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転生者でした

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ふふっ私が、転生者だと知ってレイナ驚いてる。

「まさか、あなたも転生者だったなんて・・・。どうりでシナリオと違うのも、わかった。カイン様と婚約しないのも、最後に処刑されるからだよね?」

「うん、そう。処刑されるのは絶対に嫌だから、なんとかカイン様と婚約しないように頑張ったの。私の推しはライアン様だし」

「なるほどね。よくわかった。それでライアン様と婚約したのね」

「あなたがカイン様推しなら、頑張れば婚約出来るんじゃない?」

「うーん、それが難しそうなのよ。何度も好きですって伝えてるんだけど、好きな人がいるからって断られて・・・」

その好きな人ってまさか・・・・・・
いや、そんな訳ないはず・・・うん・・・

「そっか、諦められるの?」

「諦めるつもりはないから振り向いてもらえるように頑張るよ。シャロンって呼んでいいかな?」

「頑張って!シャロンでいいよ。私もレイナって呼ぶね。レイナがカイン様と婚約して、私はレイナを虐めないし、それでうまくいくと良いんだけど」

「それが、一番良い方法だよね。とりあえず頑張るよ」

「うん、頑張って」

「また会ったり出来る?シャロンと仲良くなりたいの」

「いいよ。休みの日でも会おう」

「ありがとう。じゃあまた連絡するね」と言ってレイナは去っていきました。

レイナは悪い子じゃなさそうだし
仲良くなって
レイナと協力して、一緒に幸せになれるように頑張ろう。
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