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異世界生活編
33.サディさんからの依頼
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夕飯の用意はどうするのか聞いたら、やっぱり煮込みを食べきってしまいたいからってことで今日はなし。まあ、こんなあっちでいうラーメン屋の寸胴みたいな大鍋じゃあね……。とはいえ、サディさんが近所のご高齢のお宅にもおすそ分けしたっていうから作ったときよりはかなり減っている。
俺はもちろん美味しいからこれが続いても全然構わない。アレンジができたらもっといいのかもしれないけど……。でもさすがに家であんなオシャレな時間かかる料理は作ったことがなかったから今のところ全然思いつかない。しょうがないよね。
「そういえば、イクミくん。畑で言ってた薬草を料理に使うっていうのを今度詳しく教えてほしいの。村の女性が何人か興味を持ってて」
「ええっ!? 俺、別に料理人とかじゃないし詳しくもないんですけど……」
「いいのよ。何かのヒントになれば。今まで私たちは薬草は薬の原料としか見ていなかったの。魔物と戦う人にとって治癒薬や毒消し薬は生命線だもの。だから別の用途なんて考えもしなかったのよ。質が悪かったり薬に使えない弾いたものは肥料の材料になっていたし……」
「んー、それなら無理に変えなくてもいいんじゃ?」
大事な薬と次の作物のための肥料になっていたなら敢えて料理に使わなくてもいいんじゃないかなって思うんだよね。俺からしたらそこそこ大きな畑に見えたけど、村の人たちみんなをどのくらい賄っているのかはわからないしさ。
それに、サディさんなら俺なんかに聞かなくてもいろいろできそうじゃないか?
「香辛料が高価なのは聞いてるでしょ? どうしても味が単調になるの。それがイクミくんのニンニクを知って香りや辛味で料理に変化がかなり出て、さらに薬効もあるって聞いたら試さずにはいられないわ。イクミくんの話からしたら本当は香辛料も何らかの効果があるってことよね?」
香辛料どころか、何にでも栄養はあるよ。ほとんど栄養がないとか言われちゃってるキュウリだってカリウムがあったりするんだから。
「まあ、俺の世界じゃ一応何にでも栄養なんかがあるって認識だったんで。香辛料は……辛味とか香りの他に食べ物を腐らせにくくするのはこっちでも一緒ですかね? それに身体を温めたり食欲増進なんかがあったはず。食材だと……例えばですけど、昨日のパスタに使ったタマネギだったら血液をサラサラにするとか、ニンジンなら緑黄色野菜って分類でβカロテンって栄養素が多いから……なんだっけ粘膜保護とか免疫にいいとか、大なり小なりなんらかの効果はあるっぽいです。でも、俺、こっちの野菜を見分けたりできないし、そもそもそこまで勉強してないし……」
「うんうん、いいのいいの。薬草の効果は私たちが知ってるもの。ただ、私たちは先入観があるからね……一度話を聞いたり目の前で見たら応用しやすくなると思うのよ」
ははぁ、なるほど。確かに先入観ってのは意外と厄介なもんだ。俺だってあっちの常識をついこっちに出しちゃってるもんな。こっちの常識は魔力が満ちていることがベースになってるから俺には思いもしないことがあるし。
サディさんってすごく柔軟な人だよなぁ。俺も少し見習おう……。
「わかりました。じゃあ、ジベラは味も香りも俺に馴染みのある感じだったんで、それでちょっと考えてみます。よかったら、他の調味料とか野菜とか果実とか使えるものいろいろ見せてください」
俺がそう言うとサディさんは両手を合わせて跳ねて喜んでいた。歳は関係ないかもしれないけど可愛い人だと思う。
それにしても本当に俺の適当料理でいいのかなぁって気はしないでもない。
サディさんと俺が話をしているのをルイが座って見ていた。そこまで興味深そうにしているわけでもないのに雰囲気はこっちを注目しているんだよな。面倒見がいいクールイケメン……? なんか不思議なんだよ、ルイって。俺からするとチグハグっていうか。でも、気にかけてくれるのは素直に嬉しいから甘えちゃうけどさ。
とりあえず、サディさんはすぐ出せるものを地下倉庫から持ってきてくれた。魔物肉各種、お酒数種、塩、ビネガー、ブドウ果汁、芋をはじめとする根菜、葉物、ベリー類、カンキツ類、ナッツ類、ハチミツ? この辺が一応ムル村の普通の家庭にあるものみたい。
今はないけど家畜の卵、ミルクなんかも使えるらしい。家畜って鶏とか山羊みたいなやつらしいんだけどお肉のためにいるんじゃなくて卵とミルクの採取用みたいだ。仔を産めなくなった家畜はお肉になることもあるみたいだけど、魔物肉の方が美味しいから需要がないんだって。
香辛料なんかも少しはあるけど高価だからやっぱり特別な時用ってことだ。ハチミツもそこまで気軽には使わないっぽい。だけど、ブドウの果汁では足りない甘みを足すのに使うんだそう。
ブドウも時期があるから収穫後は全部絞ってまずは果汁にする。で、ほとんどがワインになって、甘味料として果汁のまま残しているものがある、と。時間停止箱がある家はそこに果汁を保管するけど、余裕がない家は定期的に火を入れるから煮詰まってくるようだ。やっぱり甘み問題か。
でも……ちょっと勝手は違うけど応用次第でなんとかなりそう。
俺はできれば一口ずつ味を知りたいって言って、昨日のルイとサディさんみたいになってた。だって、メニュー考えるからしょうがないよね。魔物肉もムシャーフはある意味高級肉っぽいからもうちょっと普通っぽいやつの味もみたいし……。
「とりあえず、魔物肉の端っこ焼いてみていいですか?」
「もちろんよ! 端と言わず好きなだけ切って使っていいからね」
「味見だけでいいんで……夕飯もあるし」
俺は肉の色味でなんとなく当たりをつけて4種類くらい焼いて食べてみた。うん、あっちよりはどの肉も美味しい。俺としては豚肉に近いものが欲しかったんだけど、3種類目に食べたやつが近いと思った。予想としてはイノシシみたいなやつが魔化したんじゃないかな。にしても、魔物美味いなぁ、侮れない……。
「そのときは、この肉を使わせてもらいたいです。いいですかね?」
「トゥールフのお肉ね。避けておくわ。他には必要なものがあるかしら? 用意できるかはわからないけど」
「いやいや……手に入りやすいものでやりましょうよ」
そのとき1回っきりじゃ面白くないもんね。だから俺の調味料も使わない。ここで手に入るものだけで何か考えたいって俺は思ったんだ。イメージはある。ただ、どのくらいそれに近く出来るかがまだわからないから、試しに作ってみたくはあるよね。
「薬に使えなさそうな薬草が出たら、それも今度味見させてください。今回は使わないけど、興味出ちゃって……えへへ」
「イクミくんも私みたいなタイプね」
サディさんが俺を見て笑う。確かにそうかもしれない。
好奇心だけはかなりあるから……いつも続かないだけで。
ああ、それにしても、スマホの電波が入れば応用できそうなレシピたくさん調べるのに。電源が入っても電波は入らないからなぁ。だから俺の記憶にあるしょぼいレシピから応用するしかないんだ。
でもまあ頼まれごとが料理で良かったかもしれないな。料理は化学って言われたりするけど、俺は理科とか実験って大好きだったから。なんとなくこうしたらいいんじゃないかなってのが予想つくんだよね。とはいえ、盛大に失敗かますときもあるけど……それはご愛嬌ってやつじゃないか?
俺はもちろん美味しいからこれが続いても全然構わない。アレンジができたらもっといいのかもしれないけど……。でもさすがに家であんなオシャレな時間かかる料理は作ったことがなかったから今のところ全然思いつかない。しょうがないよね。
「そういえば、イクミくん。畑で言ってた薬草を料理に使うっていうのを今度詳しく教えてほしいの。村の女性が何人か興味を持ってて」
「ええっ!? 俺、別に料理人とかじゃないし詳しくもないんですけど……」
「いいのよ。何かのヒントになれば。今まで私たちは薬草は薬の原料としか見ていなかったの。魔物と戦う人にとって治癒薬や毒消し薬は生命線だもの。だから別の用途なんて考えもしなかったのよ。質が悪かったり薬に使えない弾いたものは肥料の材料になっていたし……」
「んー、それなら無理に変えなくてもいいんじゃ?」
大事な薬と次の作物のための肥料になっていたなら敢えて料理に使わなくてもいいんじゃないかなって思うんだよね。俺からしたらそこそこ大きな畑に見えたけど、村の人たちみんなをどのくらい賄っているのかはわからないしさ。
それに、サディさんなら俺なんかに聞かなくてもいろいろできそうじゃないか?
「香辛料が高価なのは聞いてるでしょ? どうしても味が単調になるの。それがイクミくんのニンニクを知って香りや辛味で料理に変化がかなり出て、さらに薬効もあるって聞いたら試さずにはいられないわ。イクミくんの話からしたら本当は香辛料も何らかの効果があるってことよね?」
香辛料どころか、何にでも栄養はあるよ。ほとんど栄養がないとか言われちゃってるキュウリだってカリウムがあったりするんだから。
「まあ、俺の世界じゃ一応何にでも栄養なんかがあるって認識だったんで。香辛料は……辛味とか香りの他に食べ物を腐らせにくくするのはこっちでも一緒ですかね? それに身体を温めたり食欲増進なんかがあったはず。食材だと……例えばですけど、昨日のパスタに使ったタマネギだったら血液をサラサラにするとか、ニンジンなら緑黄色野菜って分類でβカロテンって栄養素が多いから……なんだっけ粘膜保護とか免疫にいいとか、大なり小なりなんらかの効果はあるっぽいです。でも、俺、こっちの野菜を見分けたりできないし、そもそもそこまで勉強してないし……」
「うんうん、いいのいいの。薬草の効果は私たちが知ってるもの。ただ、私たちは先入観があるからね……一度話を聞いたり目の前で見たら応用しやすくなると思うのよ」
ははぁ、なるほど。確かに先入観ってのは意外と厄介なもんだ。俺だってあっちの常識をついこっちに出しちゃってるもんな。こっちの常識は魔力が満ちていることがベースになってるから俺には思いもしないことがあるし。
サディさんってすごく柔軟な人だよなぁ。俺も少し見習おう……。
「わかりました。じゃあ、ジベラは味も香りも俺に馴染みのある感じだったんで、それでちょっと考えてみます。よかったら、他の調味料とか野菜とか果実とか使えるものいろいろ見せてください」
俺がそう言うとサディさんは両手を合わせて跳ねて喜んでいた。歳は関係ないかもしれないけど可愛い人だと思う。
それにしても本当に俺の適当料理でいいのかなぁって気はしないでもない。
サディさんと俺が話をしているのをルイが座って見ていた。そこまで興味深そうにしているわけでもないのに雰囲気はこっちを注目しているんだよな。面倒見がいいクールイケメン……? なんか不思議なんだよ、ルイって。俺からするとチグハグっていうか。でも、気にかけてくれるのは素直に嬉しいから甘えちゃうけどさ。
とりあえず、サディさんはすぐ出せるものを地下倉庫から持ってきてくれた。魔物肉各種、お酒数種、塩、ビネガー、ブドウ果汁、芋をはじめとする根菜、葉物、ベリー類、カンキツ類、ナッツ類、ハチミツ? この辺が一応ムル村の普通の家庭にあるものみたい。
今はないけど家畜の卵、ミルクなんかも使えるらしい。家畜って鶏とか山羊みたいなやつらしいんだけどお肉のためにいるんじゃなくて卵とミルクの採取用みたいだ。仔を産めなくなった家畜はお肉になることもあるみたいだけど、魔物肉の方が美味しいから需要がないんだって。
香辛料なんかも少しはあるけど高価だからやっぱり特別な時用ってことだ。ハチミツもそこまで気軽には使わないっぽい。だけど、ブドウの果汁では足りない甘みを足すのに使うんだそう。
ブドウも時期があるから収穫後は全部絞ってまずは果汁にする。で、ほとんどがワインになって、甘味料として果汁のまま残しているものがある、と。時間停止箱がある家はそこに果汁を保管するけど、余裕がない家は定期的に火を入れるから煮詰まってくるようだ。やっぱり甘み問題か。
でも……ちょっと勝手は違うけど応用次第でなんとかなりそう。
俺はできれば一口ずつ味を知りたいって言って、昨日のルイとサディさんみたいになってた。だって、メニュー考えるからしょうがないよね。魔物肉もムシャーフはある意味高級肉っぽいからもうちょっと普通っぽいやつの味もみたいし……。
「とりあえず、魔物肉の端っこ焼いてみていいですか?」
「もちろんよ! 端と言わず好きなだけ切って使っていいからね」
「味見だけでいいんで……夕飯もあるし」
俺は肉の色味でなんとなく当たりをつけて4種類くらい焼いて食べてみた。うん、あっちよりはどの肉も美味しい。俺としては豚肉に近いものが欲しかったんだけど、3種類目に食べたやつが近いと思った。予想としてはイノシシみたいなやつが魔化したんじゃないかな。にしても、魔物美味いなぁ、侮れない……。
「そのときは、この肉を使わせてもらいたいです。いいですかね?」
「トゥールフのお肉ね。避けておくわ。他には必要なものがあるかしら? 用意できるかはわからないけど」
「いやいや……手に入りやすいものでやりましょうよ」
そのとき1回っきりじゃ面白くないもんね。だから俺の調味料も使わない。ここで手に入るものだけで何か考えたいって俺は思ったんだ。イメージはある。ただ、どのくらいそれに近く出来るかがまだわからないから、試しに作ってみたくはあるよね。
「薬に使えなさそうな薬草が出たら、それも今度味見させてください。今回は使わないけど、興味出ちゃって……えへへ」
「イクミくんも私みたいなタイプね」
サディさんが俺を見て笑う。確かにそうかもしれない。
好奇心だけはかなりあるから……いつも続かないだけで。
ああ、それにしても、スマホの電波が入れば応用できそうなレシピたくさん調べるのに。電源が入っても電波は入らないからなぁ。だから俺の記憶にあるしょぼいレシピから応用するしかないんだ。
でもまあ頼まれごとが料理で良かったかもしれないな。料理は化学って言われたりするけど、俺は理科とか実験って大好きだったから。なんとなくこうしたらいいんじゃないかなってのが予想つくんだよね。とはいえ、盛大に失敗かますときもあるけど……それはご愛嬌ってやつじゃないか?
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