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7話 大魔導師、王都へ入る
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リーフェンの街を出て三日経った。
道中、魔物狩りしつつ魔石と素材を集めながら進んだので少し予定より遅くなってしまったが、別に急ぐ旅でもないので気にしていない。
「これだけあれば旅費は問題ないね。さて、そろそろ王都が見えるはずだけど…」
少し街道から外れて狩りしていたけど、そんな離れてないはずだ。
少し心配になったけど、どうやら杞憂だったみたいでリーフェンの街より更に立派な壁に囲まれた大きな城のある街、というより城砦が見えてきた。
「わあー!ファウスト、見えてきたよ!これは圧巻だねー…」
「主人なら1時間もあれば攻め落とせそうですね」
そういう事言うから主人の僕が危険視されるんじゃないかな…?
僕はファウストを睨みつつ、気を取り直して進んで行くと王都に入る為の巨大な跳ね橋に並ぶ列に続いた。
跳ね橋前に差し掛かると、衛兵達が検問しているようで呼び止められた。
「よし次、白髪は珍しいな。王都へは何の目的だ?」
ふむ、嘘をつく理由もないし正直に話すか。
「友人の子供が大きくなったんで、会いに来たんです。後は田舎から出て来たんで観光ですかね?」
嘘はついていないな!うん!
というか事実しか言ってないぞ?
「特に不審な点もないな。よし、行っていいぞ!王都内で問題を起こすなよ?その友人に迷惑をかける事になるからな」
「それはまずいので気を付けますね!ありがとうございます!」
ぺこっと一礼して跳ね橋を渡ると、流石は王都だけあって人の数も活気も凄く、正に大都市だった。
「いやぁ~、これは凄い…ここなら持っていない魔導書もありそうな…おっと、先ずは宿を見つけて弟子の弟子に会わなきゃだね」
想像以上の大都会に目的を見失いそうになったが、何はともあれ宿屋を見つけないと路上で寝る事になりそうなので、一先ずは王都での拠点を探す事にした。
宿屋街には貴族が泊まるような高級宿から、低ランク冒険者が借宿にする安宿まで色々な宿屋が立ち並んでいる。
安宿の周りは娼館などもあり治安はあまり良くなさそうで、高級宿の周りは衛兵の巡回が頻繁にあり、こちらは服装を見るに治安が良いのだろう。
「安過ぎず高過ぎずの丁度良い値段の所がいいけど、初めて来たし分からないなー」
どこにしようかと歩いていると、客引きの女性が僕に向かって狙いをつけたようだ。
「お兄さん!うちの宿はどう?食事なしで一泊銀貨1枚!食事やお酒は一階の酒場で出来るし美味しいよ!」
実に丁度良い金額設定だ。
これ以上歩いて探すのも面倒だし、食事は別だから美味しくないなら外で食べればいいし悪くないな!
「ではお嬢さん、案内をお願いしていいですか?」
僕がそう言うと、喜んでー!と元気いっぱいに案内してくれた。
「パパ!お客さんだよ!部屋を借りたいってさ!」
「いらっしゃい!一泊銀貨一枚、食事はついてないが大丈夫かい?」
どうやら騙された訳じゃないようで安心した。
気のいいおじさんという感じで好印象だ。
「構いませんよ。では、とりあえず一週間お願い出来ますか?銀貨七枚です」
「毎度!もし一週間以上泊まるならまた声を掛けてくれ!その時にまたお代を貰うからよろしくな!」
僕はお礼を言って部屋に入ると、久々の旅で疲れたのか晩ご飯を食べずにそのまま泥の様に眠ってしまった。
道中、魔物狩りしつつ魔石と素材を集めながら進んだので少し予定より遅くなってしまったが、別に急ぐ旅でもないので気にしていない。
「これだけあれば旅費は問題ないね。さて、そろそろ王都が見えるはずだけど…」
少し街道から外れて狩りしていたけど、そんな離れてないはずだ。
少し心配になったけど、どうやら杞憂だったみたいでリーフェンの街より更に立派な壁に囲まれた大きな城のある街、というより城砦が見えてきた。
「わあー!ファウスト、見えてきたよ!これは圧巻だねー…」
「主人なら1時間もあれば攻め落とせそうですね」
そういう事言うから主人の僕が危険視されるんじゃないかな…?
僕はファウストを睨みつつ、気を取り直して進んで行くと王都に入る為の巨大な跳ね橋に並ぶ列に続いた。
跳ね橋前に差し掛かると、衛兵達が検問しているようで呼び止められた。
「よし次、白髪は珍しいな。王都へは何の目的だ?」
ふむ、嘘をつく理由もないし正直に話すか。
「友人の子供が大きくなったんで、会いに来たんです。後は田舎から出て来たんで観光ですかね?」
嘘はついていないな!うん!
というか事実しか言ってないぞ?
「特に不審な点もないな。よし、行っていいぞ!王都内で問題を起こすなよ?その友人に迷惑をかける事になるからな」
「それはまずいので気を付けますね!ありがとうございます!」
ぺこっと一礼して跳ね橋を渡ると、流石は王都だけあって人の数も活気も凄く、正に大都市だった。
「いやぁ~、これは凄い…ここなら持っていない魔導書もありそうな…おっと、先ずは宿を見つけて弟子の弟子に会わなきゃだね」
想像以上の大都会に目的を見失いそうになったが、何はともあれ宿屋を見つけないと路上で寝る事になりそうなので、一先ずは王都での拠点を探す事にした。
宿屋街には貴族が泊まるような高級宿から、低ランク冒険者が借宿にする安宿まで色々な宿屋が立ち並んでいる。
安宿の周りは娼館などもあり治安はあまり良くなさそうで、高級宿の周りは衛兵の巡回が頻繁にあり、こちらは服装を見るに治安が良いのだろう。
「安過ぎず高過ぎずの丁度良い値段の所がいいけど、初めて来たし分からないなー」
どこにしようかと歩いていると、客引きの女性が僕に向かって狙いをつけたようだ。
「お兄さん!うちの宿はどう?食事なしで一泊銀貨1枚!食事やお酒は一階の酒場で出来るし美味しいよ!」
実に丁度良い金額設定だ。
これ以上歩いて探すのも面倒だし、食事は別だから美味しくないなら外で食べればいいし悪くないな!
「ではお嬢さん、案内をお願いしていいですか?」
僕がそう言うと、喜んでー!と元気いっぱいに案内してくれた。
「パパ!お客さんだよ!部屋を借りたいってさ!」
「いらっしゃい!一泊銀貨一枚、食事はついてないが大丈夫かい?」
どうやら騙された訳じゃないようで安心した。
気のいいおじさんという感じで好印象だ。
「構いませんよ。では、とりあえず一週間お願い出来ますか?銀貨七枚です」
「毎度!もし一週間以上泊まるならまた声を掛けてくれ!その時にまたお代を貰うからよろしくな!」
僕はお礼を言って部屋に入ると、久々の旅で疲れたのか晩ご飯を食べずにそのまま泥の様に眠ってしまった。
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