚め「お腹すいた」とつぶやく…
話せるのか!と驚きつつも、「スライムは食べ物?」と聞いてみると。
少し考えて「飲み物?」と逆に聞かれてしまった。

下ろしてあげると、ヨチヨチ歩いていき、くちばしをスライムに突き刺すとチューチューと言う感じで飲み干してしまった。
そして、ヨチヨチ戻ってくると「ん」と言われたので手を出すと。魔石を渡された。
「あ、ありがとう」と感謝を述べると。またヨチヨチと行ってしまった。
それを5回くらい繰り返すと、再び抱っこで寝てしまった。

そんな感じなのか、と思ってチロルを眺めていると。冒険者の人たちが魔除けのお香を焚き始めた。
魔除けと言えば結界石と思っていたのだが。
弱い魔物には魔除けのお香を使うらしいと入学してからの授業で知った。

皆んなその辺に座り、昼食にする。

乾パン、干し肉、水の出る木の水だ。
これが長旅のベターな昼食だ、2、3、日分なら。もう少しまともな食事が出たりすることもあるようだ。
個人的には干し肉が好きなのでおいいしく食べたが。

シシリとキャロルは、肉の硬さに驚きパンのかたさに驚いて、木の味がする水に顔をしかめていた。
「この干し肉美味しいですね!いいやつですか」と冒険者さんに聞くと
「そですね、みなさん食べ慣れてないだろうからとギルドの方で用意をしたいいやつです」と返事が返ってきた。
やっぱりそうなんだ、美味しいと思ったと噛み締めながら旨味をたのしむ。

「よく食べるんですか?」と冒険者の人に声をかけられ。「いえ、よく食べるって事はないですけど前に食べた物よりすごく美味しいなと思いまして」とたわいない話をしていると。

「時間になったので帰りましょう」と皆帰る用意をし始めた。
街の門を入った所にちょうどギルマスが駆けつけてきて
「先生には言ってある。アリシアだけギルドに寄って行ってくれ、後の二人はこいつについて返ってくれ」
と、冒険者さんを指差した。
「はい」とそれぞれ返事をして歩き出し。

冒険者ギルドにいき、書類を記入して、グリフォンの首輪と言うかタグ?をもらって首につけてあげた。
「これ、この子が大きくなったらどうなる感じですか?」と確認すると、一緒にサイズアップするよになっているらしい。

「今日は、ありがとうございました。マイクとキャスの心配どうりになってしまったと言う感じですみません」
と謝罪して帰ろうと思ったら。ギルマスが学校まで送ってくれた。
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