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事故死と、新たな人生
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「君、もう一度人生を謳歌するつもりはないかい?」
「は?もう一度?できるのか?俺はこのまま消滅でもするのだと思ったが……………。」
「うん。あっでも、地球には無理だね。理由を教えることはできないけど、地球に戻って元の暮らしとかは無理だよ。次の世界は、剣と魔法と魔物世界に、転生という形になる。化学はそこまで発達してないけど、魔法を使った魔道具とかがその代わりをしてくれているんだ。」
「そうか。じゃあお決まりの力を得られるのか?」
「そうだね。じゃないと、君がここから生きていくことは不可能だからね。君には、魔法セットを渡そう。最上級のセットしか出ないようにしてあるから、結構生きれると思うよ?そうそう、安倍君の力は、あっちの力、魔力のして渡しておくからね。是非とも有効活用してね。」
「わかった。じゃ、そろそろ時間のようだな。」
俺の足元に、魔法陣が現れたのを見て、俺は転生の時間が来たのを悟った。
「うん。そろそろ時間だ。君を新たな世界へと転送するよ。さよなら。———新たな人生に、幸福あれ———」
「ん!?…そうか、俺は転生したんだった。あの時の夢を見ていたんだな。」
俺は工藤匠改シン・ロードマジック。公爵家の嫡男。齢十三にして史上最高の魔力を持つ元神童。
そして———
「そして、現落ちこぼれ。」
そう、俺は落ちこぼれだ。今まで強い魔法士を生み出してきたロードマジック公爵家の中で、唯一基本魔法しか使えない。いや、今言うなれば、使えなかったというべきか。
「神様、先に言っといてくれよ。まさか今この知識が来るとは思わなかった。」
そう。俺には今、数分前まで知らなかった知識があった。それは、使えないと言われた無能スキルの使い方である。
だが、今の状況からすると、これは良いことだったな。俺は、数時間前に公爵家から永久追放された。もう公爵家のシン・ロードマジックじゃなくて、ただのシンだ。ま、でもあの喧しい家族から離れるならこのままでいいな。さて、最寄りの街に行こうか。いつまでも公爵家の直下領には居られないしな。
「ステータス。」
---------シン----------
MP:35兆
スキル
【writing Magic】
【全属性初級魔法】
【魔法陣カスタム】
-----------------------
「いつ見ても、おかしいな。俺の魔力。」
この世界の人族の平均魔力量が300程。大魔法士と呼ばれるレベルで、5万程度だ。だが、これも俺の魔法の特殊さからすると仕方ないんだがな。俺のスキルは、【writing magic】と【全属性初級魔法】、【魔法陣カスタム】だ。まず、【writing magic】は、空中に、自分の魔力を使って魔法陣を描き、それを発動させる事によって発動する魔法だ。これの利点は、魔法陣を大量に描く事によって、いくらでも魔法を強化できることだ。ちなみに、描ける魔法は、自分の適性を持つ魔法だけ。つまり、【全属性初級魔法】によって俺は全属性を使える。そして、短所は描くのに時間がかかるというところだ。だが、これは最後のスキル【魔法陣カスタム】で消すことができる。これは一度【writing magic】で発動させた魔法の魔法陣を最適化するスキルである。より強く、速く洗練された魔法陣にすることができる。まぁ、威力だけを強めることできるし、逆に速さ特化にすることもできるがな。
そして、【writing magic】と【魔法陣カスタム】が同期する事によって、カスタムした魔法陣は、描く時に指を動かさずに自動展開してくれるという、隠れた力があるようだ。
俺は、より自分の力を強くするために、幼い頃から、あらゆる初級魔法をあらゆる形にカスタムしたことがあるので、初級魔法なら全て自動展開できる。そして、この二つの最大の利点は、自分の目で見た魔法陣をカスタムできるという事だ。つまり、他人の魔法さえ見れれば、自分の魔法として自由にカスタム、展開が可能になる。人類には使用が不可能だと言われている龍の魔法とかも、魔法の一つなので俺なら使うことが可能だろう。…見る前に、死ななければ。
「よし。じゃ、早速してみようか。展開。」
【writing magic】の軌道と同時に、大量の魔法陣が展開されていく。大体3万くらいの初級魔法が展開されているだろう。ちなみに、今発動させたのは転移魔法。時空属性の初級魔法を大量に展開させている。いや、これでも要らない部分を削って、最小限の転移魔法になっているんだが…。
「じゃ、いくか。新たな町に———!」
「は?もう一度?できるのか?俺はこのまま消滅でもするのだと思ったが……………。」
「うん。あっでも、地球には無理だね。理由を教えることはできないけど、地球に戻って元の暮らしとかは無理だよ。次の世界は、剣と魔法と魔物世界に、転生という形になる。化学はそこまで発達してないけど、魔法を使った魔道具とかがその代わりをしてくれているんだ。」
「そうか。じゃあお決まりの力を得られるのか?」
「そうだね。じゃないと、君がここから生きていくことは不可能だからね。君には、魔法セットを渡そう。最上級のセットしか出ないようにしてあるから、結構生きれると思うよ?そうそう、安倍君の力は、あっちの力、魔力のして渡しておくからね。是非とも有効活用してね。」
「わかった。じゃ、そろそろ時間のようだな。」
俺の足元に、魔法陣が現れたのを見て、俺は転生の時間が来たのを悟った。
「うん。そろそろ時間だ。君を新たな世界へと転送するよ。さよなら。———新たな人生に、幸福あれ———」
「ん!?…そうか、俺は転生したんだった。あの時の夢を見ていたんだな。」
俺は工藤匠改シン・ロードマジック。公爵家の嫡男。齢十三にして史上最高の魔力を持つ元神童。
そして———
「そして、現落ちこぼれ。」
そう、俺は落ちこぼれだ。今まで強い魔法士を生み出してきたロードマジック公爵家の中で、唯一基本魔法しか使えない。いや、今言うなれば、使えなかったというべきか。
「神様、先に言っといてくれよ。まさか今この知識が来るとは思わなかった。」
そう。俺には今、数分前まで知らなかった知識があった。それは、使えないと言われた無能スキルの使い方である。
だが、今の状況からすると、これは良いことだったな。俺は、数時間前に公爵家から永久追放された。もう公爵家のシン・ロードマジックじゃなくて、ただのシンだ。ま、でもあの喧しい家族から離れるならこのままでいいな。さて、最寄りの街に行こうか。いつまでも公爵家の直下領には居られないしな。
「ステータス。」
---------シン----------
MP:35兆
スキル
【writing Magic】
【全属性初級魔法】
【魔法陣カスタム】
-----------------------
「いつ見ても、おかしいな。俺の魔力。」
この世界の人族の平均魔力量が300程。大魔法士と呼ばれるレベルで、5万程度だ。だが、これも俺の魔法の特殊さからすると仕方ないんだがな。俺のスキルは、【writing magic】と【全属性初級魔法】、【魔法陣カスタム】だ。まず、【writing magic】は、空中に、自分の魔力を使って魔法陣を描き、それを発動させる事によって発動する魔法だ。これの利点は、魔法陣を大量に描く事によって、いくらでも魔法を強化できることだ。ちなみに、描ける魔法は、自分の適性を持つ魔法だけ。つまり、【全属性初級魔法】によって俺は全属性を使える。そして、短所は描くのに時間がかかるというところだ。だが、これは最後のスキル【魔法陣カスタム】で消すことができる。これは一度【writing magic】で発動させた魔法の魔法陣を最適化するスキルである。より強く、速く洗練された魔法陣にすることができる。まぁ、威力だけを強めることできるし、逆に速さ特化にすることもできるがな。
そして、【writing magic】と【魔法陣カスタム】が同期する事によって、カスタムした魔法陣は、描く時に指を動かさずに自動展開してくれるという、隠れた力があるようだ。
俺は、より自分の力を強くするために、幼い頃から、あらゆる初級魔法をあらゆる形にカスタムしたことがあるので、初級魔法なら全て自動展開できる。そして、この二つの最大の利点は、自分の目で見た魔法陣をカスタムできるという事だ。つまり、他人の魔法さえ見れれば、自分の魔法として自由にカスタム、展開が可能になる。人類には使用が不可能だと言われている龍の魔法とかも、魔法の一つなので俺なら使うことが可能だろう。…見る前に、死ななければ。
「よし。じゃ、早速してみようか。展開。」
【writing magic】の軌道と同時に、大量の魔法陣が展開されていく。大体3万くらいの初級魔法が展開されているだろう。ちなみに、今発動させたのは転移魔法。時空属性の初級魔法を大量に展開させている。いや、これでも要らない部分を削って、最小限の転移魔法になっているんだが…。
「じゃ、いくか。新たな町に———!」
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