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本拠地突入編・2
三聖獣、変貌する
しおりを挟む168-①
召喚された三体の聖獣の迫力の前にフリード達は思わず息を呑んだ。
そして、そんなフリード達をシスターズ01が嗤う。
「ククク……驚くのはまだ早いぜ!! 来い、クウレツオウ!!」
01が右手を高々と掲げると、それを合図にクウレツオウが01目掛けて猛スピードで飛翔し、背後から01に衝突した!!
だが、01は吹っ飛ばされるどころか背中からクウレツオウと融合してゆき、01の背面には、赤く透き通った二対四枚の翼と先端に鋭い刺を持つ長い尻尾が生えた。
「どうだ!! これが私と融合したクウレツオウの完全体……クウレツオウ01だ!!」
完全体になったクウレツオウ01を見て、02は眉を顰め、03は口を尖らせた。
「完全体を出すなんて……随分余裕が無いのね?」
「01ったらずるーい♪」
「ケッ!! 完全体を使っちゃいけないなんて誰も言ってねーだろうが!!」
「そうですか……なら、私も遅れを取るわけにはいきませんね? リクシンオウ、行くわよ?」
「よーし、私達も負けてられないよ♪ おいで、カイコウオウ♪」
シスターズ02と03も自分の聖獣と融合を果たした。
リクシンオウと融合したシスターズ02は下半身がまるで半人半馬の如く、黄色く透き通った六足の獅子となり、左右の側頭部にはリクシンオウのような鋭い角が生えている。
「ふふふ……これが私と融合したリクシンオウの完全体……リクシンオウ02ですよ?」
カイコウオウと融合したシスターズ03の両腕は、肩から先が青く透き通り、左右の拳は角の生えた鮫と化していた。
「じゃーん♪ これがカイコウオウの完全体……カイコウオウ03だよ♪」
異業の怪物へと変貌を遂げたシスターズの三人はゆっくりとフリード達の方を向いた。
「さぁて……覚悟しろよテメェら!!」
「私達も暇じゃないので、とっとと死んで下さいね?」
「それじゃあ……あの世に招待してあげる♪」
聖獣と融合した三人のシスターズは、猛然とフリード達に襲いかかった。
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