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295.宿で食事
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表向き用の酒場でいくつか料理を包んでもらって、俺たちは宿に帰った。マスターは俺と話せてよかったとぎゅうぎゅうハグしてきて、ちょっと苦しかったな。
「マスター、あんなに人懐こいヒトだったっけ?」
「いや。俺も驚いた」
「え、そうなの? 俺は今日が初対面みたいなもんだから」
「これはあれだね。またしてもイクミのヒトタラシにかかったんだよ。ほんとにもう……」
なんだよそれ。俺は何もしてないっての。
それに、俺が話し出す前からマスターはあんな感じだったじゃん。眼力怖いのは最後まで変わらなかったし。
「俺、このアミュレットを小石のペンダントにつけたい。できるかな?」
「え、邪魔じゃない?」
「でももう、失くしたり盗られたりしたくないんだ」
そう、小石のペンダントは丈夫な組紐でできてたし、何せただの拾った石だから奪われなかったんだよね。ずっとつけっぱなしだから、こっちに付けたほうがいいかなって。
「この紐は外せなさそうだから、輪っかを作って紐に付ければ簡単にできるけど」
「やって!」
「じゃあ、あとでやってあげる。まずは食べようよ」
「そ、そうだね。美味しそうだったもんね。食べたい」
もう俺の食べるものはみんなと一緒だ。もちろん量はルイやヴァンと同じじゃない。それは前からだけどさ。
ちょっと不思議な……穀物を使ったパンみたいなものがあったんだ。
言うなれば、雑穀パン? でも当たり前だけどふわふわパンじゃなくて、硬めの平たいパンね。水分は少な目で、やっぱりスープと一緒に食べるタイプらしいんだ。
面白いのは手のひらサイズなんだよね。だから、最初に見たときはおせんべいが並んでるのかと思ったくらい。
「じゃあ、オレがスープ温め直すね」
「え、まだあったかいじゃん」
「もちろんオレには丁度いいけど、ルイとイクミにはぬるいでしょ?」
「そのくらい平気だよ。ね、ルイ?」
「ああ。イクミが早く食べたがってるからそのままでいいだろ」
俺!?
いや、確かにすぐ食べたいけどね?
ヴァンはそう? って言いながら袋──魔物の臓器でできてるらしい──を摘むと、きっちり縛ってある紐を切ろうとした。
正直言って、臓器は捨てるものだったから驚きだ。でもこれができるのは特別な魔物だけなんだってさ。
「あ! 待って。こぼしたら勿体ないから、鍋の中でやろう」
「この袋は面白いな。中身が漏れないのか。イクミの持っていた白い袋に似てる」
「ああ、レジ袋? よく覚えてるね」
「切るよー。お、意外と形を保つねぇ」
自立するってほどじゃないけど、上を切ったらくちゃっとなるわけでもなくて、ちゃんと持てたのがすごい。こんな便利な物があったなんて。
「この袋、再利用できるよね」
「え、こんなのいる?」
「よく考えてみてよ。水系のものを密封に近いかたちで持ち運べるんだよ? 瓶とかの重いものじゃないのに」
こっちじゃ、みんなが水魔法を使えるのもあって、水筒みたいなものが発達してなかったんだよな。ワインや油、ビネガーなんかを入れて売っているものも全部瓶か、もしくは樽だったし。
俺の知識にある『革製の水筒』みたいなものは、こっちで見たことがなかった。でも、コレはある意味その革製の水筒に近いんじゃないかな。
「いや、まあ、そうなんだろうけど……その水系のものって何?」
「もう! またもしかしたら美味しいスープを出してる食堂とかに出会うかもしれないじゃん。普段なら食べてきちゃわないといけないけど、これに入れてって頼めば宿に持って帰れるんだよ?」
「再利用しよう!」
いい例え話がないから食べ物で伝えたら、ヴァンは即答だった。もともとスープの持ち帰りに使わせてもらったんだから、少し考えればわかりそうなものなのにね。
「それはいいが、冷めるぞ?」
「あ、うん。食べよ」
「ねえねえ、この串焼きさ、肉が見えないくらいペースト塗ってあるけど大丈夫かな」
「オススメって言ってたし大丈夫なんじゃない?」
俺は早速、平たい雑穀パンをちぎってスープに浸していた。すぐに口に入れるとやっぱり硬さを感じる。これは少し浸したままにしておいたほうがいいかな。
ヴァンは串焼きにかじりついていて、ルイは骨付き肉を手に持って俺を見ていた。どうしたのかなって思ったら、皿の上でナイフとフォークを使いだしたからびっくりしちゃった……ルイどうしたの?
「ほら、イクミ。これを」
「え、ええ……? 俺、別にかじりつけるよ?」
「串焼きも串から外しておいた」
「あ、うん」
口いっぱいに頬張ったヴァンがクフクフ笑ってて……俺もその気持ちはわからないでもない。笑うだろ、こんなの。過保護の方向性が違うってば。
それでも皿に盛り付けられた肉類は美味しそうな香りを立てている。骨付き肉──だったもの──はシンプルな塩のみの味付けらしいけど、ヴァンの食べている串焼きは野菜のペーストをたっぷり塗って焼いたものらしい。
確かにそのペーストが少し焦げていて、見た目はそんなに良くない。でも香りを嗅げばわかる。これ……絶対美味しいやつだ。
「ヴァン、美味しいでしょ」
「はふんっ」
「だよねぇ、ペーストのお陰で肉のパサ付きもなく、甘みも加わってそう。きっとそれが目的でたっぷり塗ってるんだね」
俺はスープに浸したパンがふにゃふにゃになったのを、スプーンですくって口に入れた。たっぷりのスープを吸ったパンは、ところどころにぷちぷちとした歯ごたえもあって、複雑な香りが鼻に抜ける。小麦のような香りもあるし、胡麻のような香ばしい感じもあって。
それを飲み込むと、ヴァンが美味しそうにほうばっていた串焼きを口に入れた。
うわ、すごい。こんなにジューシーな串焼きは初めてかも。串焼きって肉をやや小さめに切るし、串を刺すからそこから肉汁が逃げやすいんだよね。もちろん魔物肉はそれでも余りある旨味があるわけだけど。でも、この串焼きは肉汁の漏れが一切感じられない。まるで……あれだよ、低温調理の肉。あれみたいに超しっとり!
「うっまぁ」
俺が串から外れた串焼きを食べたからか、ルイも串焼きをかじって横に串をすっと引いた。
「骨付き肉のカリカリとした香ばしさもいいが、この串は……」
「やばいね。今まで食べた串焼きの中で一番を更新したかもよ?」
「こんなのあの酒場で食べていたら、イクミが興奮して話が止まらなくなっていただろう。持って帰ってきて正解だった」
「……よく、わかってるね……」
だって、美味しいもの食べたらそうなるに決まってるじゃん。俺の生まれは日本なんだよ? 美味しいものにかける情熱は民族性なんだからさ。
「これ、香辛料混ぜたらまた違った美味しさが出ただろうにね……」
俺はあの減りに減ったお兄さん特性ブレンドを握りしめて呟いた。そしたら、ルイとヴァンが2人して俺の頭を撫でたんだ。同時にされたことなんて今までなかったからびっくりしちゃった。
「気を使わせてごめん。……瓶が割れてなくて良かったよね」
「別に怒っても悔しがってもいいんだぞ」
「そうだよ。オレたちしかいないんだから」
「でも、前にも八つ当たりしたのに」
「そのくらいお兄ちゃんが受け止めてあげるって」
優しすぎだよ。
「マスター、あんなに人懐こいヒトだったっけ?」
「いや。俺も驚いた」
「え、そうなの? 俺は今日が初対面みたいなもんだから」
「これはあれだね。またしてもイクミのヒトタラシにかかったんだよ。ほんとにもう……」
なんだよそれ。俺は何もしてないっての。
それに、俺が話し出す前からマスターはあんな感じだったじゃん。眼力怖いのは最後まで変わらなかったし。
「俺、このアミュレットを小石のペンダントにつけたい。できるかな?」
「え、邪魔じゃない?」
「でももう、失くしたり盗られたりしたくないんだ」
そう、小石のペンダントは丈夫な組紐でできてたし、何せただの拾った石だから奪われなかったんだよね。ずっとつけっぱなしだから、こっちに付けたほうがいいかなって。
「この紐は外せなさそうだから、輪っかを作って紐に付ければ簡単にできるけど」
「やって!」
「じゃあ、あとでやってあげる。まずは食べようよ」
「そ、そうだね。美味しそうだったもんね。食べたい」
もう俺の食べるものはみんなと一緒だ。もちろん量はルイやヴァンと同じじゃない。それは前からだけどさ。
ちょっと不思議な……穀物を使ったパンみたいなものがあったんだ。
言うなれば、雑穀パン? でも当たり前だけどふわふわパンじゃなくて、硬めの平たいパンね。水分は少な目で、やっぱりスープと一緒に食べるタイプらしいんだ。
面白いのは手のひらサイズなんだよね。だから、最初に見たときはおせんべいが並んでるのかと思ったくらい。
「じゃあ、オレがスープ温め直すね」
「え、まだあったかいじゃん」
「もちろんオレには丁度いいけど、ルイとイクミにはぬるいでしょ?」
「そのくらい平気だよ。ね、ルイ?」
「ああ。イクミが早く食べたがってるからそのままでいいだろ」
俺!?
いや、確かにすぐ食べたいけどね?
ヴァンはそう? って言いながら袋──魔物の臓器でできてるらしい──を摘むと、きっちり縛ってある紐を切ろうとした。
正直言って、臓器は捨てるものだったから驚きだ。でもこれができるのは特別な魔物だけなんだってさ。
「あ! 待って。こぼしたら勿体ないから、鍋の中でやろう」
「この袋は面白いな。中身が漏れないのか。イクミの持っていた白い袋に似てる」
「ああ、レジ袋? よく覚えてるね」
「切るよー。お、意外と形を保つねぇ」
自立するってほどじゃないけど、上を切ったらくちゃっとなるわけでもなくて、ちゃんと持てたのがすごい。こんな便利な物があったなんて。
「この袋、再利用できるよね」
「え、こんなのいる?」
「よく考えてみてよ。水系のものを密封に近いかたちで持ち運べるんだよ? 瓶とかの重いものじゃないのに」
こっちじゃ、みんなが水魔法を使えるのもあって、水筒みたいなものが発達してなかったんだよな。ワインや油、ビネガーなんかを入れて売っているものも全部瓶か、もしくは樽だったし。
俺の知識にある『革製の水筒』みたいなものは、こっちで見たことがなかった。でも、コレはある意味その革製の水筒に近いんじゃないかな。
「いや、まあ、そうなんだろうけど……その水系のものって何?」
「もう! またもしかしたら美味しいスープを出してる食堂とかに出会うかもしれないじゃん。普段なら食べてきちゃわないといけないけど、これに入れてって頼めば宿に持って帰れるんだよ?」
「再利用しよう!」
いい例え話がないから食べ物で伝えたら、ヴァンは即答だった。もともとスープの持ち帰りに使わせてもらったんだから、少し考えればわかりそうなものなのにね。
「それはいいが、冷めるぞ?」
「あ、うん。食べよ」
「ねえねえ、この串焼きさ、肉が見えないくらいペースト塗ってあるけど大丈夫かな」
「オススメって言ってたし大丈夫なんじゃない?」
俺は早速、平たい雑穀パンをちぎってスープに浸していた。すぐに口に入れるとやっぱり硬さを感じる。これは少し浸したままにしておいたほうがいいかな。
ヴァンは串焼きにかじりついていて、ルイは骨付き肉を手に持って俺を見ていた。どうしたのかなって思ったら、皿の上でナイフとフォークを使いだしたからびっくりしちゃった……ルイどうしたの?
「ほら、イクミ。これを」
「え、ええ……? 俺、別にかじりつけるよ?」
「串焼きも串から外しておいた」
「あ、うん」
口いっぱいに頬張ったヴァンがクフクフ笑ってて……俺もその気持ちはわからないでもない。笑うだろ、こんなの。過保護の方向性が違うってば。
それでも皿に盛り付けられた肉類は美味しそうな香りを立てている。骨付き肉──だったもの──はシンプルな塩のみの味付けらしいけど、ヴァンの食べている串焼きは野菜のペーストをたっぷり塗って焼いたものらしい。
確かにそのペーストが少し焦げていて、見た目はそんなに良くない。でも香りを嗅げばわかる。これ……絶対美味しいやつだ。
「ヴァン、美味しいでしょ」
「はふんっ」
「だよねぇ、ペーストのお陰で肉のパサ付きもなく、甘みも加わってそう。きっとそれが目的でたっぷり塗ってるんだね」
俺はスープに浸したパンがふにゃふにゃになったのを、スプーンですくって口に入れた。たっぷりのスープを吸ったパンは、ところどころにぷちぷちとした歯ごたえもあって、複雑な香りが鼻に抜ける。小麦のような香りもあるし、胡麻のような香ばしい感じもあって。
それを飲み込むと、ヴァンが美味しそうにほうばっていた串焼きを口に入れた。
うわ、すごい。こんなにジューシーな串焼きは初めてかも。串焼きって肉をやや小さめに切るし、串を刺すからそこから肉汁が逃げやすいんだよね。もちろん魔物肉はそれでも余りある旨味があるわけだけど。でも、この串焼きは肉汁の漏れが一切感じられない。まるで……あれだよ、低温調理の肉。あれみたいに超しっとり!
「うっまぁ」
俺が串から外れた串焼きを食べたからか、ルイも串焼きをかじって横に串をすっと引いた。
「骨付き肉のカリカリとした香ばしさもいいが、この串は……」
「やばいね。今まで食べた串焼きの中で一番を更新したかもよ?」
「こんなのあの酒場で食べていたら、イクミが興奮して話が止まらなくなっていただろう。持って帰ってきて正解だった」
「……よく、わかってるね……」
だって、美味しいもの食べたらそうなるに決まってるじゃん。俺の生まれは日本なんだよ? 美味しいものにかける情熱は民族性なんだからさ。
「これ、香辛料混ぜたらまた違った美味しさが出ただろうにね……」
俺はあの減りに減ったお兄さん特性ブレンドを握りしめて呟いた。そしたら、ルイとヴァンが2人して俺の頭を撫でたんだ。同時にされたことなんて今までなかったからびっくりしちゃった。
「気を使わせてごめん。……瓶が割れてなくて良かったよね」
「別に怒っても悔しがってもいいんだぞ」
「そうだよ。オレたちしかいないんだから」
「でも、前にも八つ当たりしたのに」
「そのくらいお兄ちゃんが受け止めてあげるって」
優しすぎだよ。
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