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carnival
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pillowsのカーニバルをかける。
イントロからして難そうだ。
笑可と二人で暮らす、一日中。
B’zをこき下ろしたことで山沢さんの怒りを買い、未だに全くthe pillowsの歌は聴かないらしい。
それでも、ついつい聴いてしまうピロウズの歌がカーニバルという。
たった1人君は僕の味方という歌詞が印象的だ。
笑可とキスするのはいつの日になるのだろう。
今はただ一緒にいれるだけでいい。
眠い。
笑可はギターを弾くのに飽きたらしく、鳥居みゆきのコントを見ている。
山沢さんが熱烈な鳥居さんファンで見てみ?と彼女にライブDVDのコピーを渡した。
ヒットエンドラーン!
甲高い大声が響き渡る。
「ふふ、あはは。鳥居みゆきさん面白すぎる。いいな、お笑い芸人ってのも」
「次長課長がカナリアボックスのMVに出てたよな」
「そうね」
「ラーメンつけ麺ボクイケメン!」
「お前に食わせるタンメンはねえ! じゃないんだ」
「フェイントさ」
そんなふうに笑可とやりとりしてると、「ラーメン食べたくなってきたな」ってなった。
なので、僕がコンビニまで1000円札片手にラーメン買いに行くことに。
そんな彼女は矢野顕子さんのラーメンたべたいを聴き始めてる。
実にのどかだ。
コンビニで豚骨背脂ニンニクマシマシラーメンとすみれの味噌ラーメンを温めた状態で持ってきた。
「うわ、臭。なに、ニンニクなの? うちを公害にするつもり?」
呆れた顔で笑可が言う。
だってニンニクマシマシなのが食べたいんだから仕方ないじゃないか。
「やっぱり臭う。隣にいるだけでニンニクくさい」
不満顔な笑可をよそにドリームクラブをプレイする。
ナオが可愛すぎてコントローラーを落としてしまった。
拾おうとするボクと笑可が一緒に転がり、なんの拍子かキスしてしまった。
合わさる唇と広がる動揺。
「えっ? ニンニクくさかった。……よりによってファーストキスがニンニクなんて最悪」
そう言う笑可はどこか口とは裏腹ににっこり笑っていた。
ゲームを止めて、YouTubeの自動再生でかかり始めたラーメンたべたいを聴きながら笑可の髪を照れ隠しにわしゃわしゃ乱暴になでる。
「私は犬なの?」
そうあきれている声で返してくる彼女。
「まだ付き合ってもないのに、キスしちゃったね。責任とってよ」
「せ、責任って」
「私のマネージャーとしてしっかり見守ってて。死にたくなる時もしょっちゅうだけど、豹馬がいる限りはそうしないから。
いつも水を注いでくれないと、女の子ってのは元気がなくなってしまう生き物なんだぞ」
それなら100リットルの水を毎日注いでやろうじゃねえか。
笑可、君を幸せにするから。
笑顔しか浮かべられないくらい、ずっとずっと笑わせてみせるから。
そんなことを思っていると口に出てたらしく、笑可は赤面してこう言った。
「い、今のは付き合ってくれ? って意味なの? 気持ちはありがたくもらっておく。
ずっとずっと笑わせてみせるから、か。
そんなこと言われたら好きになっちゃうじゃん」
ボクは彼女を抱きしめようとする腕を止めるのに精一杯だった。
イントロからして難そうだ。
笑可と二人で暮らす、一日中。
B’zをこき下ろしたことで山沢さんの怒りを買い、未だに全くthe pillowsの歌は聴かないらしい。
それでも、ついつい聴いてしまうピロウズの歌がカーニバルという。
たった1人君は僕の味方という歌詞が印象的だ。
笑可とキスするのはいつの日になるのだろう。
今はただ一緒にいれるだけでいい。
眠い。
笑可はギターを弾くのに飽きたらしく、鳥居みゆきのコントを見ている。
山沢さんが熱烈な鳥居さんファンで見てみ?と彼女にライブDVDのコピーを渡した。
ヒットエンドラーン!
甲高い大声が響き渡る。
「ふふ、あはは。鳥居みゆきさん面白すぎる。いいな、お笑い芸人ってのも」
「次長課長がカナリアボックスのMVに出てたよな」
「そうね」
「ラーメンつけ麺ボクイケメン!」
「お前に食わせるタンメンはねえ! じゃないんだ」
「フェイントさ」
そんなふうに笑可とやりとりしてると、「ラーメン食べたくなってきたな」ってなった。
なので、僕がコンビニまで1000円札片手にラーメン買いに行くことに。
そんな彼女は矢野顕子さんのラーメンたべたいを聴き始めてる。
実にのどかだ。
コンビニで豚骨背脂ニンニクマシマシラーメンとすみれの味噌ラーメンを温めた状態で持ってきた。
「うわ、臭。なに、ニンニクなの? うちを公害にするつもり?」
呆れた顔で笑可が言う。
だってニンニクマシマシなのが食べたいんだから仕方ないじゃないか。
「やっぱり臭う。隣にいるだけでニンニクくさい」
不満顔な笑可をよそにドリームクラブをプレイする。
ナオが可愛すぎてコントローラーを落としてしまった。
拾おうとするボクと笑可が一緒に転がり、なんの拍子かキスしてしまった。
合わさる唇と広がる動揺。
「えっ? ニンニクくさかった。……よりによってファーストキスがニンニクなんて最悪」
そう言う笑可はどこか口とは裏腹ににっこり笑っていた。
ゲームを止めて、YouTubeの自動再生でかかり始めたラーメンたべたいを聴きながら笑可の髪を照れ隠しにわしゃわしゃ乱暴になでる。
「私は犬なの?」
そうあきれている声で返してくる彼女。
「まだ付き合ってもないのに、キスしちゃったね。責任とってよ」
「せ、責任って」
「私のマネージャーとしてしっかり見守ってて。死にたくなる時もしょっちゅうだけど、豹馬がいる限りはそうしないから。
いつも水を注いでくれないと、女の子ってのは元気がなくなってしまう生き物なんだぞ」
それなら100リットルの水を毎日注いでやろうじゃねえか。
笑可、君を幸せにするから。
笑顔しか浮かべられないくらい、ずっとずっと笑わせてみせるから。
そんなことを思っていると口に出てたらしく、笑可は赤面してこう言った。
「い、今のは付き合ってくれ? って意味なの? 気持ちはありがたくもらっておく。
ずっとずっと笑わせてみせるから、か。
そんなこと言われたら好きになっちゃうじゃん」
ボクは彼女を抱きしめようとする腕を止めるのに精一杯だった。
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