『人外×少女』:人ならざる魔物に転生した僕は、可愛い少女とあれこれする運命にあると思う。

栗乃拓実

文字の大きさ
40 / 57
第一章『人外×幻想の魔物使い』

第19話:怒濤の一日目

しおりを挟む

 僕が送る二度目の人生――鎧生において、極めて重要な美少女との出会い。

 別に王道的な展開通り、人と魔との間に確執が生じているわけではないけども、いや逆にお互いすんなり受け入れちゃって面白みがないんだけども、襲われた少女を救い出す――それは、物語でいえば主人公の最も華のあるシーンであり、人外たる存在が惚れてもらうための重要な要因ファクターなのである。

 そんな、僕の予定ではバラ色に染まるはずだった青春の一ページを、夢見た『人外×少女』の足がかりだった瞬間を、坊主頭の入れ墨男に真っ黒に染められてぶち壊された後のことだ。

 ダランと脱力して自分の力では立つこともままならない僕は、フラム先輩の尻尾に巻かれて運ばれていた。

『なぁ……其方……元気出すのじゃ』

「…………うるさい」

『なぁ……そういうことも、その、時にはあるであろ……』

「…………うるさい」

『その、接吻の一つや二つ……そこまで気にせんでも』

「じゃぁシェルちゃんがしてよ、僕に」

『ふぇぇええええぇえっ!?』

 建造物が高速で流れてゆく視界の端、その中心。
 停滞を刻む夜空に浮かぶ星々を放心しながら眺めている間、慰めてくるシェルちゃんとの会話である。煩わしいので接吻を迫ったら、それ以降は何も言ってこなくなった。

 ほら見ろ、誰だって意中の相手からではないキスは嬉しくないんだ。言葉だけの奴はこれだから。その相手が厳つい男ともなればなおのこと、僕の未来は絶望的だ。なんてこったぱんなこった。

「何言ってんだ僕……死にたい、まじで死にたい……死ねなくてもいいから塵になりたい……ぁ、バナナの皮が帽子みたいになってる……えへ、素敵」

「はぁ、はぁ……ふ、フラムっ!? 小さな騎士さんが危険な譫言うわごとを言ってるわ! もっと急ぎなさい! はぁ、はぁっ……ほら、私をおいて先にギルドにっ、」

「オレがいない間に主はあンな目に遭ったんだァ。もう離れないようにする、主はもっと自分の容姿が男を呼び寄せることを理解した方がいィ」

 僕のぼそぼそとした呟きを聞きつけたエルウェが眷属を先に行かせようとしているが、その隣を並走するフラム先輩は聞き入れない。そりゃあ、可愛いご主人様にあんなことがあったんだ。心配で離れるなんて無理だろう。

「……それに、こいつは大丈夫だって言ってンだろォ? ちょっと初めての感触がショッキングだっただけだァ。急に大人の階段を登って放心してンだよォ」

「ええ?」

 酷いことを言う先輩である。僕のことを完全に笑い種にしておられるようだ。

 その言葉に怪訝な顔をしたエルウェは一度急制止、僕の様子を伺うように膝に手を乗せながら覗き込んできた。ああ、可愛い。天使か。君が天使か。結婚したい。

「ほ、本当に大丈夫なの……?」

「……キス……エルウェのキスで僕の黒歴史を塗り替えて……」

「へ、へっ? きききキキキキスっ!?」

「結婚しよう、愛しのエルウェ……」

「ダメな奴よぉこれ絶対ダメな奴よぉー! どこかおかしいんだわ、やっぱり重傷なのよ!! 早くリオラさんに見てもらわないと!? 私のせい、私のせいなのねっ!? ふぇええ~っ!!」

 素直に好意を伝えただけなのに、エルウェは深刻そうな顔をして再び走り出した。ひんやりとした印象を醸していた彼女のイメージが崩れつつある。誰のせいだ。

 リオラさん……ああ、巨乳の回復術士ヒーラーか何かですね、わかります。僕を豊満な巨峰で挟み込んで、この惨い過去を忘れさせてくれるんですよね、わかります。


 かくして、僕は冒険者ギルドへと辿り着いたわけだが――、


「だから主ィ、こいつはショックを受けてるだけでどこも怪我してないって言ってるだろォ。ちょっと青春の一ページが野郎の唇で真っ黒に染まっちまっただけだァ。そんなに心配する必要はねェよォ」

(ぐえっ――くそ、フラム先輩め、扱いが雑なんだから……死にたい……)

 そんな言葉と同時、僅かな浮遊感の後に真下から跳ね返ってくる衝撃。
 やっとギルドに到着したのだと感じ取った僕は、けれど動く気力もなく虚ろな瞳で天井を見上げていた。

 天井が高い、まるで手が届きそうだ。
 ……なんて狭い世界に憧れてるんだ僕は。惨めすぎてピクリとも動けないよ。

 吹き抜けになっている二階部分は広く、おそらくは魔力を動力源にして明かりが灯る魔導ランプが鏤められ、中心では一際豪華な品が室内を彩っている。

 と、二階エリアの手摺りから見下ろす大量の人間――冒険者達の視線に気がついてぎょっとする。しかし反応を示す直前、大きな鎧靴が視界を覆い、まるで道ばたのゴミを踏むように顔面を踏まれた。

「え、いたっ。痛い」

 恐らくは巨漢の人間だろう、普通に重いし痛い。
 いや確かにごみになりたいとは言ったけども。それって言葉の綾じゃん? 本当に塵として扱わないでくれます? 前言撤回、フェアに行こう。今の僕はテンション低いんだ、可哀想な心をこれ以上引き裂かないでくれ。

 飛び退いたフル装備のおじさんが鋭い目つきで睥睨してくる中、僕はやっとの思いで起き上がった。

 う、嘘だろ……しかも壮年のおじさんとか。美女になら踏まれてもいいなんてちょっとしか思ってないけどさ、野郎の唇でキスされたばかりなのに今度は野郎の靴裏でキスですか? はい、もう僕の純真はズタズタです。消えたいです。

 ショックというか、ただただ感じる悲しみの余り足元が酷くおぼつかない。

 だがそこで、ピリッとした大量の視線を感じた。きょろきょろと見回せば、二階だけでなく一階部分にも人間が集っていて、百を超えるだろうという人数が僕を瞳に映しているではないか。

(え、何これ? 知らぬ間に有名人的な? ちょちょっ、ちょっと照れるんだけど)

 少しだけ気をよくした僕。
 ざわざわしてる中、おじさんの「魔物か?」という一言で不思議だったり興味深いといった色の視線が、殺気まみれになった。おいじじいまじでこら。

 まぁとりあえず、皆警戒してるみたいなので挨拶だ。
 僕は面甲ベンテールをガチャコンっと開いた。僕が紳士的な鎧としての素晴らしき姿をご覧に入れようじゃないか。

 何度も言うが、人との出会いは第一印象が肝要。エルウェの時は大分間違えてしまった気がするが、僕が野郎共に欲情するはずもな――あれ、可愛い人も何人かいるな……ええっ、布面積の少ない女冒険者の格好が激エロなんだけど! え、やばいテンション上がってきた伝説のビキニアーマー着てる人とかいるんだけ――、

「ぬぅぅあああ!! くっそが、俺を誰だと思ってやがるッ! イディオータ男爵家の三男にして期待の新星っ、【炎槍】のホームラ・イディオータだぞ!? コケにするのも大概にしろぉぉおおッ!?」

 なんか炎塊が飛んできた。
 なんか僕に直撃して鎧が燃え上がった。
 なんかすごく熱いし、視界が真っ赤。

 え、熱い? 熱い、熱い、熱い熱い熱い熱い熱い熱いぃぃい――ッ!?

「ぎゃぁぁぁああぁああああああああああああッッ!?」

 という僕の断末魔の如く悲鳴の後に、なぜか冒険者達の「ぎゃぁあ」も聞こえたけど何でだろう。意味わかんない、燃えてるの僕なんだけどなぁ!?

「ち、小さな騎士さん!?」

「新入りィ!?」

 僕が絶叫しながら床をのたうち回っていると、エルウェとフラム先輩の呼ぶ声が聞こえる。あれ、心配してくれるんだ、と荒みきった僕の心が小さな感動を覚えていると――、

「熱い熱い熱い熱い熱いあついアツイあつ――ふぇっ? 熱く……ない?」

 確かに身を焦がす勢いで炎が燃え上がっているんだけれど、生じる痛み自体は視覚的な情報による錯覚であって、実際の所は全然熱くない事を認識する。

(え、何で? 全く見当がつかないんだけど、ええっ、燃え上がる鎧ってかっこよくね? ねぇねぇねぇ、シェルちゃんどう思う? 燃える鎧ってどう思う?)

 僕はスクッと立ち上がる。その動作に迷いはなく、さらには諸手を突き上げた。
 だってさ、轟々と燃え上がる鎧の魔物って滅茶苦茶強そうじゃんね! 見た目的にもイカしてるし、これはテンション爆上がりでっす! ふぅーっ!!

『……我の加護による権能――『炎属性無効』の効果であろ』

(見て見て見て見て――って、あぁ……何だ……そのせいかぁ……チッ)

 と思いきや、シェルちゃんの呆れ返った正論が僕の燃え上がる心に水をかける。せっかく昂ぶってきた情感が一気呵成とだだ下がりだよこんちくしょう……。

『どうしてそんなに残念そうなんじゃぁあっ!? そこは喜ぶ所であろ! 感謝するところであろっ!? 何がどうあれ舌打ちされる謂われはないのじゃぁあッ!?』

 シェルちゃんが耳元ならぬ身体の中で煩いが、放っておこう。きっと放置プレイも好きなドラゴンだと思うんだよね、友達だからその辺わかっちゃうんだ。

 にしても、なるほど道理で。
 炎に包まれても痛くも痒くもないのは、シェルちゃんが《金龍の迷宮オロ・アウルム》で授けてくれた加護の権能のおかげか。

 でもなんか癪。憤然たる残り火がちりちりしてる感が消えなくて、素直に礼を述べられるような心境じゃなかった。後でね、後でありがとうって言うから。多分。

――――――――――――――――――――――――――
加護――《金龍の加護》

 始まりのドラゴン『始祖龍』が一柱――太陽を司る【金龍皇シエルリヒト】の齎す加護。
 防御力と魔力値、全属性耐性に極大の上方補正。炎属性無効、吸収。
 その加護を受けし者は防御値の秀でた方向へ成長しやすいとされる。進化の過程で【金龍皇】のスキルを継承することも稀にあるが、特別金運が上がるわけではない。お金は大事に使おう。
――――――――――――――――――――――――――

 これこれ。個体情報ステータス内で加護の欄の詳細を念じると、前に見た覚えのある文字の羅列が脳裏に描かれる。

 うんうん。どうにも忘れがちだけど、シェルちゃんは伝承に纏わるドラゴン様なんだよね。始祖龍さんなんだよね。うんうん。今の今まで完全に忘れてたよ。まぁね、もう良いんじゃないかな、この扱い方で。だって誰も困らないもんね?

「――な、無事……なのか? ありえん……新種、だよな?」

「燃えてるぞ……なのにケロッと立ってるぞ……なんだこいつ……」

「人化してるならまだしも、魔物ってあんな流暢に喋るのね……」

 今効果を発揮しているのは、『炎属性無効』という効能だろう。

 あと、金運が上がるわけじゃないとかわざわざ書いてあるけれど、いや僕ってば斃れてた褐色娘にご飯を大量に奢ったから、むしろ散財しちゃったんだけどね。金運下がってるんだけどね。いやフラム先輩の金だけどさ。

 あぁ、でもそれは『六道』のせいかな――なんて独り突っ走る思考を巡らせていた僕は、若干気づくのが遅れてしまった。

「ち、小さな騎士さん……?」

「まじかァ、どういうこったィ」

「効いて……ない、だと?」

「俺のとっておきなのにぃ……うえぇ、えぐっ、ひぐっ……」

 エルウェやフラム先輩、顔に引っ掻き傷のあるおじさんを始め、その場に集った冒険者達から希有、もしくは畏怖の滲んだ怪訝な眼で見られているということに。炎を放った張本人は泣き出してさえいる。意味分かんねぇ。

「え? ……あ、そうだった、自己紹介するんだった。第一印象、第一印象」

 僕は姿勢を正し、左手は腰に、右手を掲げて完璧な敬礼。
 今度こそ、今度こそは失敗しないと自分に言い聞かせながら、自己紹介をした。

「皆さんこんばんは。僕は放浪の鎧系統の新種にして、魔物界にさざ波を起こす期待の超新星――流浪の白鎧、名前はまだないかな! 善性の魔物だから害はないはずだよ……ぁ、でも子猫ちゃん達は気をつけてね? 油断してると食べちゃうぞっ! てことでよろしくー」

 冒険者達が驚きに目を瞠る。点が三つ打たれるくらいの沈黙が降りる。

 うんうん。一様に何言ってんだコイツ? みたいな顔してるなぁ、ははははは傷つく。ほんと何言ってんだろ僕。謙遜するのか驕った態度で牽制するのか、何にせよ真面目なポーズで女の子にナンパ紛いのことをするのは流石にないわ。
 
 いや、まだだ。ステイだ僕。待て待て待て!
 諦めるには早計すぎる。ここで適度にお茶を濁しにかかろうじゃないか!

「――ぁ、ちなみにエルウェのおパンツをご飯に貰うという条件で――、」

「ぁあっ!? ぁぁああーあぁあーあぁーあぁあーぁあーッッ!?」

 顔を羞恥に染めて、全力で叫びを上げた少女が誰だったか。
 それは言うまでもないことだろう。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

魔法使いが無双する異世界に転移した魔法の使えない俺ですが、陰陽術とか武術とか魔法以外のことは大抵できるのでなんとか死なずにやっていけそうです

忠行
ファンタジー
魔法使いが無双するファンタジー世界に転移した魔法の使えない俺ですが、陰陽術とか武術とか忍術とか魔法以外のことは大抵できるのでなんとか死なずにやっていけそうです。むしろ前の世界よりもイケてる感じ?

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

処理中です...