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<第二巻:温厚無慈悲な奴隷商人>
第四話:奴隷商人は奴隷商会の会合に出る
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我が屋敷の大広間に、ロの字に並べられた机。そこに勢揃いしている奴隷商人の親分さんたち。
俺は今までの生きて来た中で、一番の緊張をしていた。嫌な汗が背中を流れてくる。
というのも、奴隷商会の会合の真っ最中だ。
この世界に来て、親父以外の奴隷商人をはじめて見たが悪党面ばかりだ。
若い男は俺くらいで、自分だけが浮いている気がしている。
この国には三つの大きな街と中小の小さな村がいくつかあるが、王都に許可を取って営業しているのは、今この場にいる奴隷商人たちだけだ。よく、こんな悪党面の男たちに許可を出したもんだと思ったが、アルノルトが残したノートに奴隷商許可証についてのページに書いてあった。
なんでも、奴隷商会を通して申請し、奴隷商会に対して認可をするのだそうだ。
つまり、王都中枢からではなく、商会がこの人たちを認可することになっているのだ。
俺は、恥ずかしながらずっと『奴隷商会』という屋号だと思っていたが、ソレ家は王都から認められたギルドということになる。
この世界に来て数ヶ月、このことを初めて知った。ってことは、俺たちには屋号ってないのかと、ライラに尋ねると奴隷商人は名前と顔で売っているので屋号はないそうだ。
店の名前くらいあってもよさそうだが、この世界の常識なのだろう。
奴隷をどこの店で買ったかより、誰から買ったのかが重要と言うことだとライラは教えてくれた。
恋愛はぽんこつでも、この国のことはなんでも知ってるライラは本当に重宝する。
俺の立場は、奴隷商会のギルドマスターということになる。
こんな若造が跡を継いで大丈夫なのかと不安になり逃げ出したくなった。
逃げだしたい気持ちでいっぱいだ。
「パオリーア……帰ってもいいかな?」
「ここが旦那様のお屋敷です。帰る場所はありませんよ」
後ろに立っていたパオリーアを振り返って言うと、あっさりと言い返されてしまった。
ここは、腹を据えて今日を乗り切るしかないと思った次第。
アルノルトが残してくれたノートに、会合の流れや段取りが細かく記載されているので、ライラに見てもらい全て段取りしてもらった。
貴族たちを相手にして来たライラなら、うまくやってくれるだろうと思ったからだ。
実際、テキパキと奴隷を使って準備を進め、そして現在に至るのだ。
「では、ニート・ソレ様を後継者としてお認めになる方は、拍手をお願いします」
ライラは凛とした立ち姿で、実に様になっている。
全員が拍手を送っているのを確認すると、ライラは満場一致で承認されました、と高らかに宣言した。
もちろん、これは茶番だった。
奴隷商許可証はギルドマスターが王都の代わりに商人たちへ渡すのだ。ギルドマスターはソレ家の者がなることになっている。
つまり後継者と承認されない場合は、賛成しなかった者から許可証を剥奪して再度決を採るとんでもないルールが存在している。
全て、祖父の代から仕組まれているのだそうだ。こういうのを既得権益というのだろうか。
「次の議題だが……」
このクソ暑いのに、虎の毛皮のベストを着た髭面のおっさんが、手を上げて話し始めた。
最近、許可を持たないモグリの奴隷商人がいくつか確認されているから王都へ取り締まりをしてくれと取り次いで欲しいと言っている。
なるほどな、商会から王都へ進言して欲しいってことか。奴隷売買は法で決められているのなら取り締まりは国がするのが筋ってことで、問題ないだろう。
「ギルドマスターには、すぐ対処して欲しいのだ!」
髭面のおっさんが、めちゃくちゃこっちを睨みつけて言ってくる。
「ニート様。どうされますか?」
後ろに立っていたパオリーアが、耳打ちして来た。王都の誰に言えばいいのかな。まずはそこから勉強しなければ……。
俺は、ライラを見ると無理無理と目で合図を送る。
ライラが、コホンと咳を一つすると、言った。
「ギルドマスターである、ニート・ソレ様はお忙しい方だ。すぐに対処とは無理を申すな!」
ライラさん、よくこんな怖い人たちの前で、そんな大口をたたけますね。
「ですが、このまま放置していいのか? 若旦那の初仕事でもあるのだ、早い方がいいに決まっているだろう」
ライラは、困った顔で俺の方を見るので、俺はやるしかないと覚悟を決め首を縦に振った。
「ニート様は、了承された。近いうちに王都へ進言に向かうだろう」
俺は一言も話さなくても、ライラが全て代弁してくれた。
ただの変態だとばかり思っていたが、仕事ができる女性なんだね。ずいぶん低い評価をしていたが、考えを改めなければ。
会合自体は、いくつかの議題があったが俺にとっては些細なことで、わざわざ遠くの街から来ていただいたのは申し訳ないくらいだ。
もしかしたら、後継者の俺の顔を見る口実に集まったのではないだろうか。
値踏みするような目をする男もいたが、ほとんどは俺におべんちゃらを言って擦り寄ってくる男たちが多かった。
祖父の代から、この家の者が奴隷商人を束ねていたと言うのも、嘘ではなかったってことか。
◆
会合の後、食堂で立食パーティーを開いた。
その時、トラ柄のベストを着たおっさんが顔の汗をぬぐいながら俺に近づくと言った。
「最近入った奴隷なんですがね、すぐ死のうとするんで困っとるんですわ。目を離すと首を吊ろうとしたり、舌を噛み切ろうとしたり、手を焼いとるんです。器量がいいので、いい値段で買ったのに死なれたら大損ですからな。弱ったもんですわ」
おっさんは、酒をグイッと飲み干すとさらに続けた。
「それにひきかえ、ニート様の奴隷たちはどれも美しいですな。とても奴隷には見えない者たちばかりだ。こんな上玉ばかりをどうやって集めるんですかい? コツを教えてくださらんかな」
おっさんは、マリレーネやパオリーアをチラチラと見ると、あの者たちも奴隷環をつけているってことは奴隷なんですよねと言う。そういえば、そんな物が付いていたな。あまりにも、日常的に見るのでアクセサリーの一つだと勘違いしてしまいそうだ。
「コツはないぞ。大切に自分の娘や恋人だと思って育てれば、みんないい子に育つってことじゃないかな」
「奴隷を自分の娘みたいに扱うって、ニート様は変わっているな。奴隷は家畜。それを大切に扱っても牛のように乳を出すわけもなく、鳥のように卵も生まない。飯を食わせるだけ経費がかかるのに意味がありますかね?」
「奴隷は家畜と思えば、そうだろう。だが、奴隷は財産だ。長く使えばかけた経費以上に稼がせてもらえる。違うかな?」
会合に来ていた親分さんは、側近以外に奴隷を数人連れて来ている者も多かった。だが、どの奴隷もボロ布をまとい、裸足で小汚い成りをしている。俺がこの世界に来た時に、アーヴィアを見た時と同じだ。
可哀想と思う反面、この親分さんたちは今までの慣習を踏襲しているだけで悪気はないのだと思うことにした。
俺のやり方が正しいのかもわからないのだ。余計な口出しをして、揉めたくはない。
「うーん、財産ねえ。わしの頭ではよくわかりませんわ」
トラ柄ベストのおっさんが頭を撫でながらはにかんで言う。
「いつかわかる時が来る。それより、そのすぐ死のうとする奴隷だが、会ってみたいんだが……」
「それはいいですが、うちの村までは馬車で二日かかりますぜ。その時まで生きているかもわからねぇ」
「王都に行った足で、お前の店に行こう。あとで、ライラに店の場所を伝えておいてくれ」
俺はそう言うと、一人一人親分さんのところに行き、酒を注いで回った。
日本式の根回しってやつで、よろしくお願いしますなんて頭を下げて回る。
みんな上機嫌なところを見ると、どこも儲かっているのだろう。
金がないことほど、人をやさぐれさせるものはない。
奴隷を売って儲けると言う商売に魅力は感じないが、それは俺が元いた世界の常識を持っているからだろう。
ライラが、何やら俺の方を見ては何度も頷いている。
「旦那様は、腰が低いですね。それでいて貫禄もある。逆に、頼りないこともあったり……だが、誰もが惹きつけられる魅力がある。不思議な人です」
ライラがパオリーアにそう耳打ちすると、パオリーアも同意する。
「ええ、私たちの旦那様は最高のお方です」
誇らしげなパオリーアをチラッと見たライラは、何度も頷いていた。
この日から二日後、俺たちは王都に行き、そして虎柄ベストのおっさんの店に行くのだった。
俺は今までの生きて来た中で、一番の緊張をしていた。嫌な汗が背中を流れてくる。
というのも、奴隷商会の会合の真っ最中だ。
この世界に来て、親父以外の奴隷商人をはじめて見たが悪党面ばかりだ。
若い男は俺くらいで、自分だけが浮いている気がしている。
この国には三つの大きな街と中小の小さな村がいくつかあるが、王都に許可を取って営業しているのは、今この場にいる奴隷商人たちだけだ。よく、こんな悪党面の男たちに許可を出したもんだと思ったが、アルノルトが残したノートに奴隷商許可証についてのページに書いてあった。
なんでも、奴隷商会を通して申請し、奴隷商会に対して認可をするのだそうだ。
つまり、王都中枢からではなく、商会がこの人たちを認可することになっているのだ。
俺は、恥ずかしながらずっと『奴隷商会』という屋号だと思っていたが、ソレ家は王都から認められたギルドということになる。
この世界に来て数ヶ月、このことを初めて知った。ってことは、俺たちには屋号ってないのかと、ライラに尋ねると奴隷商人は名前と顔で売っているので屋号はないそうだ。
店の名前くらいあってもよさそうだが、この世界の常識なのだろう。
奴隷をどこの店で買ったかより、誰から買ったのかが重要と言うことだとライラは教えてくれた。
恋愛はぽんこつでも、この国のことはなんでも知ってるライラは本当に重宝する。
俺の立場は、奴隷商会のギルドマスターということになる。
こんな若造が跡を継いで大丈夫なのかと不安になり逃げ出したくなった。
逃げだしたい気持ちでいっぱいだ。
「パオリーア……帰ってもいいかな?」
「ここが旦那様のお屋敷です。帰る場所はありませんよ」
後ろに立っていたパオリーアを振り返って言うと、あっさりと言い返されてしまった。
ここは、腹を据えて今日を乗り切るしかないと思った次第。
アルノルトが残してくれたノートに、会合の流れや段取りが細かく記載されているので、ライラに見てもらい全て段取りしてもらった。
貴族たちを相手にして来たライラなら、うまくやってくれるだろうと思ったからだ。
実際、テキパキと奴隷を使って準備を進め、そして現在に至るのだ。
「では、ニート・ソレ様を後継者としてお認めになる方は、拍手をお願いします」
ライラは凛とした立ち姿で、実に様になっている。
全員が拍手を送っているのを確認すると、ライラは満場一致で承認されました、と高らかに宣言した。
もちろん、これは茶番だった。
奴隷商許可証はギルドマスターが王都の代わりに商人たちへ渡すのだ。ギルドマスターはソレ家の者がなることになっている。
つまり後継者と承認されない場合は、賛成しなかった者から許可証を剥奪して再度決を採るとんでもないルールが存在している。
全て、祖父の代から仕組まれているのだそうだ。こういうのを既得権益というのだろうか。
「次の議題だが……」
このクソ暑いのに、虎の毛皮のベストを着た髭面のおっさんが、手を上げて話し始めた。
最近、許可を持たないモグリの奴隷商人がいくつか確認されているから王都へ取り締まりをしてくれと取り次いで欲しいと言っている。
なるほどな、商会から王都へ進言して欲しいってことか。奴隷売買は法で決められているのなら取り締まりは国がするのが筋ってことで、問題ないだろう。
「ギルドマスターには、すぐ対処して欲しいのだ!」
髭面のおっさんが、めちゃくちゃこっちを睨みつけて言ってくる。
「ニート様。どうされますか?」
後ろに立っていたパオリーアが、耳打ちして来た。王都の誰に言えばいいのかな。まずはそこから勉強しなければ……。
俺は、ライラを見ると無理無理と目で合図を送る。
ライラが、コホンと咳を一つすると、言った。
「ギルドマスターである、ニート・ソレ様はお忙しい方だ。すぐに対処とは無理を申すな!」
ライラさん、よくこんな怖い人たちの前で、そんな大口をたたけますね。
「ですが、このまま放置していいのか? 若旦那の初仕事でもあるのだ、早い方がいいに決まっているだろう」
ライラは、困った顔で俺の方を見るので、俺はやるしかないと覚悟を決め首を縦に振った。
「ニート様は、了承された。近いうちに王都へ進言に向かうだろう」
俺は一言も話さなくても、ライラが全て代弁してくれた。
ただの変態だとばかり思っていたが、仕事ができる女性なんだね。ずいぶん低い評価をしていたが、考えを改めなければ。
会合自体は、いくつかの議題があったが俺にとっては些細なことで、わざわざ遠くの街から来ていただいたのは申し訳ないくらいだ。
もしかしたら、後継者の俺の顔を見る口実に集まったのではないだろうか。
値踏みするような目をする男もいたが、ほとんどは俺におべんちゃらを言って擦り寄ってくる男たちが多かった。
祖父の代から、この家の者が奴隷商人を束ねていたと言うのも、嘘ではなかったってことか。
◆
会合の後、食堂で立食パーティーを開いた。
その時、トラ柄のベストを着たおっさんが顔の汗をぬぐいながら俺に近づくと言った。
「最近入った奴隷なんですがね、すぐ死のうとするんで困っとるんですわ。目を離すと首を吊ろうとしたり、舌を噛み切ろうとしたり、手を焼いとるんです。器量がいいので、いい値段で買ったのに死なれたら大損ですからな。弱ったもんですわ」
おっさんは、酒をグイッと飲み干すとさらに続けた。
「それにひきかえ、ニート様の奴隷たちはどれも美しいですな。とても奴隷には見えない者たちばかりだ。こんな上玉ばかりをどうやって集めるんですかい? コツを教えてくださらんかな」
おっさんは、マリレーネやパオリーアをチラチラと見ると、あの者たちも奴隷環をつけているってことは奴隷なんですよねと言う。そういえば、そんな物が付いていたな。あまりにも、日常的に見るのでアクセサリーの一つだと勘違いしてしまいそうだ。
「コツはないぞ。大切に自分の娘や恋人だと思って育てれば、みんないい子に育つってことじゃないかな」
「奴隷を自分の娘みたいに扱うって、ニート様は変わっているな。奴隷は家畜。それを大切に扱っても牛のように乳を出すわけもなく、鳥のように卵も生まない。飯を食わせるだけ経費がかかるのに意味がありますかね?」
「奴隷は家畜と思えば、そうだろう。だが、奴隷は財産だ。長く使えばかけた経費以上に稼がせてもらえる。違うかな?」
会合に来ていた親分さんは、側近以外に奴隷を数人連れて来ている者も多かった。だが、どの奴隷もボロ布をまとい、裸足で小汚い成りをしている。俺がこの世界に来た時に、アーヴィアを見た時と同じだ。
可哀想と思う反面、この親分さんたちは今までの慣習を踏襲しているだけで悪気はないのだと思うことにした。
俺のやり方が正しいのかもわからないのだ。余計な口出しをして、揉めたくはない。
「うーん、財産ねえ。わしの頭ではよくわかりませんわ」
トラ柄ベストのおっさんが頭を撫でながらはにかんで言う。
「いつかわかる時が来る。それより、そのすぐ死のうとする奴隷だが、会ってみたいんだが……」
「それはいいですが、うちの村までは馬車で二日かかりますぜ。その時まで生きているかもわからねぇ」
「王都に行った足で、お前の店に行こう。あとで、ライラに店の場所を伝えておいてくれ」
俺はそう言うと、一人一人親分さんのところに行き、酒を注いで回った。
日本式の根回しってやつで、よろしくお願いしますなんて頭を下げて回る。
みんな上機嫌なところを見ると、どこも儲かっているのだろう。
金がないことほど、人をやさぐれさせるものはない。
奴隷を売って儲けると言う商売に魅力は感じないが、それは俺が元いた世界の常識を持っているからだろう。
ライラが、何やら俺の方を見ては何度も頷いている。
「旦那様は、腰が低いですね。それでいて貫禄もある。逆に、頼りないこともあったり……だが、誰もが惹きつけられる魅力がある。不思議な人です」
ライラがパオリーアにそう耳打ちすると、パオリーアも同意する。
「ええ、私たちの旦那様は最高のお方です」
誇らしげなパオリーアをチラッと見たライラは、何度も頷いていた。
この日から二日後、俺たちは王都に行き、そして虎柄ベストのおっさんの店に行くのだった。
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