7 / 123
1章 転生、エルフの里編
10歳の誕生日と光の中で
しおりを挟む
「「ウルド!誕生日おめでとう!」」
「「「ウルド君!誕生日おめでとう!!」」」
「ありがとう!父さん、母さん!みんな!」
今日は10歳の誕生日で宴を開いてくれている。
今では父さんとは里から少し離れた狩猟場まで連れて行ってくれているので、毎日がとても楽しい。
そして、何よりも楽しみにしていたのがスキル!
そう、遂にスキルを授かる日が来たのだ!嬉しい!
なんでも10歳の誕生日の日にスキルを得る儀式があるらしく、種族ごとに儀式?は違うらしいが、エルフは大樹様の下にある聖地で行うらしい。
「さて、ウルド!長老と共に大樹様の下に行ってこい!大丈夫、お前ならきっと凄いスキルを授かるぞ!なんたって俺とリーリエの息子だからな!!」
父さんの強めの応援は今日だけは嬉しい。
「父さんありがとう。でも流石に緊張するよ…どんなスキルでも嫌いにならないでね?」
母さんが無言で抱きしめてくれた。
お花の香りに包まれてリラックスできる。
母さん、ありがとう!好き!
「心配するな!ウルドは俺達の自慢の息子だ!何があろうと変わらんさ!なあ皆よ!」
「当たり前だ。ウルド、気楽に行ってこい!」
「お前の弓の腕なら俺達よりスキルレベル上だろ」
「すぐに抜かれそうだな俺達」
ルシウスさんや、父さんの部下の人達だ。
みんな本当に優しいエルフさん達だよね。
「みんな、本当にありがとう!勇気出たよ!」
みんなに答えると、待っていてくれたのか奥の席から里長と大母様が来た。
「さて、そろそろ大樹様の元に向かうか。ウルド、準備はよいな?」
「はい!よろしくお願いします!里長!」
ちなみに里長は700歳を超えてるらしいけど、見た目は40代だから信じられない。
大母様には年齢を聞いたら怒られた。
エルフも女性は年齢気にするんだなぁ…
大樹様までは片道1時間程で着いた。
聖地という事で祭事以外は近づく事がないから、産まれて初めて真下から大樹様を見上げる。
「ふおお~デカいですね…」
やっぱり神聖な感じするわ。それに魔力を感じる気がする。
里長は慣れているのか俺を見て笑い出した。
「ハッハッハ!ガキっぽくないと思ってたが、今日は流石に年相応だな!ウルドよ、儀式の際は皆同じ反応だ。勿論、お前の父と母もな。」
両親との繋がりを感じられたようで暖かい気持ちになる。
前世は両親と触れ合う機会がなかったから、
余計に嬉しく感じるな。
本当にこの世界に来て良かったよ。
「さて、大樹様をお待たせするのは申し訳ない。儀式の祠までもうすぐだ。行くぞ。」
「は、はい!」
数分歩くと、大樹様の幹に穴が見える。
恐らくあそこが儀式の祠だろう。
「あの中だ。行くぞ。」
俺も近づくに連れて緊張してきた。
里長の言葉に無言で頷くと、再び歩みを進める。
「さあ、あの祠の前に行け。」
里長が祠を指差す。
小さな祠だが、なんだか凄い威圧感を感じる。
思わず俺は生唾を飲み込んだ。
「行きます。」
俺が祠の前みで歩みを進め、祈りのポーズをする。
女神様、10歳になる事が出来ました。
女神様の加護のおかげだと思ってます。
本当にありがとうございます。
お世話になった女神メシア様に感謝の祈りを。
「では、只今より儀式を始める!ウルドよ、大樹様と繋がりを感じる様に祈りを捧げよ!」
「はい!」
捧げれているかはわからないけど、膝を着き強く祈りを捧げる。
ふと思いついた事を考える。
繋がりってなんだ?魔力を流すのか?
俺は魔力を掌に集中し、祠へと試しに魔力を流し込んでみる。
「うおっまぶし」
すると、突如目の前の祠が輝き出した。
「この光は一体……?大樹様が喜んでおられる…?」
里長がなんか言ったがそれどころじゃない。
俺なんかやっちゃダメな事したのか?
暫くすると、祠から光の玉が出てきた。
あ、これ女神様が作った玉に似てる?
俺が呆けていると、光がこちらに近づいて来る。
「ウルド!その光を身体に受け入れろ!!」
里長の叫び声が聞こえる。
いや、受け入れるってどうやってだよ?
そう考えていると、勝手に玉が近付いて身体に触れた。
あったけぇ
「うわあ、暖かいです。これを受け入れるんですよね?あっ、中に入って来て…うわっ!!」
身体に光の玉が入った瞬間、頭の中に情報が流れ込んでくる。
「わわっ!これは………!」
俺の身体が暖かい光に包まれる。
「この感覚……これが、スキルなの……?」
「「「ウルド君!誕生日おめでとう!!」」」
「ありがとう!父さん、母さん!みんな!」
今日は10歳の誕生日で宴を開いてくれている。
今では父さんとは里から少し離れた狩猟場まで連れて行ってくれているので、毎日がとても楽しい。
そして、何よりも楽しみにしていたのがスキル!
そう、遂にスキルを授かる日が来たのだ!嬉しい!
なんでも10歳の誕生日の日にスキルを得る儀式があるらしく、種族ごとに儀式?は違うらしいが、エルフは大樹様の下にある聖地で行うらしい。
「さて、ウルド!長老と共に大樹様の下に行ってこい!大丈夫、お前ならきっと凄いスキルを授かるぞ!なんたって俺とリーリエの息子だからな!!」
父さんの強めの応援は今日だけは嬉しい。
「父さんありがとう。でも流石に緊張するよ…どんなスキルでも嫌いにならないでね?」
母さんが無言で抱きしめてくれた。
お花の香りに包まれてリラックスできる。
母さん、ありがとう!好き!
「心配するな!ウルドは俺達の自慢の息子だ!何があろうと変わらんさ!なあ皆よ!」
「当たり前だ。ウルド、気楽に行ってこい!」
「お前の弓の腕なら俺達よりスキルレベル上だろ」
「すぐに抜かれそうだな俺達」
ルシウスさんや、父さんの部下の人達だ。
みんな本当に優しいエルフさん達だよね。
「みんな、本当にありがとう!勇気出たよ!」
みんなに答えると、待っていてくれたのか奥の席から里長と大母様が来た。
「さて、そろそろ大樹様の元に向かうか。ウルド、準備はよいな?」
「はい!よろしくお願いします!里長!」
ちなみに里長は700歳を超えてるらしいけど、見た目は40代だから信じられない。
大母様には年齢を聞いたら怒られた。
エルフも女性は年齢気にするんだなぁ…
大樹様までは片道1時間程で着いた。
聖地という事で祭事以外は近づく事がないから、産まれて初めて真下から大樹様を見上げる。
「ふおお~デカいですね…」
やっぱり神聖な感じするわ。それに魔力を感じる気がする。
里長は慣れているのか俺を見て笑い出した。
「ハッハッハ!ガキっぽくないと思ってたが、今日は流石に年相応だな!ウルドよ、儀式の際は皆同じ反応だ。勿論、お前の父と母もな。」
両親との繋がりを感じられたようで暖かい気持ちになる。
前世は両親と触れ合う機会がなかったから、
余計に嬉しく感じるな。
本当にこの世界に来て良かったよ。
「さて、大樹様をお待たせするのは申し訳ない。儀式の祠までもうすぐだ。行くぞ。」
「は、はい!」
数分歩くと、大樹様の幹に穴が見える。
恐らくあそこが儀式の祠だろう。
「あの中だ。行くぞ。」
俺も近づくに連れて緊張してきた。
里長の言葉に無言で頷くと、再び歩みを進める。
「さあ、あの祠の前に行け。」
里長が祠を指差す。
小さな祠だが、なんだか凄い威圧感を感じる。
思わず俺は生唾を飲み込んだ。
「行きます。」
俺が祠の前みで歩みを進め、祈りのポーズをする。
女神様、10歳になる事が出来ました。
女神様の加護のおかげだと思ってます。
本当にありがとうございます。
お世話になった女神メシア様に感謝の祈りを。
「では、只今より儀式を始める!ウルドよ、大樹様と繋がりを感じる様に祈りを捧げよ!」
「はい!」
捧げれているかはわからないけど、膝を着き強く祈りを捧げる。
ふと思いついた事を考える。
繋がりってなんだ?魔力を流すのか?
俺は魔力を掌に集中し、祠へと試しに魔力を流し込んでみる。
「うおっまぶし」
すると、突如目の前の祠が輝き出した。
「この光は一体……?大樹様が喜んでおられる…?」
里長がなんか言ったがそれどころじゃない。
俺なんかやっちゃダメな事したのか?
暫くすると、祠から光の玉が出てきた。
あ、これ女神様が作った玉に似てる?
俺が呆けていると、光がこちらに近づいて来る。
「ウルド!その光を身体に受け入れろ!!」
里長の叫び声が聞こえる。
いや、受け入れるってどうやってだよ?
そう考えていると、勝手に玉が近付いて身体に触れた。
あったけぇ
「うわあ、暖かいです。これを受け入れるんですよね?あっ、中に入って来て…うわっ!!」
身体に光の玉が入った瞬間、頭の中に情報が流れ込んでくる。
「わわっ!これは………!」
俺の身体が暖かい光に包まれる。
「この感覚……これが、スキルなの……?」
140
あなたにおすすめの小説
異世界で一番の紳士たれ!
だんぞう
ファンタジー
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、幼馴染のケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる