悪役転生した奴隷商人が奴隷を幸せにするのは間違っていますか?

桜空大佐

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<第一巻:冷酷無慈悲の奴隷商人>

第二十三話:奴隷商人は三人の奴隷の呼び方を変える

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 マリレーネとアーヴィアが、泣きながらそう言うと、俺に飛びつく。
 ちょっと待て、泣くほどのことか? すぐに俺が買い戻すんだから泣くことないと思うんだが。
 親父と話をし、三人の奴隷は俺の専属として買い戻すことになっている。
 パオリーアとマリレーネ、アーヴィアの三人を出荷した後、俺が買い戻すのだ。聞いてないのか?

「……ニート様に最後の挨拶をしにきました」

 アーヴィアは泣きながらも、声を絞り出して、そう言いながら俺の胸に顔をうずめて泣く。この子は、いつも俺と距離を取っているように感じていた。アーヴィアが俺に心を開くときがあるんだろうかと思ったこともあった。だが、泣いてすがって来る姿を見て、安堵した。
 アーヴィアも手元に置いていいんだ……

 マリレーネは、鼻を垂らして大粒の涙を流しながら、俺の肩に顔を埋めてしゃくり泣いた。
 あんなに、気の強く元気なマリレーネが泣いている姿を初めて見た。昔の俺に散々いじめられても泣くことなく耐えたという話を聞いていたが、こんなにも悲しんでくれている。
 マリレーネも、こんなに泣くほど俺のことを思ってくれていたなんて、思いもしなかった。お金持ちの優しいご主人様に買われたいと言っていたけど、俺がこのままこの屋敷に引き止めてしまっていいのだろうか。だが、マリレーネもそばにいてほしい。

 さらに、パオリーアが俺の背中から抱きつくと、背に頬を押し当てている。

 三人から抱きつかれて、俺は直立不動で、ただ呆然と立ち尽くす……
 気の利いた言葉ってこんな時は出ないものなんだな。

「今日は、わがままを聞いていただきたいです、旦那様」
「そ、その旦那様っていうのは何? いつからそう呼ぶようになったんだ?」

 パオリーアは、いつもはニート様と呼んでくれていた。しかし、今は俺のことを旦那様と呼んでくれる。
 俺たち結婚しちゃっているのかな?

「あの……迷惑でしょうか? ニート様を旦那様とお呼びしたいと思っていたので……せめて今夜だけでも」
「ああ、呼び方なんて気にしない。旦那様と呼んでくれていいぞ」

 三人が、旦那さまぁ~なんて泣きながら呼ぶもんだから、まんざらでもない気がして来た。
 旦那様……いい響きだ。
 で、でもアーヴィアちゃんにはお兄ちゃんと呼んでもらいたいかも。マリレーネちゃんには、アンタ呼ばわりされたいな。アンタバカァ~!って罵られるのもいいかも……ふふふ、三人が俺の専属になった時にお願いしてみよう。

「そうだ。お前たちの呼び方も、この際だから変えていいかな」
「名前をつけてくださるのですか?」
「いや、名前はそのままだ。その名前はお前たちの親が考えてくれたものだろ?だから呼び方を変えるだけだ」
「あ、ありがとうございます」

 俺は、パオリーアのことは、リアと呼びことにした。短くて呼びやすいしね。
 マリレーネは、マリ。アーヴィアは、アヴィと呼ぶことにする。

「うん、みんなもマリって呼んでくれるから、旦那様もそう呼んでくれたら嬉しい!」
「はい、私もリアって呼ばれるのうれしいです」
「あの……私のは……あっ、でもアヴィでいいです。虫の魔物の名前ですが……」

 げっ、そうなの? そんな、ジト目で俺を見るなよ。
 俺は、アーヴィアにごめんごめんと謝ると、もう一度考えた。

 アーヴィアだから、アーヴィ。ヴィアがいいかな。でも、変える必要ないか。

「アーヴィアという名前は、呼びやすいし、かわいいから無理に呼び方を変える必要はないだろう」
「はい……そうだと思いました。私だけ……」

 どんよりと、沈むアーヴィアの表情に慌てた俺は思わず言った。

「あっ、違う、冗談だ! そう、冗談だよ。あーちゃん! あーちゃんって呼ぶよ」

 とっさに口から出た愛称が、なぜかアーヴィアの琴線に触れたようで喜ばれた。

「私、旦那様がつけてくださった名前、一生大切にします」

 ウチも、私も、と、三人は呼び方を変えただけで嬉しそうにしていた。
 悲しそうに泣いていたのが、この時だけはパッと明るくなった気がする。

 それにしても、先ほどから背中に当たるポニョっとした柔らかい感触。パオリーアのおっぱいの感触。
 さらに、マリレーネのおっぱいが柔らかく俺の腕を包み込んでいる。

「あの……最後のご奉仕……精一杯がんばります……だから……」
「だからって? どうしたんだ?」

 パオリーアは、ブラを外すと大きなおっぱいがブルンと揺れた。
 さらに、マリレーネも貫頭衣チュニックを脱ぎ捨てる。こちらはノーブラ、ナマ乳だ。ブラなんてしなくても、おっぱいがツンと上を向いている。
 アーヴィアも、うんしょうんしょと、貫頭衣を脱ぎ捨てると水色のパンツ一丁になる。

「あの……旦那様。今夜……抱いてください。最後の夜の思い出に……」

 俺は、頷くと彼女たちを見た。下着姿になった三人は、とても魅力的だ。
 しかも、女の子から抱いてくださいと言われる日が来るとは……
 三人とエッチするなんて、一人でもまともにしたことないのに、できるんだろうか……
 いや、できるはず。息子は一本しかないのだ。一人ずつ攻めていけばいい。



 なんだか、あそこがムズムズすると思ったら、マリレーネが、俺の息子をまさぐりはじめた。
そんなにモミモミすると、起きちゃうよ。

「旦那様のやりたいように、今夜は好きに私を使ってくださいませ」
「うん、ウチも旦那様に中を突かれたい。久しぶりに入れてほしいな……」
「わ、わたしもお口にいっぱい出して欲しいですぅ」

 なんだか、とても楽しい気持ちになって来た。ワクワクがとまらねぇ~!
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