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情報収集の旅へ
314.マスターって何者?
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パーティーのあと、借りたものを料理長さんに返しにいって、味見で渡した料理の感想を聞いた。なんかとても衝撃的だったらしくて、師匠から教えてもらったレシピ以外をどうしたら思いつくのかとか聞かれた。
むしろ、どうして教えてもらったやつ以外を作らないのかが俺にはわからないよ。
もちろん、料理長さんは頑張ってはいるらしい。でも材料を無駄にするのも嫌で、似たようなものになってしまうとか。というより、料理長さんほどの挑戦すらしない若手料理人に悩んでるから質問してきたみたいだ。
「新しい料理作れたら面白いのに……もったいない」
「イクミなんて、そのとき持ってる食材でいろいろ作ってくれるよ! 珍しい魔物とか、食べられる草とか」
「……」
「料理長さん、引かないでくださいってば」
「いや、そうじゃないよ。自分もまだまだだな、と。でも確かに高名な料理人は冒険者上がりが多いとも聞く……そうか」
まあ、そうか。ひとつの街から出なかったら同じ材料しか出会わないし、そこの中で一番美味しい食べ方なんて出尽くしちゃってるってことなのかもしれない。
旅って、いろんな味に出会えて舌が肥えるようになる気がする。俺も各地で美味しいものに出会ってるし。
「新しい味を作り出す大会とかやってみるのはどうですか?」
「大会?」
「ええ。何か……ひとつ課題の食材を決めて、料理を考えてもらうんです。で、たくさん点を集めたヒトが優勝」
「なにそれ! おもしろーい」
料理長さんより、ヴァンが食いついちゃったよ。
「料理名に自分の名前をつけられるとかになったら、ちょっとやる気出るヒトもいるかも……? いないですかね」
「名前が後世に残るのはいいかもしれないな。ちょっと、街をあげての催し物にできないか相談してこよう。あ、大丈夫、君が作ったスフレなんちゃらは真似しないよ。素晴らしかったけど、秘密にしないとだからね」
「まあ……秘密以前に材料が高価という問題があるだろう」
「ルイ、現実的だねぇ。あーあ、オレもその催し物見てみたかった。開催される頃には旅立っちゃってるだろうし」
そうだね。俺のことが落ち着いたら移動しないと。
まずは元の神殿に戻らないとだよね。カザハリ神官さん……様? に会わないとね。会ってくれるって言ってたらしいし。
2人にこの街の位置とか聞いたけど、のんびり歩いたら少しかかりそうだったもんな。魔物はそんなに多くなくて、森林地帯はあるみたい。
でも、俺は森林地帯を歩くの意外と好きなんだ。新鮮な薬草とか生えてないかな。サディさんが育てた薬草よりは質は一定じゃないけど、たまにすごく良いやつが摘めるのが楽しいんだ。
料理長さんとはそのあとも少し料理談義をして、3人で部屋に戻った。食べることって生きるための基本的なことだから、きっとどんな世界でも話題には事欠かないだろうな。
「なんか、スフレパンケーキには触れちゃいけないみたいな雰囲気漂ってたね……料理長さん、大丈夫かな」
「大丈夫だよ。オレたちが内緒って言いすぎたからだと思うし」
「そうだな。それに、衝撃的な美味しさだと言ってたからそのせいで落ち着かなかったのもあるだろう。イクミの料理を食べたら誰でもそうなる」
「だから、言い過ぎ」
これって直らないのかな。褒められるの嬉しくはあるけど、褒められすぎは居心地が悪いんだよね。最初は俺の世界の知識うぇーいって思ってたけど、いい加減2人には慣れてほしいよ。
それより。ルイにもらったマントだ。俺はベッドに腰掛けるとまた手に取った。
へへへ……これ、裏地のやばい感は横に置いといて、デザインがおしゃれすぎる。縁取りのこの模様はなんのモチーフなんだろう。蔦? 波? これまで無地のを使っていたから、特別感すごい。しかも軽いんだもん。
革製マントもピンキリなんだよね。町の中で使うような簡単なものから、防水で引っかき傷にも強いやつ冒険者向けのやつとか。ルイのは寒地方のやばい魔物の皮革を使ったかなりいいマントらしいし、ヴァンは動きやすさに全振りしてるみたい。
俺のは村を出るときに用意してもらったごく普通のだったんだけど、今日からは超良いものに変わったってこと!
「明日はこれを羽織ってマスターに会いに行く!」
「いいじゃん。きっと喜ぶね」
「普通にしてたら内側見えないかな?」
「大丈夫だよ。内側は影になるし。あ、でもフードは気をつけて」
そっか。
もう一回身につけてみて、フードを触ってみる。普通にしてれば大丈夫そうだけど、ひっくり返らないようには注意したほうが良さそう。
「うんうん、さっきも思ったけど似合うじゃーん。その色と縁取りがいいね」
「こんなに艶のある革なのに柔らかくて軽いのがすごすぎるよ!」
「その縁の模様は、裏を縫い付けたのを隠すためにマスターが入れてくれたんだ」
「「!?」」
俺とヴァンは驚きで固まった。まさかのマスターの手作業とは思わないじゃん。裏地の縫い付けと縁の模様入れもできるって何者だよ、マスター。
確かにあの日、ルイは俺たちよりかなりあとに戻ってきたけど、そんなことをマスターにやってもらってたなんて。
「マスターってなんでもできるのかな……」
「オレにもわからないよ。でも、こんなきれいな仕上げできるなんてちょっとおかしいんじゃない?」
「ルイの目の前でやってくれたの?」
「ああ。俺は何もできなかった」
いや、まあ、そうだろうね。前にルイが破れた服の修復したやつを見せてくれたことあるけど、下手ではないけど上手くはないみたいな感じだったし。俺のほうが少しだけルイより上手いかなーみたいな?
「贈り物を探したけどわからなくて疲れたルイが立寄って、愚痴ったあとに相談に乗ってもらって、それから作ったってことでしょぉ!? オレには信じられないよ」
「信じられなくてもやってくれたからな」
「そうなんだろうけどさぁ」
「なおさらお礼しないとだよね」
とりあえずはマスターに会って、お礼を伝えつつ、何か好みを探ろうかな。俺はこの間会っただけだから、マスターがどんなものを好みそうか把握できてないんだよね。
物より知識とかのほうが喜ぶかな。といっても、俺の覚えてる知識なんてたかが知れてるんだけど。知識というよりは、地球の科学とか歴史みたいなやつとかならざっくり話すことはできるよな。
マスターはそういうの好きそうな気もするし、物だと遠慮されそうだからいいかも?
「マスターって相当強いし、周りを見る目とか人望とかすごいし、それでいてこういうのできちゃうのかぁ……なんかズルくない?」
「え、ヴァン何言ってんの?」
「だって才能ありすぎじゃん」
待って待って。それっていつも俺がヴァンに思ってることだから。
ヴァンだって規格外の魔力持ってる魔導士でありながら、近接戦もいける獣人で、しかも魔導具も作れるんだからね? ズルい部類のほうだからね?
いや……それ言ったら村のヒトってみんなそうなんだよな。ルイだって強すぎるし、かっこいいし。
ただ、それにしたってヴァンはチート級だって常々思ってたからね。そのヴァンが言うって何なんだよって感じだよ。
むしろ、どうして教えてもらったやつ以外を作らないのかが俺にはわからないよ。
もちろん、料理長さんは頑張ってはいるらしい。でも材料を無駄にするのも嫌で、似たようなものになってしまうとか。というより、料理長さんほどの挑戦すらしない若手料理人に悩んでるから質問してきたみたいだ。
「新しい料理作れたら面白いのに……もったいない」
「イクミなんて、そのとき持ってる食材でいろいろ作ってくれるよ! 珍しい魔物とか、食べられる草とか」
「……」
「料理長さん、引かないでくださいってば」
「いや、そうじゃないよ。自分もまだまだだな、と。でも確かに高名な料理人は冒険者上がりが多いとも聞く……そうか」
まあ、そうか。ひとつの街から出なかったら同じ材料しか出会わないし、そこの中で一番美味しい食べ方なんて出尽くしちゃってるってことなのかもしれない。
旅って、いろんな味に出会えて舌が肥えるようになる気がする。俺も各地で美味しいものに出会ってるし。
「新しい味を作り出す大会とかやってみるのはどうですか?」
「大会?」
「ええ。何か……ひとつ課題の食材を決めて、料理を考えてもらうんです。で、たくさん点を集めたヒトが優勝」
「なにそれ! おもしろーい」
料理長さんより、ヴァンが食いついちゃったよ。
「料理名に自分の名前をつけられるとかになったら、ちょっとやる気出るヒトもいるかも……? いないですかね」
「名前が後世に残るのはいいかもしれないな。ちょっと、街をあげての催し物にできないか相談してこよう。あ、大丈夫、君が作ったスフレなんちゃらは真似しないよ。素晴らしかったけど、秘密にしないとだからね」
「まあ……秘密以前に材料が高価という問題があるだろう」
「ルイ、現実的だねぇ。あーあ、オレもその催し物見てみたかった。開催される頃には旅立っちゃってるだろうし」
そうだね。俺のことが落ち着いたら移動しないと。
まずは元の神殿に戻らないとだよね。カザハリ神官さん……様? に会わないとね。会ってくれるって言ってたらしいし。
2人にこの街の位置とか聞いたけど、のんびり歩いたら少しかかりそうだったもんな。魔物はそんなに多くなくて、森林地帯はあるみたい。
でも、俺は森林地帯を歩くの意外と好きなんだ。新鮮な薬草とか生えてないかな。サディさんが育てた薬草よりは質は一定じゃないけど、たまにすごく良いやつが摘めるのが楽しいんだ。
料理長さんとはそのあとも少し料理談義をして、3人で部屋に戻った。食べることって生きるための基本的なことだから、きっとどんな世界でも話題には事欠かないだろうな。
「なんか、スフレパンケーキには触れちゃいけないみたいな雰囲気漂ってたね……料理長さん、大丈夫かな」
「大丈夫だよ。オレたちが内緒って言いすぎたからだと思うし」
「そうだな。それに、衝撃的な美味しさだと言ってたからそのせいで落ち着かなかったのもあるだろう。イクミの料理を食べたら誰でもそうなる」
「だから、言い過ぎ」
これって直らないのかな。褒められるの嬉しくはあるけど、褒められすぎは居心地が悪いんだよね。最初は俺の世界の知識うぇーいって思ってたけど、いい加減2人には慣れてほしいよ。
それより。ルイにもらったマントだ。俺はベッドに腰掛けるとまた手に取った。
へへへ……これ、裏地のやばい感は横に置いといて、デザインがおしゃれすぎる。縁取りのこの模様はなんのモチーフなんだろう。蔦? 波? これまで無地のを使っていたから、特別感すごい。しかも軽いんだもん。
革製マントもピンキリなんだよね。町の中で使うような簡単なものから、防水で引っかき傷にも強いやつ冒険者向けのやつとか。ルイのは寒地方のやばい魔物の皮革を使ったかなりいいマントらしいし、ヴァンは動きやすさに全振りしてるみたい。
俺のは村を出るときに用意してもらったごく普通のだったんだけど、今日からは超良いものに変わったってこと!
「明日はこれを羽織ってマスターに会いに行く!」
「いいじゃん。きっと喜ぶね」
「普通にしてたら内側見えないかな?」
「大丈夫だよ。内側は影になるし。あ、でもフードは気をつけて」
そっか。
もう一回身につけてみて、フードを触ってみる。普通にしてれば大丈夫そうだけど、ひっくり返らないようには注意したほうが良さそう。
「うんうん、さっきも思ったけど似合うじゃーん。その色と縁取りがいいね」
「こんなに艶のある革なのに柔らかくて軽いのがすごすぎるよ!」
「その縁の模様は、裏を縫い付けたのを隠すためにマスターが入れてくれたんだ」
「「!?」」
俺とヴァンは驚きで固まった。まさかのマスターの手作業とは思わないじゃん。裏地の縫い付けと縁の模様入れもできるって何者だよ、マスター。
確かにあの日、ルイは俺たちよりかなりあとに戻ってきたけど、そんなことをマスターにやってもらってたなんて。
「マスターってなんでもできるのかな……」
「オレにもわからないよ。でも、こんなきれいな仕上げできるなんてちょっとおかしいんじゃない?」
「ルイの目の前でやってくれたの?」
「ああ。俺は何もできなかった」
いや、まあ、そうだろうね。前にルイが破れた服の修復したやつを見せてくれたことあるけど、下手ではないけど上手くはないみたいな感じだったし。俺のほうが少しだけルイより上手いかなーみたいな?
「贈り物を探したけどわからなくて疲れたルイが立寄って、愚痴ったあとに相談に乗ってもらって、それから作ったってことでしょぉ!? オレには信じられないよ」
「信じられなくてもやってくれたからな」
「そうなんだろうけどさぁ」
「なおさらお礼しないとだよね」
とりあえずはマスターに会って、お礼を伝えつつ、何か好みを探ろうかな。俺はこの間会っただけだから、マスターがどんなものを好みそうか把握できてないんだよね。
物より知識とかのほうが喜ぶかな。といっても、俺の覚えてる知識なんてたかが知れてるんだけど。知識というよりは、地球の科学とか歴史みたいなやつとかならざっくり話すことはできるよな。
マスターはそういうの好きそうな気もするし、物だと遠慮されそうだからいいかも?
「マスターって相当強いし、周りを見る目とか人望とかすごいし、それでいてこういうのできちゃうのかぁ……なんかズルくない?」
「え、ヴァン何言ってんの?」
「だって才能ありすぎじゃん」
待って待って。それっていつも俺がヴァンに思ってることだから。
ヴァンだって規格外の魔力持ってる魔導士でありながら、近接戦もいける獣人で、しかも魔導具も作れるんだからね? ズルい部類のほうだからね?
いや……それ言ったら村のヒトってみんなそうなんだよな。ルイだって強すぎるし、かっこいいし。
ただ、それにしたってヴァンはチート級だって常々思ってたからね。そのヴァンが言うって何なんだよって感じだよ。
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