75 / 80
第七十五話 このまま順調にいけば。
「ビル」
「はい、姉さん」
「一日も早く、ヴェンダドールに戻るようにしなさい。いいかしら?」
「俺は別に、いつでも戻れますがね。そうだよな? ヘイルウッド」
口調からして、ヘイルウッドはビルフォードの弟弟子にあたるのだろう。おそらく年齢的に、ガルドランが生まれる前のようで、だからヘイルウッドことは彼は知らないかもしれない。
「奥様が確かあちらの生まれでしたよね?」
「うちの家内は関係ないだろう?」
「こちらに来て十年。ご一緒されてからすぐにこちらの筆頭になったではありませんか?」
「ま、まぁそうなんだがな」
確かビルフォードの奥さんはガルドランの五歳ほど年上。若いといえば若いのだろう。ということは奥さんが十八か、十九のときに、こちらへ連れてきたということになるわけだ。
「それでも、現役で銀の序列ですから、退屈ではなかったらしいですけどね。今回の調査は留守番になったみたいですが」
「元々駄目に決まってただろう? 最悪、殺り合うことになる恐れもあったんだからな。それにあれはほら、家内は討伐依頼は一切受けてないんだ。戦闘は不慣れだから結局連れて行けないんだよ」
「受付業務をしながら、採取までこなしていた優秀な探索者でもあるんですよ」
「そうなんですね。凄いです」
「えぇ。師匠のから手ほどきを受けて、十年の間採取だけで銀の序列に上がったんです」
「それで銀に、確かに凄いなー」
「そ、そうか。アーシェリヲン君が褒めてたって伝えてやるかな」
「同じ建物に今もいるんですから、すぐに伝えてあげたらいいのにと思いますけど」
「いいんだよ。家に帰ってからでもな」
ビルフォードへ、遠慮なしにツッコミを入れているヘイルウッド。やはり彼はガルドランからみても兄弟子なんだなと、改めて感心する。
「ビル、家に戻ったら彼女と旅支度をしておきなさいね」
「はい、姉さん」
「ヘイルウッドも、引き継ぎを早めに終えること。いいわね?」
「はい、わかっています。師匠」
メリルージュはガルドランをじっと見て、ニヤリと口角を上げた。
「そういえばアーシェ君も聞いてるんでしょ? イレイナアリーアちゃんのこと」
「はい」
「ちょっとアーシェの坊主。あれは秘密だって」
「いいでしょう別に。ガルはアーシェ君の護衛騎士でお兄さんなんでしょう?」
「はい、そうですね」
「いやその、それはまだ照れるんだって……」
「ガルにお嫁さんができたら、新しいお姉さんもできるのよ? 優しくて綺麗な子なの。あたしも一度だけ会ったことがあるわ」
「え? 師匠、いつの間に」
「弟子のためだもの。調査くらいはするわ。帰りにちょっとだけ寄るつもりだから」
「はい、早く会いたいです」
「ちょっと俺まだ、こ、心の準備がっ……」
▼
エリクアラード王国、第三位のオズエルド伯爵家の長子であるラーズリエル。彼は誘拐犯組織の主犯格として取り調べを受けた。
あの場所にいた理由として、攫われて仕方なく、という言い訳は通らない。なぜなら、捕縛されたときにオズエルド伯爵家の食堂にいたからである。攫われていたのなら、そこにいられるはずがない。
もし違う理由があったとしたらそれは、オズエルド伯爵家が犯罪組織と秘密裏に取引をしたか、誰かが内通していた。そう考えるのが妥当であるから。
この世界にも、いわゆる司法取引に似たものがある。ラーズリエルが全て正直に供述する代わりに、罪が確定してもオズエルド伯爵家に罪はない。連座として扱わない。そういう約束が交わされていた。
だからラーズリエルは素直に取り調べに応じたのだろう。そうでなければ、黙秘するはずだ。だが、証拠として彼の左手の親指が提示されてしまっては逃げ場はない。
彼があの場に、無事帰ってしまってさえいなければ、このようなことにはならなかったはずだ。だが、あのとき失った指が、まさか探査魔法の触媒として使われるとは思っていなかったはずだ。だから油断して、あの場に居合わせてしまったとも考えられる。
探索者協会へ取り調べの報告が、第一報として入ってきたそうだ。もちろん全ての探索者へはまだ教えるわけにはいかない情報であるため、朝早くからヘイルウッドの私室にて話されることになった。
「それで? どんな面白い話が出てきたのかしら?」
ヘイルウッド、ビルフォード、ガルドラン、アーシェリヲン。彼らの師匠であるメリルージュがヘイルウッドに問う。ヘイルウッドは報告書にある内容を読み上げる。するとこう記載されていた。
ラーズリエルの自白により、共犯者の名前が出てきた。それは人規模的にも資金的にも、売り上げ的に、近年、この国でも一番伸びてきていた商会。その商会長もすでに捕らえられている。
裏で奴隷商を営んでいて、ラーズリエルが後ろ盾をしていたとのことだ。そのほか、オズエルド家の寄子となっている子爵の次男や男爵の三男なども捕縛された。跡継ぎとなれないその二人は、ラーズリエルが手下として使っていた。やたらと羽振りのよい二人の姿が、歓楽街で目撃されることもあったとのこと。
ラーズリエルは商会とだけ直接の関わりを持っていたが、誘拐犯となった実行役の盗賊たちと直接の関わりは少なかった。基本的に誘拐犯を率いていたのは手下の二人。その二人にラーズリエルが、直接指示を出していたらしい。
なぜラーズリエルがあのときあの場にいたのか? それは、あの宿場町の地下に奴隷商の拠点の一つがあったことと、ここ数年で一番の利益を生むとされた、アーシェリヲンとリルメイヤーに逃げられたことがあげられる。
二人をこの大陸へ輸送する際にかかった薬などはけっして安くないものだった。それらの赤字をどうやって回収するか、二人に任せておいたら余計な金が出てしまう。だから直接指示を出すために、偶然あの場にいたということらしい。
あの指輪は魔道具だった。一般的に出回っているものではなく、それこそ非売品に近いものだった。かなりの金銭を積んで手に入れたからか、あの魔道具に精通しており、あの魔道具があったからこそ、あの場にいられたというのもあるのだろう。
「我々はアーシェリヲン君に手が及ばなくなるのであれば、ラーズリエルがどうなろうと知ったことではないんです」
「それはそうね。あたしも別に、どうでもいいことだと思ってるわ。この国がどうなろうと興味はないもの」
「師匠は相変わらずですね。あとは、ヴェルミナ様がどうされるか、ですね。私はこれから、ヴェルミナ様にお伺いをたててきますね」
「はい、姉さん」
「一日も早く、ヴェンダドールに戻るようにしなさい。いいかしら?」
「俺は別に、いつでも戻れますがね。そうだよな? ヘイルウッド」
口調からして、ヘイルウッドはビルフォードの弟弟子にあたるのだろう。おそらく年齢的に、ガルドランが生まれる前のようで、だからヘイルウッドことは彼は知らないかもしれない。
「奥様が確かあちらの生まれでしたよね?」
「うちの家内は関係ないだろう?」
「こちらに来て十年。ご一緒されてからすぐにこちらの筆頭になったではありませんか?」
「ま、まぁそうなんだがな」
確かビルフォードの奥さんはガルドランの五歳ほど年上。若いといえば若いのだろう。ということは奥さんが十八か、十九のときに、こちらへ連れてきたということになるわけだ。
「それでも、現役で銀の序列ですから、退屈ではなかったらしいですけどね。今回の調査は留守番になったみたいですが」
「元々駄目に決まってただろう? 最悪、殺り合うことになる恐れもあったんだからな。それにあれはほら、家内は討伐依頼は一切受けてないんだ。戦闘は不慣れだから結局連れて行けないんだよ」
「受付業務をしながら、採取までこなしていた優秀な探索者でもあるんですよ」
「そうなんですね。凄いです」
「えぇ。師匠のから手ほどきを受けて、十年の間採取だけで銀の序列に上がったんです」
「それで銀に、確かに凄いなー」
「そ、そうか。アーシェリヲン君が褒めてたって伝えてやるかな」
「同じ建物に今もいるんですから、すぐに伝えてあげたらいいのにと思いますけど」
「いいんだよ。家に帰ってからでもな」
ビルフォードへ、遠慮なしにツッコミを入れているヘイルウッド。やはり彼はガルドランからみても兄弟子なんだなと、改めて感心する。
「ビル、家に戻ったら彼女と旅支度をしておきなさいね」
「はい、姉さん」
「ヘイルウッドも、引き継ぎを早めに終えること。いいわね?」
「はい、わかっています。師匠」
メリルージュはガルドランをじっと見て、ニヤリと口角を上げた。
「そういえばアーシェ君も聞いてるんでしょ? イレイナアリーアちゃんのこと」
「はい」
「ちょっとアーシェの坊主。あれは秘密だって」
「いいでしょう別に。ガルはアーシェ君の護衛騎士でお兄さんなんでしょう?」
「はい、そうですね」
「いやその、それはまだ照れるんだって……」
「ガルにお嫁さんができたら、新しいお姉さんもできるのよ? 優しくて綺麗な子なの。あたしも一度だけ会ったことがあるわ」
「え? 師匠、いつの間に」
「弟子のためだもの。調査くらいはするわ。帰りにちょっとだけ寄るつもりだから」
「はい、早く会いたいです」
「ちょっと俺まだ、こ、心の準備がっ……」
▼
エリクアラード王国、第三位のオズエルド伯爵家の長子であるラーズリエル。彼は誘拐犯組織の主犯格として取り調べを受けた。
あの場所にいた理由として、攫われて仕方なく、という言い訳は通らない。なぜなら、捕縛されたときにオズエルド伯爵家の食堂にいたからである。攫われていたのなら、そこにいられるはずがない。
もし違う理由があったとしたらそれは、オズエルド伯爵家が犯罪組織と秘密裏に取引をしたか、誰かが内通していた。そう考えるのが妥当であるから。
この世界にも、いわゆる司法取引に似たものがある。ラーズリエルが全て正直に供述する代わりに、罪が確定してもオズエルド伯爵家に罪はない。連座として扱わない。そういう約束が交わされていた。
だからラーズリエルは素直に取り調べに応じたのだろう。そうでなければ、黙秘するはずだ。だが、証拠として彼の左手の親指が提示されてしまっては逃げ場はない。
彼があの場に、無事帰ってしまってさえいなければ、このようなことにはならなかったはずだ。だが、あのとき失った指が、まさか探査魔法の触媒として使われるとは思っていなかったはずだ。だから油断して、あの場に居合わせてしまったとも考えられる。
探索者協会へ取り調べの報告が、第一報として入ってきたそうだ。もちろん全ての探索者へはまだ教えるわけにはいかない情報であるため、朝早くからヘイルウッドの私室にて話されることになった。
「それで? どんな面白い話が出てきたのかしら?」
ヘイルウッド、ビルフォード、ガルドラン、アーシェリヲン。彼らの師匠であるメリルージュがヘイルウッドに問う。ヘイルウッドは報告書にある内容を読み上げる。するとこう記載されていた。
ラーズリエルの自白により、共犯者の名前が出てきた。それは人規模的にも資金的にも、売り上げ的に、近年、この国でも一番伸びてきていた商会。その商会長もすでに捕らえられている。
裏で奴隷商を営んでいて、ラーズリエルが後ろ盾をしていたとのことだ。そのほか、オズエルド家の寄子となっている子爵の次男や男爵の三男なども捕縛された。跡継ぎとなれないその二人は、ラーズリエルが手下として使っていた。やたらと羽振りのよい二人の姿が、歓楽街で目撃されることもあったとのこと。
ラーズリエルは商会とだけ直接の関わりを持っていたが、誘拐犯となった実行役の盗賊たちと直接の関わりは少なかった。基本的に誘拐犯を率いていたのは手下の二人。その二人にラーズリエルが、直接指示を出していたらしい。
なぜラーズリエルがあのときあの場にいたのか? それは、あの宿場町の地下に奴隷商の拠点の一つがあったことと、ここ数年で一番の利益を生むとされた、アーシェリヲンとリルメイヤーに逃げられたことがあげられる。
二人をこの大陸へ輸送する際にかかった薬などはけっして安くないものだった。それらの赤字をどうやって回収するか、二人に任せておいたら余計な金が出てしまう。だから直接指示を出すために、偶然あの場にいたということらしい。
あの指輪は魔道具だった。一般的に出回っているものではなく、それこそ非売品に近いものだった。かなりの金銭を積んで手に入れたからか、あの魔道具に精通しており、あの魔道具があったからこそ、あの場にいられたというのもあるのだろう。
「我々はアーシェリヲン君に手が及ばなくなるのであれば、ラーズリエルがどうなろうと知ったことではないんです」
「それはそうね。あたしも別に、どうでもいいことだと思ってるわ。この国がどうなろうと興味はないもの」
「師匠は相変わらずですね。あとは、ヴェルミナ様がどうされるか、ですね。私はこれから、ヴェルミナ様にお伺いをたててきますね」
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~
緋色優希
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
神様、ありがとう! 2度目の人生は破滅経験者として
たぬきち25番
ファンタジー
流されるままに生きたノルン伯爵家の領主レオナルドは貢いだ女性に捨てられ、領政に失敗、全てを失い26年の生涯を自らの手で終えたはずだった。
だが――気が付くと時間が巻き戻っていた。
一度目では騙されて振られた。
さらに自分の力不足で全てを失った。
だが過去を知っている今、もうみじめな思いはしたくない。
※他サイト様にも公開しております。
※※皆様、ありがとう! HOTランキング1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
※※皆様、ありがとう! 完結ランキング(ファンタジー・SF部門)1位に!!読んで下さって本当にありがとうございます!!※※
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。