拷問部屋

ふぇーげる

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鉄の処女

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「ん?」
Eは人里離れた大きな家に泥棒に入った…はず。
金目のものが隠されていそうなドアを開けたらおかしな格好をした人間がいた。そして背後からチクリと刺された。そこまでは覚えている。
大の字で横たえられた体が全く動かなかった。
首から下はどういうわけかわからないが指一本動かすことができなかった。体は何かでぴったりとおおわれているようだった。
しかも肛門には強さを変えながら震えを伝える何かが挿入されていて不快であった。
何かをかぶせられていて目も見えなかった。叫ぶにも口が開かずうなり声しか出かなった。
「くそ。一人で入ったから仲間もわかんねえよな。誰にもこの家のこと言ってねえし。」とEはおもった。
がちゃ。
物音がした。
Eは大きく唸ってその誰かに猛アピールした。
「泥棒め」と男の声がした。
同時に視界が明るくなり、話ができるようになった。
Eは自分がゴム製の圧縮袋に入れられていることを理解した。
声の主は表情のないマスクをした男だった。
「おい、ここから出せよ。あと振動も止めろ。」とEは言った。
「いくら叫んでも無駄だ。」と男は言った。
「おい、解放しろ。ふざけんな!」
「だめだ。」と男は言うと、手に持ったリモコンのようなものを操作した。するとますます振動が強くなった。
「あはぁ…」そんな声など出すつもりはなかったが、喘ぎ声がEの口から洩れた。「何をする気だ。解放しろ」とEは刺激を我慢しながら言った。
「私を楽しませてくれたら解放してやる。」と男は言いながらEの太ももをすっとなぞった。
「ああっ。なんでもやる。絶対にここのことは言わないから解放してくれ。」
「まあ、しばらくこのままだ。なんだか痒いだろ?」
「え。っちょっと待てよ!!」Eは男を引き留めたが男は出て行った。だんだんといろいろなところが痒く感じられてきた。どれだけ身をよじろうとしても真空パックされたEの身体はピクリともしなかった。
Eはそれから声が枯れるまで叫んだが誰も来なかった。Eはあきらめて静かにした。

どれくらい時間がたったかわからなかったが、男が昔の使用人のような恰好をした人間を3人連れてきた。あのドアの向こうの人間のようだった。
「少しは反省したか?」と男は言ってEを圧縮袋から解放した。
「はい。反省しました。お願いですからこの肛門のを取ってください」とEは言った。
「まだプラグはとらんぞ。つぎは泥棒行為に対するお仕置きだ」と男が言った。
「吊るせ」と男が言うと使用人たちがEをAの形をした鞭打ち台に縛り付けた。
「もうしません。もうしません。許してください。」Eは懇願した。
「しない保証なんてどこにあるんだ?」と男は言うと鞭をEの尻に振り下ろした。
「ぎゃああ」とあまりの痛みにEは声を上げた。男はEを場所を変えながら何度も鞭打った。
痛みで興奮したのかEのイチモツが反応したが、何かがつけられていて起たないどころか激しく痛んだ。
鞭の痛みとイチモツの痛みと肛門の栓の不快感が入り混じり変な感覚がした。何だこれはとEは思ったがどうすることもできなかった。
「誓います。絶対にあなたの言うことを守ります。泥棒も二度としません」とEは泣きながら言った。
「その言葉は本当か?」
「はい。本当です。」
「じゃあ、私が飽きるまで私の玩具として扱う。」
「玩具?」
「何でもすると言ったじゃないか。また鞭うたれたいのか?」
「いいえ。玩具になります」Eは訳が分からなかったがそういった。
「私を呼ぶときはご主人様と呼べ。」
「はい。ご主人様。」

男はEに目隠しをした。
脚はベルトで締められ立つこと以外何の役にも立たなくなった。
Eは肘を曲げた状態で後手に縛られた。
男はEの肛門の震える栓を引っこ抜き、肛門に金属が何のためらいもなくねじ込んだ。そして縛られた腕と肛門に入れられた金属が繋げられ、腕を動かすとフック上の金属が直腸の中でぐりぐりと動く感覚がした。
「何をするんですか。」とEは言ったが男は何も答えなかった。
乳首に何かが取り付けられた。
訳の分からないまま男は狭い箱に首だけを出して入れられた。
そして口を大きく広げるリング状の器具を噛まされ、Eの口は閉じなくされたどころか舌の置き場がなくなり意味もなく出し入れするしかなくなってしまった。
Eはうめき声を出し続けた。
Eの乳首にとりつけられたものが振動を始めた。変な刺激を受けEは身をよじったが、身をよじると肛門のフックが直腸を刺激した。
「叫ぶな。お前は物だ。」と男は言うと罰と言わんばかりに乳首の刺激を強めた。
この拷問から解放されようと足の力を抜いて首を圧迫するようにしたが、肛門のフックも箱と繋げられていて首が圧迫されるどころか肛門でつられる形になり、Eはあきらめた。
そして頭にぴったりとしたマスクがかぶせられ人形のようになった。Eの入れられた’箱’は円筒形で「鉄の処女」のような形をしていた。
「やっとできた。なかなかの出来だな。これを居間に運べ。」と男は下僕に命令する声が聞こえた。そしてEは居間の真ん中に飾られた。ギィという音とともに風を感じた。箱は前も後ろも開くようになっていた。
男は悶えるEを時々愛撫したりピシャリと叩いたりして鑑賞しながらおティータイムをした。
箱から出されて眠らされては箱に入れられを何日か繰り返した

居間に飾られる日々が何日かあった後、目が覚めた時には尻を突き出して四つ這いに拘束させられていた。
「ほら。舐めろ」Eの口に生暖かくて少し塩気のあるものが入れられた。Eは直感でイチモツだと思い、思い切り噛んだ。
しかし、それは偽物であった。
噛んだことで偽のイチモツの中に仕込まれていた液体が勢いよく飛び出し、Eは液体を飲み込まざるを得なくなってしまった。
「やっぱりな」と男が言ったのが聞こえた。
Eは液体を吐きだそうとしたがどうにもならず、次第に眠気が襲ってきた。
次に目覚めたときには仰向けで股間を思い切り広げた状態で上半身を少し起こした状態で拘束されていた。手首も拘束され使い物にならなかった。目の前にはEの恥部を映し出すモニターが設置されていた。
「約束と違うことをした罰だ。」と男が言った。
「ご主人様すみませんでした。」とEは言った。が男は無視をした。
「まずは、腸をきれいにしないとな。」そういうと男はEの肛門に点滴につながった太い栓のようなものを挿入した。男が留め具を緩めると液体が勢いよく流れ込んだ。男は液体がすべて入ったことを確認すると留め具をつけて逆流しないようにした。下腹部の張りと大腸がグルグルと動く感じがしてきたが、ひりだそうとしても栓のせいで出すことができなかった。
「次は小さい方の穴だ。」というと男はEの男根に細いチューブを挿入して留め具をつけた。
Eの腹の痛みは限界に近かった。
「すみませんでした。出させてください。」とEは男に懇願した。
「その言葉何回も聞いたが?」と男が言った。
「もうあんなことはしません。」
「それも聞いたぞ」
「何をされてもかまいません。出させてください。」
「本当だな?」
「はい。ご主人様」
Eのその言葉を聞くと男は肛門の栓と男根の留め具を取った。するとEは勢いよく排泄物を出した。
「ありがとうございます。ご主人様」とEは言った。
「はははは。惨めだな。」と男は言った。
男が合図すると下僕がEの排泄物をシャワーの水で洗い流した。男はきれいになった男の股間の男根に貞操帯をつけた。
「口を大きく開けろ」と男が言うとEは従った。Eの口は大きく開けたまま金具で固定された。
「これでも舐めておけ。きちんと舐めると意識を失えるぞ。」というと作り物の男根をEの口に入れ、固定した。

男はゴム手袋にローションをつけてEの肛門の入り口を愛撫したり指を入れたりしてほぐしながら器具を使ってEの肛門を広げて直腸がモニターに見えるようにした。
男はEの乳首に細かく振動するゴム製のペンのようなものをそっと触れさせた。くすぐったいような妙な感覚が全身を走りEは悶えた。
男はしばらくそれを楽しむとペン状のものをEに見せた。
「何をしたいかわかったか?」
Eは呻いて拒否しようとしたが無駄だった。
細くて細かい振動が肛門を走った。
「うあああぁぁぁ」Eはむず痒い感覚に悶えながら呻いたが何の意味もなかった。
細いもので刺激される自身の肛門をEは見せつけられ続けた。
刺激のせいで男の男根は元気になったが、貞操帯に押さえつけられたEの男根はただ痛みを感じるだけであった。
「次はこれだ」というとくねくねと曲がった柔らかそうなものをモニターに写した。
広げられていたEの肛門にそれは容易く入っていった。
男がスイッチを入れるとそれは直腸のなかでくねくねとうねりながら震えた。
Eは気が狂いそうになりながら口の男根を必死に舌で押したり舐めたりして仕込まれた液体を飲んだ。
Eは気を失った。

「大丈夫ですか?」Eは誰かに揺り動かされて起きた。
肛門には振動する物が入れられ嫌なモーター音を立てながら振動していた。
Eはとっさにあの男だと思い込み抵抗した。
「離せ!」とEは必死で相手を殴ったり蹴ったりした。
だが、血まみれになった相手はあの男ではなかった。警察官だった。
呻り声をあげる警察官に対して「すみません。」とEは謝った。
Eは逮捕された。
「ほら、座れ!」Eはパトカーに押し込められたが強烈に振動するローターが邪魔をして座れたものではなかった。
「あぁっ、無理です!!」
「何やてるのか!スイッチを切ればいいだろ?」と警官が怒鳴った。
「そんなもの持っていません」とEは言った。
警察署でEたちはローターを取り出そうとしたが、びくともしなかった。
「なんじゃこりゃ?」
ローターは奥深くまで挿入されており、手術によって取り出された。
この奇妙な事件は新聞にも取り上げられた。
しかも親切にEを起こしてくれた警察官は亡くなってしまいEは暴行致死罪と窃盗罪を問われ重い刑が科された。
Eはあの屋敷の男に監禁されていたことを必死に訴えたが、Eの変態窃盗犯のイメージが独り歩きして形だけの捜査で男の犯行は明るみになることはなかった。
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