84 / 97
<第三巻:闇商人 vs 奴隷商人>
おまけ:ライラとニートのダラダラ会話(祝成人の日)
しおりを挟むライラ「みなさん、こんばんは。ライラ・アル・ハリリです」
ニート「ライラ、急にどうしたんだ? 何がいったいはじまったんだよ」
ライラ「今日は、この世界では成人の日なのです! 今日はこの世界について少しお話ししたいなって思っています」
ニート「こっちの世界の成人の日って……十五歳になった祝いだっけ?」
ライラ「違いますよ。この国では、男女共に十六歳が成人なのですが、その祝いを成人式と言うんです。ニート様も式典に出席されたのでは?」
ニート「うーん、覚えてないなぁ(まだこの体に憑依していない時だもんな)。どこでその式はするの?」
ライラ「神殿ですよ。ニート様も王都圏内に住んでいたんですからダバオの神殿でしたと思うのですが……」
ニート「おぉ、そうだったな。そうだそうだ(一ミリも知らんし)」
ライラ「今日、成人された皆さん、成人おめでとうございます。わー、パチパチパチ」
ニート「ずいぶんテンションが高いな。いつものライラのようにツンデレでいいんだが」
ライラ「ツンデレではないですよ。いつも旦那様のそばにいるときはデレていますが、ツンはしてないです!」
ニート「そうだったかな。でも、ライラがこの屋敷に来た時はツンとしていたじゃないか。あの時は、本当に怖い女が来たってビビったんだからな」
ライラ「あっ、あの時は旦那様にやっと会えるって思って気合い入っちゃってて……それに、奴隷の教育係を仰せつかったわけですし、あまりニヤニヤしてたら嫌われるかなって思って、かなり頑張ったんですからっ!」
ニート「そうなの? 今でこそ見慣れたが、ライラの衣装も度肝を抜かれたんだよなあ。黒革のブラにハイレグビキニパンツに黒のニーハイブーツ。まさしく女王様みたいだったよな」
ライラ「あれは私の正装です。お気づきとは思いますが、この衣装だっていろんな形のものを複数持っていますからね。まさか、旦那様は私が同じ服を毎日来ていると思ってたりしません?」
ニート「思ってる。え、違うの?」
ライラ「違いますよー!(ポカポカと恋人殴り)」
ニート「それはよかった。そのビキニって毎日履いてると思っていたから、かなり臭そ(イテッ!)」
ライラ「臭くないですー! 私のパンツはバラの香りですからねっ! これでも旦那様に気に入られたくて香水も日によって変えているんですから。気づいていました?」
ニート「気づいているよ(本当は気づいていないけど)。いい香りだなっていつも思っているさ」
ライラ「あー、よかったあ。そうです、いい香りのものを香水師に頼んでブレンドしていただいているのですから、たまには褒めていただきたいですわ」
ニート「口に出してほしいのか?」
ライラ「きゃぁ、こ、こんな真昼間からそんな下ネタはやめてくださいっ!」
ニート「ちが、違くって! 褒め言葉は口に出して言ったほうがいいのかってことだよ」
ライラ「うふっ、冗談ですよ。旦那様もウブですね。ええ、口に出して欲しいです。どっちの意味もですが」
ニート「やめれ! ここは健全なノクターンなんだから」
ライラ「そうでしたね。ここってノクターンでした。エッチなシーンが少ないから、つい忘れてしまいますね」
ニート「とくにライラとのエッチなシーンって今までないよな」
ライラ「ないですよっ! なんでですか、どうしてですか!? 私も旦那様に……(赤面する)」
ニート「いや、その……。そ、それはまたいつかってことで」
ライラ「うふっ、焦らしプレイですか。そういうことでしたら、私も旦那様に夜這いをかけますからね。もう実力行使です」
ニート「それって盛大なフラグだから。(これ、近いうちに夜這いされるってことだよな?)」
ライラ「フラグ回収してもらいますからねっ!」
ニート「ところで、成人式から話がずいぶん脱線したけど、最初にこの世界のことを話すって言ってなかった?」
ライラ「言いましたとも。ですが、設定とかってあまり公にしないほうがいいって、感想欄に書いてあったんですよね」
ニート「感想欄? それって読者からの感想ってこと?」
ライラ「そうです。そうです。私けっこう感想欄を見てるんですよ。私のこと書いてないかなって思って」
ニート「(エゴサみたいなものか)で、なんて書いてあった?」
ライラ「私と同じ名前のらいらさんって方が、ライラさん可愛いって書いてくださっていて応援したくなったってかいてくださっていたんですよっ!」
ニート「それ、半年以上前の感想欄だよね?」
ライラ「……そ、そんなの関係ないです。いつ書いたかではなく、何が書いてあるかが大切なのです!」
ニート「動揺してるけど、本当のところは?」
ライラ「もう少しファンが欲しい……かな。あっでも、やまたけさんが健気なライラが可愛いって書いてくださっていたんですよ。どうです? 健気ですよね、私」
ニート「たしかに、健気ではあるが変態でもある」
ライラ「うきーっ! 変態って言わないで欲しいですわ。この格好は旦那様がお好みだというから仕方なく……」
ニート「しかたなく? 本当に? かなり気に入ってない?」
ライラ「(うなずく)き、気に入ってるか気に入っていないかって二択なら、気に入っています! ええ、気に入っていますとも。この格好で王都を歩くと私の全身を前から後ろからと舐めるような殿方の視線を感じますから」
ニート「やっぱり変態じゃないか」
ライラ「ぬあっ! そ、そういう旦那様だって変態じゃないですか! いっつもパオリーアやマリレーネとエッチなことしてるじゃないですか? 夜伽なら私がいくらでも努めますのにっ!」
ニート「否定できないのがつらい……。たしかに変態といえば変態かも。だが、誰にでも欲情しているわけではないぞ!」
ライラ「本当ですか? エルフの出荷前はそわそわしてるじゃないですか。あれって、エルフとエッチできるからそわそわしてるんじゃないんですか?」
ニート「ち、違うよ。断じてそんなことはない!」
ライラ「では、どうしてあんなにそわそわしてるのです? この前なんて、何度もズボンの前を広げておちんぽを確認されていましたよね?」
ニート「なっ! なんで知ってるんだ。見ていたのか?」
ライラ「見ていましたよ。私は旦那様のことをいつも見張っていますからね」
ニート「怖いぞ、それ。ストーカーじゃないか」
ライラ「まあ、いいですよ。旦那様が、私のことを好きだと言ってくださったので全て帳消しです」
ニート「あ、ああ。俺の告白も帳消しに……」
ライラ「ダメですっ! あの言葉は一生忘れませんよ。旦那様の、これからもずっと俺のそばに」
ニート「わーっ! わーわーわーっ!」
ライラ「どうしたんです、そんなに慌てて」
ニート「言わなくていい。恥ずかしいから、言わなくていいから、心の奥にしまっておいてくれ」
ライラ「もちろん、大切に心の真ん中にしまっていますよ。旦那様の、すぐとは言わないが結婚し」
ニート「わーわーわわわっ! 言うな、みなまで言うな!」
ライラ「一生の思い出になります」
ニート「ならないと思うけど……しかし、俺たちを応援してくださっている読者も多いんだな」
ライラ「ええ、本当にありがたいことです。ですが、マリレーネが一番人気なのが気に入りませんが」
ニート「マリレーネは自由奔放で天真爛漫、それでいて巨乳で可愛いし……(痛てえ!叩くな)」
ライラ「旦那様までマリレーネにぞっこんとは……私もそこそこおっぱいは大きいほうですが、これじゃダメですか(むにゅー)」
ニート「その胸を押し付けるのって、パオリーアもマリレーネもするよね。女の子特有の愛情表現か何か?」
ライラ「うーん、ただ寄ったらおっぱいが当たるってだけで、深い意味はないです(本当はねらっている)」
ニート「そうなのか。てっきり何かアピールしてるのかと思って、ドキドキしてた」
ライラ「あら、何か期待してくださっていたのなら、今度から押し付けまくりますけど?」
ニート「ほどほどにお願いします」
ライラ「とりとめのない話になってしまいましたが、ご成人されたみなさん、おめでとうございます。今後とも、奴隷商ニート様と愉快な奴隷たちをよろしくお願いします。(ぺこり)」
ニート「……なんだこれ?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
幼子家精霊ノアの献身〜転生者と過ごした記憶を頼りに、家スキルで快適生活を送りたい〜
犬社護
ファンタジー
むか〜しむかし、とある山頂付近に、冤罪により断罪で断種された元王子様と、同じく断罪で国外追放された元公爵令嬢が住んでいました。2人は異世界[日本]の記憶を持っていながらも、味方からの裏切りに遭ったことで人間不信となってしまい、およそ50年間自給自足生活を続けてきましたが、ある日元王子様は寿命を迎えることとなりました。彼を深く愛していた元公爵令嬢は《自分も彼と共に天へ》と真摯に祈ったことで、神様はその願いを叶えるため、2人の住んでいた家に命を吹き込み、家精霊ノアとして誕生させました。ノアは、2人の願いを叶え丁重に葬りましたが、同時に孤独となってしまいます。家精霊の性質上、1人で生き抜くことは厳しい。そこで、ノアは下山することを決意します。
これは転生者たちと過ごした記憶と知識を糧に、家スキルを巧みに操りながら人々に善行を施し、仲間たちと共に世界に大きな変革をもたす精霊の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる