二重人格のご令嬢

ばすてと

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一話

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さぁ!やっと主人公出てきますよ!
まずは、モブ男視点でやっていきます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この学校は、1、2、3年全て同じクラスとなるらしい。いや、クラスは変わるが、人は変わらないということである。
つまり、この自己紹介で3年間の自分の扱いが決まるのである。
ナヨナヨしてたら陰キャラとみなされ、逆にチャラチャラしてたら不良とみなされる。
俺の扱いは…モブ男になった。
いや、もう決まってたけどね。
だって聞いて?
このクラスに、王子がいるんだよ。
もう王子以外の男子はモブ男だよモブ男!
はぁ…俺の青春…おわたん。
絶望しながら机の上の手を見ていた。ゴツゴツしてて男みたいだ。いや、男なんだけど。
その時、透き通った綺麗な声が前の方から聞こえてきた。


「私の名前は、神咲茜音です!よろしく!」

元気の良い自己紹介だった。



机の上に組んでた手から目を離してその声の方を見ると、天使のような少女がいた。
その淡いピンク色の目は、キラキラとしており、その子の無邪気さが見える。
周りをちらりと見ると、だらしなく鼻を伸ばしてる男子がいた。

少女にクラス中の視線が集まった時、少女は、雪のように真っ白な髪をふわりと揺らして言った。まるで、小悪魔のように。




「私、二重人格なの。仲良くしてくださいね!」



ん?







「「「「「「「「「「んっ?」」」」」」」」」」



皆困惑顔だ…もちろん俺も。
口を半開きにしてWhatを思い描いている。
え、まて、なんてった?二重人格?
どゆこと?ワッツ?

この可憐な可愛い子が人格変わっちゃうの?
何それ見てみたい。

どうやらクラスのやつらと思考回路が同じなようだ。
期待と好奇心の目でたった今自己紹介した女の子を見ている。


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