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<第三巻:闇商人 vs 奴隷商人>
第十話:強風と火事騒ぎ
しおりを挟む温帯地方といっても過言ではないスティーンハン国のダバオの街。
南国らしくフルーツが豊富で、開放的な性格で陽気な人が多く住んでいる。
街を歩けば肌の露出が多い服装の女性も多く、特に女性の方が性に奔放だったりしてニートはこの世界にきたときはトキメキまくったことを思い出す。
もし、奴隷商人としてではなく村人としてこの世界に来ていたとしたら、また違った人生を歩んでいたかもしれない。
実の机の上に灯されたロウソクの炎を見て、そんなことを考えていた。
この世界には生活魔法を紙に記して貼り付けるだけで照明になったり、湯を沸かしたりすることもできるが、ニートは自室に一人でいるときは、ロウソクの炎を好んで使っていた。
炎が、どこからともなく入り込む風を受け揺らめく。
「今夜は風がかなり強いな。台風でも来ているのか?」
元いた世界では台風が来る前には、予報で進路や大きさを知れたがこの世界では事前に知ることはできない。
ただ、すでに数年をこの世界で過ごして自然災害も多少は経験したニートには、風が屋敷を叩きつける方向や音でなんとなく予測できるようになっていた。
◇ ◇
「旦那さま、起きていらっしゃいますか?」
ライラがドアを開いてからノックをする。
そして、ライラは俺の姿を見つけ微笑むと一礼して部屋に入って来た。
「ノックの前にドアを開けるのはマナー違反じゃないのか? マナーの先生失格だぞ」
「ノックの習慣がなかなか身につかなくて……ごめんなさい」
「いいけどね。入ってこられて困ることをしていたわけではないし」
「まぁ、していただいてもよろしいのに! できることなら私がお手伝いを……ぶべっ!」
ライラの頬をつまんで、戒めると涙目になって俺を見た。
「ごへぇんなふぁい……ゆるしてくだふぁい」
頬を引っ張られたライラは、手を放してやると頬を撫でながら睨みつけた。
「ううっ、私だけ扱いが雑じゃありませんか? 婚約者だというのに」
「雑に扱った覚えはないが……。これは愛情の裏返しってやつだ」
「ああああっ、愛情ですの? そ、それならいいのですが、ですが痛いのは嫌ですわ」
すでに寝巻きになっているライラは、いつもの黒革のボンテージ衣装ではなく、今は奴隷たちが着ている絹の貫頭衣を着ている。
どうして奴隷と同じ服を着ているのかわからないが、寝心地がいいのだそうだ。
「ところで、どうしたんだ、こんな夜中に」
ライラに尋ねると、何かを思い出したようにあっ、と声を上げて真剣な面持ちになった。
「少し気になることがありまして……」
「外の風のことか?」
「いいえ、それではなくて、旦那さまがマーティの街から連れて帰ったエルフのことです」
「なんだ。美人エルフだから心配なのか?」
「違いますっ! あ、でもそれも少しありますが……」
「ライラの方が美しさでは優っているから安心しろ。あいつを奴隷にしたりそばに置くつもりはない」
「うふっ、う、美しいって私のことをそんなふうに見ていらしたのねっ。うふふっ」
嬉しそうに、俺の肩にしながれかかるライラを押しのけて、ソファに座らせる。
肩を抱くと、想像以上に小さく感じる。
初めてこの世界にきて、女の子の肩を抱いたとき、女とは、こんなにも小さい生き物なのかと驚いたものだ。
「大事な話があったのではないのか?」
「あっ、そうでした。私としたことが、旦那さまに褒められてうっかりしていましたわ」
ライラは、先ほどのデレデレした顔からキリッとした表情になる。
顔芸は見事だが、ここはあえてツッコミを入れずに話を聞いてやろう。
「先ほど、あのエルフが外を歩いているのを見かけました」
「こんな夜中にか? 風も強いのに……」
ライラは、窓の外をチラッと一瞥して、先ほど風はなかったと言った。
「そうか? 俺はついさっき風が強いことに気づいたばかりだが、吹き始めたばかりだったか。それで、ヴィヴィがどうしたんだ?」
「いえ、本当にあの者を信用してよろしいのでしょうか? 曲がりなりにも闇商人の側に仕えていた女です。何か悪巧みをしているやもしれません」
ヴィヴィはマーティの街で保護されたエルフの奴隷だ。
闇商人ジルダに村を焼かれ、村人とともに連れて来られて一時はジルダの女となったとヴィヴィ本人から聞いている。
だが、闇奴隷市場を開催したところで治安隊や兵士に踏み込まれ、奴隷たちを置いて撤収したという。
せっかくの商品を放り出して逃げたジルダたちは、惜しげも無く奴隷を捨ててでも逃げるほど決断力と行動力はあるらしい。
だが、ヴィヴィとジルダとは関係があったとしても、今でも通じているとは思えない。
「くれぐれも警戒を怠らないようにしてください。私たちも見張ろうと話をしていたところですから」
「そうか。だが、深入りしすぎて危険な目にあってはいけない。他の女たちにも不審な点があったら報告するように命じていいが、彼女はまだ心が弱っているようだし、あまり露骨に見張るのは良くない」
「わかりました。警戒はしても、あまり彼女の詮索はしないでおこうと思います」
ライラは、不安げな顔を残したまま俺の頬にキスをすると部屋を出て行く。
精霊石でヴィヴィの心を見たが、本音をしゃべっていた。ジルダという男にかなり傾倒していたが気になる点もあった。
気になるというか、違和感だ。それが何かはわからなかったため、それ以上は考えるのをやめた。
◇ ◇
屋敷に叩きつける風がさらに強さを増し、窓の枠から風が音を立てて入り込む。
「これは本格的な嵐になったな」
俺は、誰に言うでもなく一人つぶやく。
そのとき、風が窓を叩く音に紛れ、外から微かな喧騒が聞こえた。
風の音にかき消されていたが、ほんの一瞬、はっきりと叫び声が聞こえる。
とっさに、俺は窓に近づくと外を見た。
俺の部屋の窓から見えるのは裏門で、闇しかみえていない。
いつもは、門番や警備のものが松明を炊いているが、今夜は風が強いため消したようで何も見えない。
廊下から人が走って来る音が聞こえた。
「だ、旦那さま! 大変です。男奴隷たちの家から……火が! 火事です」
パオリーアが血相を変えて走り込むなり叫ぶ。
火事だとっ!
俺は、着の身着のままで廊下に出ると廊下の窓から右端のほうにチラリと火の手が上がるのを見た。
男奴隷たちが住んでいるのは、俺がこの世界に来た当時、奴隷たちが押し込められていた木造の小屋だ。
その後、現在は大工をしている男奴隷のオンハルトが放火して一度ボヤ騒ぎがあった。
その後、ルイとミアが住み、二人が結婚後は家を建設したため現在は男奴隷たちの宿舎となっている。
俺が一階に降りた時には、すでに男奴隷たちは外に出て無事のようで、今はバケツリレーの様相で水を汲んでは火に水をかけているところだった。
「ニート様、危険です。離れてください!」
男奴隷たちは、水を掛けながらも俺を気遣う。
パオリーアが俺の袖を引き、離れるように言うので離れて見ていたが、風が強く火の手はさらに強くなり衰えることがなかった。
寝巻き姿のエルフたちが数人、屋敷から出て来ると俺の後ろに走って来る。
「旦那さま。私たちもお手伝いしてもよろしいでしょうか?」
「お前たちは危険だ。ここは男にまかせておけばいい」
「私たちは、精霊魔法が使えます! 水属性の精霊魔法が使える者だけで、ここに五人います!」
精霊魔法だと! エルフは風属性の精霊魔法くらいしか使えないと思っていたが。
水属性と聞いて、バケツリレーより早く消火できるのであればと頼むことにする。
「あぶなくないのであれば、手伝ってくれ」
「わかりました。みんな、行きましょう」
精霊魔法が使えると言う
金髪のエルフが、そう言うと他の四人が頷いて燃え盛る小屋へと向かって行った。
風は強く吹きつけ、火の粉が舞い上がり風下の男奴隷たちに襲いかかる。
「あっちっち! おい、こっちに火が移るぞ!」
火の粉が屋敷の外に置かれた使い古しの酒樽に引火する。
とっさの機転で、男奴隷の一人が水を掛けて消し止められるが、火の粉は次々に飛び交っている。
「ここはあの人たちに任せて、旦那さまは逃げてください」
「ダメだ。奴隷たちが必死になって火を消そうとしているのに自分だけ逃げるなんてできるわけがない!」
パオリーアは、俺の言葉に息を飲み、そして諦めたように俺の腕を掴んだ。
「では、これ以上近づかないでください。旦那さまにお怪我があれば、みんなが悲しみます」
「すまない。俺には何も力がなくて……すまん」
「こんな時のための奴隷です。私たちは見を挺して旦那さまをお守りするのが仕事ですから」
パオリーアの言葉は、妙に説得力を持っている。
本心で、俺を身を挺して守ろうと思ってくれているのは伝わる。
俺は、一度その場から離れるとあることに気がついた。
「パオリーア、この風っておかしくないか?」
「何がです? おかしいって、おかしいでしょうか?」
質問に質問を返すパオリーア。
ちょっとした違和感を感じた理由はすぐにわかった。
先ほど、エルフたちが精霊魔法を使って大量の放水をはじめる。
建物は壁の一部が焼け落ち、そこから火の手がさらに上へと伝わって、黒煙を上げている。
そこに、水が空中に大きな塊となったところで、一気に建物を覆い隠すように水が包み込んだ。
シューッと水蒸気が立ち上り、火の手が治まりくすぶる煙と水蒸気にあたりに焦げ臭い匂いが漂う。
「すごいっ、一瞬で!」
パオリーアも、五人のエルフの精霊魔法を目の当たりにして驚いている。
俺も、魔法を初めてまともに見たがあまりの効果に驚いていた。エルフは怒らせないほうがいいね。
安堵の声を上げる男奴隷たちは、エルフに駆け寄り賞賛の声をかけている。
一体感とか共同作業での喜びみたいなものを分かち合っているようで、微笑ましい光景だが、そうも言っていられない。
敷地内の畑近くで野営していた冒険者が、後ろから声をかけてきた。
警備とは別に何かあった時のために、戦ってもらうために冒険者ギルドに頼んで腕利きの氷雨のメンバーだ。
「騒ぎに乗じて何か起きるかと思ったが、今のところ何もないようです」
氷雨のリーダーで、カイルという男が報告してくれると、その後ろに魔術師や拳闘士が控えている。
心強い味方がいて安心できる。
「そうですか。ところで、妙なことが気になったのですが……」
俺は、カイルにそう言うと塀の外を指差す。
指さしが方向は塀の外にある木だ。大きな気で塀の上から枝ぶりが見えている。
「風で揺れていないですよね? これってどういうことでしょう?」
俺の言葉に、黒いローブを着た男がカイルになにやら耳打ちをしている。
何かわかったのかな。
「どうやら、この敷地内だけに風が吹いているようです。おそらく、どこからか魔法で風を操っているヤツがいる」
その言葉に、俺は辺りを見回すがそれらしい人影は見当たらない。
男奴隷たちに門番、エルフの女が五人。それに、俺とパオリーアくらいだ。
「もう少し見回りしてきます。ニート様たちは、一度お部屋にお戻りください」
「ああ、わかった」
俺が答えると同時に、いつの間にか風が止む。あれほど、吹きつけていた強風がピタッと止まった。
風が止まりましたね、とパオリーアが腕にしがみついて呟く。
とりあえず、みんなをひとまず屋敷の中に入れるよう、パオリーアに言う。
「男の人たちは大広間の方にいてもらいますね」
「ああ、そうだな。そうしてくれ」
屋敷の中に男奴隷たちが待機できる部屋はないので、大広間へと移動させる。
エルフたちも部屋へ戻るようにパオリーアから指示されると、俺に礼をとって足早に戻った。
精霊魔法が使える種族で、風属性となるとエルフが何らかの思惑で強風を吹かせたとしか考えられない。
火事はおそらく偶然だろう。
松明の火が燃え移った可能性は否定できないし、そもそも放火が目的なら屋敷の方を焼くはずだ。
オンハルトのように外から火種を投げ入れたのなら小屋が燃えてもおかしくないが、現在は防護魔法で外部から敷地内に侵入も投げ入れも不可能に近い。
俺は、ヴィヴィの様子を見に行くことにした。
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