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情報収集の旅へ
290.やつらの目的
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「そのウチュージンって何? ヒトなのはわかるけど、違う種族ってこと?」
「え、宇宙はこっちにはないんだっけ」
「翻訳されて浮かぶイメージは”空間”か何かかな?」
「あー、えっと。そうですね。宇宙は空間と思ってもらっていいです。その中に無数の星があります。その星の中のひとつが地球……俺の住んでいるところで、太陽系の中にあります。太陽系っていうのは、太陽っていう大きな星を中心として公転している惑星なんかをまとめた総称なんだけど……」
「待って、わかんない!」
ヴァンからストップがかかってしまった。かなりざっくりと簡単な説明にしたつもりだったんだけどな。
どこがわからないんだろう。何から説明すればいい?
「エハヴィルドは球体って言われてるんだけど、イクミの住んでるところもそうで……それを星と呼んでるんだよね? で、それがたくさんあって、他の大きい星を回る?」
ヴァンの知識では俺の話そうとするイメージが追いつかないんだな。そしたら……。
「んーと、ここってさ、昼と夜は光と闇の守護者さんが、エネルギー体でこの世界を回っているから変わるんだったよね? 俺のとこだとそういう存在がいない代わりに、太陽を回ることで昼が来るんだ。太陽は光と熱を生み出す星なんだよ。その星の光が当たらないところが夜になるんだ」
「イクミの世界って難しすぎー」
「で、その太陽みたいな星が宇宙って空間にはたくさんあるんだよ。でもその宇宙は広すぎて俺たちは行き来できないんだ。だから、もしかしたら、他の星に生命体がいるんじゃないかって言われててね。それが宇宙人なんだよ。同じ世界ではあるんだけど、同じ星ではないところの……出会ったこともない生命体がいたらって想像でさ。昔から人型とかタコ型とかの宇宙人が有名なんだ。どうしてタコ型が出たのかは知らないけど」
「なにそれ。会ったこともなけりゃ、存在もわからないのに名前があるの?」
ヴァンは理解できないけど理解したいって葛藤なのかもにょもにょしてた。マスターも目が点になるみたいな感じだったな。
「えーと、イクミさんの言うウチュウジンはなんとなくわかった、かな。……話を戻すけど、そういった捕まえた異世界人はみな、何かしらの特殊な力を持っていたみたいだからね。言葉は通じなかったらしいが、そのうちどんな力を持っているのかわかるようになったってことだ。世代も変わるし、そういった血を受け継いだものがさらに子を成して色々混ざり合っていったようだよ」
「え、もうウチュージン終わり?」
「ヴァン、今はやつらの話!」
「はーい……またウチュージン聞かせてよね」
そうだった。あいつも言葉がわかる稀人は俺が初めてだとか言ってた気がする。だから通訳の魔導具を取り上げられなかったんだ。俺を使おうとしてたからってだけだけどね……。
魔力なんかの量もわかるやつがいたよなぁ。それもそうやって得た能力ってことなのか。あのときはカッとなってたのもあるけど、あまり深く考えてなかったや。こっちのヒトたちってみんななんとなく魔力量気づくから、それが普通なのかなって思ってたし。
「でも幸か不幸か戦闘能力というよりはそういった少し変わった能力だったから、それを使って何かしらの復讐をするまではいかなかったらしい。ずっと機会を待っていたんだろうね。そこに現れたのが──」
「イクミか」
「あの……魔力の上限がないとかいう? 本当なのかわからないですよね」
「エハヴィルドの者は必ず持って生まれた魔力の器が決まってるんだが、もともと魔力がない異世界人にはそもそも器がないんだね。それに、魔力と親和性の高い異世界人は多くないそうだから、異世界人なのにこちらの一般成人と同じくらいの魔力を持っているイクミさんは、言わずもがなってところだね」
マジかよ。最初の頃、あんなに苦労して苦労して微々たる魔力しか貯まらなかったのに、いきなりそんなこと言われても信じがたいな。……まあ、その……ルイとゴニョゴニョしたら増えた、けど。
なんて考えてたら、真横からなんかめっちゃ圧を感じた。え? って思ってルイを見ると、なんか怖いんですけど。
「ルイ、ルイ! 落ち着いて! イクミがビビってるから殺気しまって」
「え、殺気なの?」
「そうだよー。やつらがイクミの魔力を無理矢理増やす、に加えてお楽しみしようとしてたことを思い出して怒っちゃってるんだよ」
「あ。……ルイ、大丈夫だよ。俺、ルイに助けてもらったから。ね?」
ルイの右手をぎゅっと掴むと、少しだけ空気が緩んだ……気がした。そのまま両手でルイの手を包んでニギニギしていると、やっと元に戻ってきた感じ?
「どうやらイクミさんも中でやつらになんとなくは話を聞いていた感じだし、我々も捜索時にだいぶ情報は得ていたから、このへんは理解しやすかったかな?」
「でも俺は記憶がややぼやけてたから、今の話で整理できました」
「イクミを使おうとしてたのはわかったけどさ、魔力兵器にしようとしてたってこと? イクミは争いごと嫌いなのにそう上手くいくものかなー」
「どうやら、やつらはやつらで、異世界への行き方を探っていたようだよ。大きな魔力で人為的に歪みを生じさせようという計画があったらしい」
え、なにそれ。じゃあ、それって俺がとんでもない魔力を持つようになったら自分の力で帰れるかもしれないってこと? ……いや、違うな。どの異世界に通じるかわかんないじゃん。
「歪みができたら異世界に繋がるって保証は?」
「ない。イクミさんで実験するつもりで、上手くいけば異世界の戦力を手に入れる気だったらしい。魔力がなくても技術があればこの世を支配できると考えていたみたいだよ」
「俺の世界でいえば、科学の力……銃器とか核爆弾とかを狙ってたってこと? ……許せない」
きっと他の異世界にも何かしらの、平和のためにも戦争にも使えちゃうような技術があるはずだ。そんなことになったら、せっかく自然と共存してるこの世界の均衡が崩れちゃう。放射性物質に汚染されちゃうかもしれないのも怖い。
それに、そんな武力で従えるやつが出てきたら、みんなの信頼や善性で成り立ってる基準そのものがなくなっちゃうじゃんか。
「ちょっと、ううん、かなり危険な思想なんじゃないの? オレがどうこうできることじゃないけどさぁ」
「そうなんだよね……困ったことだよ。私は創世神や守護者の恵みを信じているし、大神殿に忠誠を誓っているという立場もあるから、やつらをどうしたらいいものかとね。正直、立場の強いものほど価値観の矯正は難しそうなんだ。狭い世界で我々を恨み、全ては我々が悪と刷り込まれ続けてきているからね」
「立場の強いものはってことは、そうじゃないヒトもいるんですか?」
「まだ確証は得られてないけど、そんな雰囲気があるね。特に、やつらの中で一番下の立場だった者たちは、あの中でもいろんな捌け口になっていたようでね。諦めの境地だったんだよ。まだ教育を受け入れられる可能性がある」
俺はあっちの戦争の影響なんかを思い起こしていた。外国でだって自分たちの聖地を取り返すとか、やられたらやり返すとかでずっと戦争は終わらなくて、結局苦しむのは一般市民なんだ。日本もまだいろいろあるし。
生まれたときからの環境で価値観が歪んでいたら、それを脱却するのは難しいんだろうな。
「え、宇宙はこっちにはないんだっけ」
「翻訳されて浮かぶイメージは”空間”か何かかな?」
「あー、えっと。そうですね。宇宙は空間と思ってもらっていいです。その中に無数の星があります。その星の中のひとつが地球……俺の住んでいるところで、太陽系の中にあります。太陽系っていうのは、太陽っていう大きな星を中心として公転している惑星なんかをまとめた総称なんだけど……」
「待って、わかんない!」
ヴァンからストップがかかってしまった。かなりざっくりと簡単な説明にしたつもりだったんだけどな。
どこがわからないんだろう。何から説明すればいい?
「エハヴィルドは球体って言われてるんだけど、イクミの住んでるところもそうで……それを星と呼んでるんだよね? で、それがたくさんあって、他の大きい星を回る?」
ヴァンの知識では俺の話そうとするイメージが追いつかないんだな。そしたら……。
「んーと、ここってさ、昼と夜は光と闇の守護者さんが、エネルギー体でこの世界を回っているから変わるんだったよね? 俺のとこだとそういう存在がいない代わりに、太陽を回ることで昼が来るんだ。太陽は光と熱を生み出す星なんだよ。その星の光が当たらないところが夜になるんだ」
「イクミの世界って難しすぎー」
「で、その太陽みたいな星が宇宙って空間にはたくさんあるんだよ。でもその宇宙は広すぎて俺たちは行き来できないんだ。だから、もしかしたら、他の星に生命体がいるんじゃないかって言われててね。それが宇宙人なんだよ。同じ世界ではあるんだけど、同じ星ではないところの……出会ったこともない生命体がいたらって想像でさ。昔から人型とかタコ型とかの宇宙人が有名なんだ。どうしてタコ型が出たのかは知らないけど」
「なにそれ。会ったこともなけりゃ、存在もわからないのに名前があるの?」
ヴァンは理解できないけど理解したいって葛藤なのかもにょもにょしてた。マスターも目が点になるみたいな感じだったな。
「えーと、イクミさんの言うウチュウジンはなんとなくわかった、かな。……話を戻すけど、そういった捕まえた異世界人はみな、何かしらの特殊な力を持っていたみたいだからね。言葉は通じなかったらしいが、そのうちどんな力を持っているのかわかるようになったってことだ。世代も変わるし、そういった血を受け継いだものがさらに子を成して色々混ざり合っていったようだよ」
「え、もうウチュージン終わり?」
「ヴァン、今はやつらの話!」
「はーい……またウチュージン聞かせてよね」
そうだった。あいつも言葉がわかる稀人は俺が初めてだとか言ってた気がする。だから通訳の魔導具を取り上げられなかったんだ。俺を使おうとしてたからってだけだけどね……。
魔力なんかの量もわかるやつがいたよなぁ。それもそうやって得た能力ってことなのか。あのときはカッとなってたのもあるけど、あまり深く考えてなかったや。こっちのヒトたちってみんななんとなく魔力量気づくから、それが普通なのかなって思ってたし。
「でも幸か不幸か戦闘能力というよりはそういった少し変わった能力だったから、それを使って何かしらの復讐をするまではいかなかったらしい。ずっと機会を待っていたんだろうね。そこに現れたのが──」
「イクミか」
「あの……魔力の上限がないとかいう? 本当なのかわからないですよね」
「エハヴィルドの者は必ず持って生まれた魔力の器が決まってるんだが、もともと魔力がない異世界人にはそもそも器がないんだね。それに、魔力と親和性の高い異世界人は多くないそうだから、異世界人なのにこちらの一般成人と同じくらいの魔力を持っているイクミさんは、言わずもがなってところだね」
マジかよ。最初の頃、あんなに苦労して苦労して微々たる魔力しか貯まらなかったのに、いきなりそんなこと言われても信じがたいな。……まあ、その……ルイとゴニョゴニョしたら増えた、けど。
なんて考えてたら、真横からなんかめっちゃ圧を感じた。え? って思ってルイを見ると、なんか怖いんですけど。
「ルイ、ルイ! 落ち着いて! イクミがビビってるから殺気しまって」
「え、殺気なの?」
「そうだよー。やつらがイクミの魔力を無理矢理増やす、に加えてお楽しみしようとしてたことを思い出して怒っちゃってるんだよ」
「あ。……ルイ、大丈夫だよ。俺、ルイに助けてもらったから。ね?」
ルイの右手をぎゅっと掴むと、少しだけ空気が緩んだ……気がした。そのまま両手でルイの手を包んでニギニギしていると、やっと元に戻ってきた感じ?
「どうやらイクミさんも中でやつらになんとなくは話を聞いていた感じだし、我々も捜索時にだいぶ情報は得ていたから、このへんは理解しやすかったかな?」
「でも俺は記憶がややぼやけてたから、今の話で整理できました」
「イクミを使おうとしてたのはわかったけどさ、魔力兵器にしようとしてたってこと? イクミは争いごと嫌いなのにそう上手くいくものかなー」
「どうやら、やつらはやつらで、異世界への行き方を探っていたようだよ。大きな魔力で人為的に歪みを生じさせようという計画があったらしい」
え、なにそれ。じゃあ、それって俺がとんでもない魔力を持つようになったら自分の力で帰れるかもしれないってこと? ……いや、違うな。どの異世界に通じるかわかんないじゃん。
「歪みができたら異世界に繋がるって保証は?」
「ない。イクミさんで実験するつもりで、上手くいけば異世界の戦力を手に入れる気だったらしい。魔力がなくても技術があればこの世を支配できると考えていたみたいだよ」
「俺の世界でいえば、科学の力……銃器とか核爆弾とかを狙ってたってこと? ……許せない」
きっと他の異世界にも何かしらの、平和のためにも戦争にも使えちゃうような技術があるはずだ。そんなことになったら、せっかく自然と共存してるこの世界の均衡が崩れちゃう。放射性物質に汚染されちゃうかもしれないのも怖い。
それに、そんな武力で従えるやつが出てきたら、みんなの信頼や善性で成り立ってる基準そのものがなくなっちゃうじゃんか。
「ちょっと、ううん、かなり危険な思想なんじゃないの? オレがどうこうできることじゃないけどさぁ」
「そうなんだよね……困ったことだよ。私は創世神や守護者の恵みを信じているし、大神殿に忠誠を誓っているという立場もあるから、やつらをどうしたらいいものかとね。正直、立場の強いものほど価値観の矯正は難しそうなんだ。狭い世界で我々を恨み、全ては我々が悪と刷り込まれ続けてきているからね」
「立場の強いものはってことは、そうじゃないヒトもいるんですか?」
「まだ確証は得られてないけど、そんな雰囲気があるね。特に、やつらの中で一番下の立場だった者たちは、あの中でもいろんな捌け口になっていたようでね。諦めの境地だったんだよ。まだ教育を受け入れられる可能性がある」
俺はあっちの戦争の影響なんかを思い起こしていた。外国でだって自分たちの聖地を取り返すとか、やられたらやり返すとかでずっと戦争は終わらなくて、結局苦しむのは一般市民なんだ。日本もまだいろいろあるし。
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